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幼少期に児童養護施設にいた子ども(1.2年程度)は、成長してから精神的な問題や性格に問題を持つことは多いですか?
(児童養護施設に入所したことのない子どもたちと比べて)

私は高校3年の女子です。
私は4歳の時に児童養護施設にいて、5歳の時は里親の家にいました。
理由は聞いてないですが姉から聞いた感じだと育児放棄なのかな?っで感じです。

6歳から家族みんなで一緒に住んでいます。
9歳の時に妹が生まれて、10歳、11歳頃からはほぼ毎日何か母を怒らせると怒鳴られたり、叩かれたり(これは毎日ではありません)、家から追い出されたり、
ひどい時は包丁を向けて脅されたり…
中学生の時は殺人未遂レベルのことをされました。
今は虐待のようなことはされてはいませんが、母は性格に問題があるので人を馬鹿にしたり、傷つくようなことを言ってきます。簡単に言うとデリカシーがないです。
やめてと言って素直に聞く人ではありません。
自分が一番正しいと思っている人です。

私がなぜこのような質問をしたのかというと、私の性格に母や児童養護施設に入所していたことなどが関係しているのかが知りたいからです。

私は基本的に人を信用していません。
多分一番身近な存在の母に上に書いたようなことをされていたからだと思います。
悩みは母に相談したことは一度もありません。
辛い時に一度相談室の先生に相談しましたが学年の先生たちに(多分全員)バラされ、それからは一度も誰にも悩みを相談したことはありません。
警戒心が強くて仲がいい友達がいますが私は信用していません。相手は私を親友だと思ってくれています。
もちろん、恋人がいたこともありません。

自分のことを絶対に人に知られたくありません。
相談室の先生にコミュニケーションの一環として色々聞かれていた時期がありました。
趣味、好み、家に帰って何をするのか、暇な時に何をするのか。どれも答えませんでした。
中学校の時のことを聞かれたこともありますが、過去のことは特に全て知られたくありません。

中学は不登校の時期があり(原因は母からの虐待(上に書いた殺人未遂レベルの虐待)から人に会えなくなったり、被害妄想、自殺願望を持つようになったから。)、その後は相談室登校をしていました。
高校もほぼ相談室登校をしています。

警戒心が強い、人を信用できない、人を避けていた時期が何年もある上に友達はほぼいないので人とコミュニケーションをとることがとても苦手です。

遡れば、やっぱり4.5歳の時や虐待を受けた時のことを考えてしまいます。
親の愛情が必要だった時に親がいなかったから?
愛されていなかったから?
傷つけられたから?
それとも、ただ私に問題があるのに過去の出来事のせいにしているだけなのか。

変わりたいのに簡単には変われません。
一応親だし、毎日虐待を受けていたわけではなく遊びに連れて行ってくれたりして良い面もあるので憎めません。

これから大人になるのに色々不安です。

長くなりましたが、質問は最初に書いている通り
幼少期に児童養護施設にいた子ども(1.2年程度)は、成長してから精神的な問題や性格に問題を持つことは多いですか?
(児童養護施設に入所したことのない子どもたちと比べて)

A 回答 (4件)

「三つ子の魂百までも」という言葉もあるように、幼少期に受けた傷は長く残るよ。


そのため、どうしても性格にゆがみが出やすいよね。
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はい。

あります。
発達心理学の分野で「マターナル・デプリベーション」といいます。
日本語に訳すと「母子相互作用欠如」「母性剥奪」「愛着欠如」という感じになります。
いわゆる「ホスピタリズム」(施設入所児の心理的豊かさの著しい欠如)を研究していたボウルビィという医師・学者によって確立された概念です。

母子相互作用(母と子との間の、心からのかかわり関係)が著しく欠如すると、愛着欠如といって、他人を心から信用することができなくなり、他人とのコミュニケーションがうまくゆかなくなるなど、発達に深刻な影響が生じます。
就学や就業に支障が出ることも多く、不登校や頻繁な転職といった形で表面化することも多々あります。

