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前々から気になっていたことなんですが、「他」と「外」の違いってなんでしょうか?
微妙なニュアンスの違いなのでしょうか?
ご回答宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

「外」は「区域外」「時間外」のように接尾的に用います。

・・・の範囲の外(そと)、・・・の外(ほか)などです。
「他」は三種類の凡例があります。
(1)「他に例がない」「他の問題に取り掛かる」のように、それ以外の物事、別の事、他、です。
(2)「自他ともに認める」「他の人」のように、自分以外の人、他の人、他人、です。
(3)「他に移る」の、他の所、別の所、他所、です。

 しかし、「他」の用法における「自他」の場合、「農村」と「都会」では違いがあります。「都会」では、自分以外の人・他の人・他人とは、文字通り「自分以外の人」という意味で「他の人」の「他」を使用します。しかし「農村(田舎&地方)」においては、土地の論理が優先し、相手と自分の境界線を曖昧にしないと暮らせないので「外の人」などのように「外」を使用します。これは「苛め」などにも使用される凡例であり、その人を除外したい場合などに「外人」とかいう言葉を使用します。このときはじめて「田舎&地方」の人は境界線を設けるわけです。しかし「都会」における「都会人」とは、誰もがここに住むことを条件としてますので、自分と他人の区別があるが「除外」するということができない生活条件ですので、この意味で自分と相手を区別するために「外の人」という使用法はありません。
 長くなってしまいましたが、「他」のおける用法においては「人称」においては、都会は「他」、田舎&地方は「外」です。
 田舎&地方・苛めなどにおいては、この人称のほかにも「微妙な使用法」があるので、そこは経験で体得してください。
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この回答へのお礼

土地によっても使い方が違うんですね。
参考になりました。

>そこは経験で体得してください。

分かりました。
まだ経験が浅いもので^
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 21:38

外:範囲の区別(自分の範囲ではない、内ではない)

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
#1の回答とともに参考にさせて頂きます。

お礼日時:2005/03/25 21:30

この質問は面白いですね。

勉強になりました。

(1)「他」を「ほか」と読む訓は、意外にも常用漢字表に載っていません。「外」を「ほか」と読むのは載っています。

(2)「他」も「外」も他の漢字と組み合わせて多くの熟語を作りますが、「ほか」という意味で使う場合はほぼ「他」を使います。「外」を含む語は、ほとんどの場合「そと」と解釈するのが妥当です。

(3)「ほか」を含む表現として、「ほかでもない」「思いのほか」「ほかならぬ」「ほかならない」「~するほかない」がありますが、このうち「ほかならぬ」「ほかならない」はどの辞書でも「他」を指定しています。それ以外は「他」「外」どちらでもいいようです。
 これらの句で「他」「外」を使うことによる意味上の違いは生じないと思います。

 その他の場合でも、「ほか」を「他」と書くか「外」と書くかで意味が異なる場合は考えにくいと思います。

(4)Googleで検索すると(検索プログラムの特性の問題があるので、目安としてください)、
+"他でもない" 47500件
+"外でもない" 6950件、しかもこのうちかなりが「内でも外でもない」の類

+"思いの他" 31000件
+"思いの外" 80600件

+"他ならぬ" 69800件
+"外ならぬ" 3220件

+"他ならない" 265000件
+"外ならない" 6610件

+"する他ない" 5680件 
+"する外ない" 344件

となっています。
多くの人が「他」を使いたがるのは、「外」の字は意味が広いため、あいまいさを避けたい心理が働くことによると思います。「思いの外」だけは、なぜか「外」が多数派です。「思っていたのが外れた」という感覚があるからでしょうか。

この回答への補足

済みません。
お礼の言葉が抜けていました。
回答ありがとうございました。

補足日時:2005/03/25 21:31
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この回答へのお礼

やっぱ日本語って難しいですね~(水野晴郎風に言ったつもり)

「他」も「外」も根本的に変わらないんでしょうかね。

>多くの人が「他」を使いたがるのは、「外」の字は意味が広いため、あいまいさを避けたい心理が働くことによると思います。

なるほど。
だったら、「外」の字から「他という読みを無くしたらいいような気もしますが・・・・
「思いの外」のために残しておくのも良いんでしょうが・・・・

お礼日時:2005/03/25 21:28

漢和辞典をお引きになるといいでしょう。



要点だけを書きます。

他:自分以外、よそ
外:内側の反対

他は、自分とそれ以外との対比を指し、外は、自分の領分かそれ以外かを指す(範囲という意味合いがでてくる)。
こう理解するのがいいかと思います。

なお、やまとことばにおける「ほか」と「そと」は、広辞苑によるとほぼ同じ意味と捉えられるようです。

この回答への補足

ということは

他:対比
外:対比+範囲

ということでいいんでしょうか?

補足日時:2005/03/25 03:52
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 21:31

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