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大学のゼミと研究室はどういった違いがあるのでしょうか。インターネットで調べだところ、理系は研究室、文系はゼミのように分かれていると書かれていましたが、理系でもゼミという言葉を使われているのを耳にしたので、実際はどういった違いがあるのでしょうか。ご回答お願いいたします。

A 回答 (1件)

元大学教員です。

40年以上前にどういう違いがあったかは知りませんし,調べておりませんが,seminar は研究室という意味で,ドイツ語の発音ではゼミナール(ルはそんなに大きな音ではありませんが)です。ですからどちらも同じことを指しているだけのことです。
 40年くらい前より以前は,第二外国語はドイツ語が一般的で,読むべき論文もドイツ語で書かれていたりしましたが,もう40年くらい前からは理系では共通言語がとっとと英語になってしまってたと思います。でも大学で学生間で使われる一種の「スラング」はたいていはドイツ語由来。例えば,アルバイト・ゲルピン・ゼミ・バックシェーンなどなどですかね。もう使わないから忘れた。で,この文化が主に文系の学部で残っていたという印象が強いです。
 工学部で4年生で卒論をやる段階では,学生は研究室配属という言葉で各研究室を希望してそこに配属されておりました。ゼミという言葉を使う先生が比較的少なかったと想像します。文系では,卒論をやらなくてもある先生の下で輪講やらをやる文化があって,それをゼミと呼び,大学によっては1年生からそこに配属されているような印象があります。こういった文化と,配属の仕方等の違いが,その二つの言葉に残っているという印象です。
 多分,そういうことを研究している先生はいないでしょうから,正解は得られないと想像しますので,ひとつの印象・想像として上述を考えていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

長文でのご回答、ありがとうございます。
とても勉強になりました。

お礼日時:2022/03/27 00:49

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