つまりは、このような一連の状態を「マターナル・デプリベーション」と呼んでいます。
早い話が、「病的とも言える人間不信」と思っていただくと近いでしょう。

他人から信頼される経験を数多く積んだり、もちろん、自分自身からも心を少しずつでも開いてゆく経験を積まないと、決して、状況は改善しません。
要するに、意図的にお互いの信頼関係(心からのかかわり)を築かないと、自身の心を閉じ込めてしまうわけです。
そうなると、当然、孤立してしまいますし、周りからも理解されなくなってしまい、最悪の場合、精神的な疾患すら招きかねません。

幸いにして、あなたは、自分の状況を、外から客観的に見ることができる力のようなものを持っておられます。
お書きになった文面を拝見しても、そう思います。
だとしたら、過去にあったことにその原因を求めるよりも、現在と将来を自らの努力で変えてゆくべきかと思います。原因に学ぶ、とでも言ったらよいでしょうか。
そういう努力はできるはずですし、あなたはまだまだ変われると思います。
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児童養護施設も、ピンキリですよね。

お粗末な施設もあれば、そうでなく環境や職員に恵まれた施設もあります。
また、児童養護施設に入所する子供の事情も色々です。虐待やネグレクトからの保護が理由である場合もありますし、経済事情でのこともありますでしょうし、親の入院や死亡。或いは収監などにより、子供の養育ができない状況があってのこともあります。

そして、どのような事情であれ、子供にとっては養育を放棄されたことの単なる結果ですよ。
ですが、養護施設に入所しない子供は、誰もが最低限の養育を受けている子供だと、必ずしも言えるものではない。養護施設での保護は、子供の福祉の為にあるものですから、その場にいることは、その状況としてはベストなことであるし、それすらも得られない子供達が、実際としているのです。

ですので、養護施設に入所したかしないかが、あなたの問題に関係がある時は、その施設が子供を保護するに相応しくない環境であった場合のみでしょうね。

養護施設に入所したかしないかが、あなたの問題とは関係ない場合。それは、あなたの生育歴に原因があるといえますが、それが原因だとしても、過去を変えることは出来ないし、その過去はあなたの責任ではない。
だとしても、この先にあるあなた自身の責任回避の理由にはならない。人は、足りないながらも、ベストを尽くすしかないのです。自分が何者であるかは、あなた自身が証明しなくてはならない。あなたは、今現在としても、ベストを尽くしているだろうし、これからもそうなんですよ。

その不安は、どんな人も逃れることができない不安ですよ。どんなに、優しい親がいても、どんなに充分な環境があったとしても、或いは、苦しみや悲しみしかない生活であったとしても、自分の人生を他の何かや、他の誰かに肩代わりさせることは出来ないのです。

共に生きる世代と、ほんの少しでも、その不安を分け合ってゆけると、いいですね。
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スラムにいる子ども達と 似たような環境だろう。


彼らの親は平気で子供を殴るし 場合によれば子供に売春させたり ヤクを売らせる。
育児放棄もちょくちょくあって 日本と違って国が保護しないから 子供はギャングのような物乞いや ゴミ拾いをしたりする。

彼らに「問題があるのか」と聞けば 彼らは首を傾げるだろう。
彼らは それ以外の生活を知らない。
ただ「とにかく美味しいものと 安心して寝るところが欲しい」と願う。

しかし貴方は 親の育児放棄や虐待に近い行動が 「おかしい」と思う 正常な感性と知識を持っている。
ありがたいことだ。
不幸としたら 周りは自分と違う と感じてしまうことだろう。

多くのそういった 心に傷を負った あるいは悪い前例を見た子供は 確かに日本で言う 「精神的な問題」や 「性格の問題」を抱えやすい。

が 別に「間違って」はいない。
それも人の正しさだ。
日本的な安穏たる社会集団の考えからすれば 「信頼に足らない」とされる可能性は高いことには 注意すべきだが。
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