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水戸藩の史館員「岡井璵」の「璵」は何と読むのでしょうか。音読みでは「よ」とありました。また、調べたところ「與」とも書くとあり、「あたえ」等なのかなあと思いましたが、人名なので、ご存じの方はお教えください。

A 回答 (2件)

これは難しいなぁ、ネットでは調べても全然出てこないですから、研究者に聞くか、推測するしかなさそう



「與」は「与」と同じ漢字でですから
「璵」を「あたえ」と読ませた可能性はあるかもしれません

一方、「璵」の字のままだと「美しい玉」という意味ですから
同じような意味で「瑶(ヨウ)」という漢字がある
そちらに当てて、岡井ヨウですか、現代でならいそうですが、その時代であり得た名前なのかと考えると、微妙な気がします

となると「あたえ」か、与作さんとかがいた時代ですから、與(与)を使うこと自体は特段珍しくもなかったと思いますし、ちょっとお洒落に、字面に手心を加えたのかもしれない
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この回答へのお礼

ありがとう

「瑶」という漢字は思いつきませんでした。考察をしていただき、ありがとうございます。自分でも、図書館の日本史事典などで調べてみようと思います。

お礼日時:2021/09/28 18:37

「璵」は『古事記』の中に良く出てくる漢字で、「たま」と読ませています。

太安万侶や稗田阿礼が『古事記』の校注で「璵」という漢字に「たま」という読みをあてています。水戸藩は国学が盛んで『古事記』が研究されていたため、『古事記』由来の「たま」という読み方をさせている可能性が非常に高いと考えられます。
「璵」の漢字の部首は「王」ですが、「玉」と共に「たまへん・おうへん」とまとめて呼ばれます。「璵」は中国皇帝の名前などにも使われています。興福寺で発掘された日本最古の将棋の駒は「玉」3枚で「王」はありませんでした。古代の将棋においては王ではなく玉だけが使われていて、後に王が作られたようです。
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この回答へのお礼

ありがとう

『古事記』以来の「たま」との訓は知りませんでした。お調べいただき、ありがとうございます。自分でも、図書館の日本史事典などに当たってみます。

お礼日時:2021/09/28 18:32

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