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イギリスの2013年発表の7つの階級制度
・エリート階級
・確立した中流階級
・技術系の中流階級
・新富欲労働者階級
・新興サービス労働者階級
・伝統的な労働者階級
・プレカリアート階級

について皆さんの考えと意見を聞かせてください

A 回答 (1件)

イギリスに長く暮らしたこともなく、数回旅行した程度では、イギリス社会のことや階級のことなどわからないです。

 せいぜい、暮らしたことのある人の雑感を見聞きして、そんなものかと想像するしかないいです。
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イギリスに3年間、在住している日本人の女性に彼女が肌で感じたり、また体験したりした階級認識についてインタビューを実施した(2010年12月27日、国際電話にて実施)。彼女は現在、ロンドン市内の輸入雑貨を取り扱っているお店でパートタイマーとして働いている。彼女が勤めている店舗の顧客の層は中流階級以上であり、まず労働者階級の人の来店はないという。そこで筆者は、彼女にまず英語の発音についてインタビューをした。
英語のアクセントとは、イギリス国民にとって最も重要なアイデンティティの見分け方の一つであると筆者は考えている。彼女自身の見解の一つとして、ロンドンのイースト・エンドに居住している下層の人々が話す英語は聞き取りにくいという点があった。なぜなら、現地ではその地域の英語はコックニーと言われ、『H』の発音をせず、また母音を混ぜて発音をするからということである。また話し方にも差があり、お店に来店する上流階級の人々は全体的にゆっくりと呼吸をしながら吃るように話すとしている。イギリス国内において標準英語は大きく「上流」と「非上流」に分けられ、クイーンズ・イングリッシュ、BBC放送で使われているBBC英語などが「上流」といわれている。下層中流階級出身のサッチャー元首相の英語は明瞭できれいな英語であるといわれていたが、オックスフォード大学卒の彼女でさえ、個人教授でクイーンズ・イングリッシュを習得したといわれている。イギリスでは言葉というものでその人の背景を判断する、ということがこのサッチャー元首相の実体験からも読み取ることが出来る。オックスフォード大学という名門大学を卒業という学歴だけでは覆い隠す事が出来ない階級社会の一つの例である。
次に福祉施設の違いについて質問をし、その中でイギリスの医療における階級格差について話してくれた。まず病院には完全無料の公立病院か、有料の民間病院の大きく分けて二種類が存在するという。労働者階級の利用する公立の病院には通常、予約なしや、ローカルのかかりつけの医師の紹介状なしで直接行っても、診察をしてもらえない。しかも予約が取れないは日常的であるという。その一方、有料の民間病院では手厚い処置が約束され、このような手間もなく診療を受けることができる。しかし、患者が病院に支払う医療費は高額になるため、低所得者すなわち下層中流階級より下の労働者階級の人々はその恩恵にあずかることは出来ず、主な利用者は上層中流階級以上であると彼女は答えた。その起源を調べてみると、これはマーガレット・サッチャー政権が福祉国家の解体を掲げ、医療費抑制政策を採ったためであるということが考えられた。医療問題において筆者は日本より欧米のそれがより優れていると考えていたが、そこには階級社会から生じた収入の格差が大きく関係していると筆者自身感じたのである。
最後にパブについて質問をしてみた。パブはイギリス国民にとっての他人との交流の場としての大きな役割を担っていると感じたためである。外国人である彼女は基本的にパブを選ぶ際、特別に意識をすることはないが、イギリス国民にとってその階級によって入店の仕方まで異なるとしている。店内も二つに仕切られているお店が多く存在し、主に中流階級以上は店内に設置してあるソファを利用し、労働者階級など下層階級はカウンターを利用するのが一般的である。そして、彼女は最後に外見的にみたイギリスの階級認識について話してくれた。外見的とは、一般的に上流階級の人々の方が労働者階級の人々よりも痩せていてスマートだと付け加えたのである。これは、筆者にとっても過去イギリスを訪れた際に感じ疑問に感じたことの一つでもあった。平均的な収入も労働者階級と上流階級では歴前とした格差が存在している。しかし、収入が多い上流階級の者がスマートで反対に労働者階級の人たちの体格が大きいのはなぜなのだろう。そのような疑問からもやはり、上流階級と労働者階級では、その食生活の違いからその見た目、体格までにも影響を与えていくという根拠のない驚きも発見できたのである。この外見的な比較は「ぺディグリーの違う代々の英国労働者階級は、貴族と違って確かに小さく、太っている人が多い。
BBCテレビで英国の階級意識を考え直すという特集があった。そこに登場したある貴族の老婦人が言ったものだ。「そんな事は不可能よ。ぺディグリー(血統)が違うもの。労働者階級の者がわれわれと同等になれるはずがない。論外よ。!」とある様に、イギリス国民の特に上流階級には、それは事実として存在し続けている。血統と学歴は、イギリス国内において強く結ばれている。

大工の子、農家の子、漁民の子、お寺の子、高級官僚の子、工場労働者の子、飲食サービス業の子、役者の子、一般事務員の子、医者の子、岩手の人と薩摩の人と大阪の人とでは 話し言葉も生活感覚も獲得する知識にも、大人になって住む場所も、収入を得る方法も違ってくるのは、ある面、自然なことです。 それだけ生活や文化が変われば、「自分ら vs あいつら」を異なるものと認識するのは自然のなりゆきです。

インタビューで、階級について重視せず、本人の志向・才能・努力の重要性を答えているのだし、首相も階層縦断的、大英帝国彰勲章も出自でなく人気や実績でだしている社会です。 存在するのは、「自分と同様のアイデンティティを持つと認める」「あんな奴らと区分」「あの人達とは違うんだから」という認識だけでしょう。 それをマトリクスで区分すれば、多数の階層があるということになるでしょうが、商業的センセーショナルな行為でしかないと思います。 4,5年毎に、新説を出せるでしょう。 2020年代向けとしてはイギリスではブームも去ったでしょう。 日本の翻訳出版は2019年だから、あと2年くらいでしょうか。
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