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可変光減衰器には色々な方式があると思いますが(液晶,化学材料など),結局全て光の反射を繰り返させて減衰させているのでしょうか?
勉強不足で理解できていない部分がありますが,ご教授お願い致します.

A 回答 (1件)

>結局全て光の反射を繰り返させて減衰させているの?


超高強度レーザーや超短パルスレーザーなどのように、物質を通すとビームが乱れてしまう場合には反射で減衰させますが、一般的にはそのような物は稀です。
光減衰器と一口に言っても、ビームパターン(強度分布)を保ったままか崩しても良いかで方法は異なります。崩しても良いのであれば、極端に言えばビームの途中に絞り(じゃま板)を入れても良いし、カーテン越しでも可能なので、カメラの絞りのようにじゃま板の場所やカーテンの目の間隔を変えればいい。
無偏光々か変更光かでも、方法は異なります。無偏光々のまま強度分布も変えないで強度を変える一番簡単な方法は、吸収物質を使う事です。可視光線なら墨など色素の濃度を変えたりします、波長によってはガスでも可能なので圧力を変えます。濃度を変える方法は沢山あります。飛行機の窓ガラスは電圧によって濃度が変わるエレクトロクロミック効果を使っています。光で濃さが変わるサングラスなどはフォトクロミック効果を使います。
偏光光の場合は、偏光フィルターを2枚重ねて偏光方向を互いにずらすと互いの角度によって透過光の強度が変わります。
百万分の一秒以下の高速で強度を変えたい場合(シャッター)には、電気光学効果を持った光学素子(ポッケルスセルやカーセル)と偏光板を組み合わせます。
まだまだ沢山あります。
用途によってこれらを組み合わせて使います。
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この回答へのお礼

Thank you

詳しく教えてくださりありがとうございます。
ものすごく勉強になりました!

お礼日時:2022/02/19 16:07

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