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次の仕訳はどのようになりますか?

1. 得意先住友商店が倒産したため、売掛金50,000 と受取手形42,000 が回収 不能となった。このうち、売掛金50,000、受取手形22,000 は当期発生分で ある。なお、貸倒引当金の残高は45,000 ある。

A 回答 (1件)

貸倒引当金は、前期末の残高をベースにして計上している。


そのため、回収不能額の内、当期発生分に対しては利用できない。

では、回収不能額の中に含まれている前期末残高の合計額がそのまま貸倒引当金として計上して良いのか?
これは、「計上している貸倒引当金の金額を上限として利用できる」となりますので、もしも、回収不能額に含まれている前期末分が5万円で、貸倒引当金が4万5千円だったとすれば、超過している5千円は貸倒損失となります。

これを理解した上でないと正しい仕訳は書けません。

今回の場合
①売掛金5万円
 当期発生分は5万円なので、前期末分は0円
②受取手形4万2千円
 当期発生分は2万2千円なので、前期末分は2万円
③前期末分の合計は2万円に対して、貸倒引当金は4万5千円なので、前期末分2万円は全て貸倒引当金で処理できる

という事から
【仕訳】
貸倒引当金2万円/受取手形4万2千円
貸倒損失7万2千円/売掛金5万円
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2021/10/08 17:14

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