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一般的な高校で、論文を書きますか?

私は高校生で、論文を作成中です。
論文についてネットで検索しても、大学の卒論に関してしか出てきません。
そこで、他の高校も論文を書くことがあるのか疑問に思いました。
私の高校が特異的なのでしょうか?

皆さんが通っていた高校での経験で構いません。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

国が違いますが、ウチの子どもたちは高校で論文書いてました。



私はプロファイルの様な、アメリカの田舎に暮らす隠居爺です。
今、子どもたちは当地の州立大学の大学院に通っていますが、高校時代には自分で研究活動をして、その成果を論文にまとめて企業や財団などが主催する懸賞に応募していました。
通っていた高校は地元の普通の公立校で、そこに限らず、どこの高校でもやる気のある子たちは居るもので、どこでも普通にそういう活動はされてました。

以下ではうちの子どもたちの例でも紹介してみましょう。

当地の大学には入試と言うものがありません。
一方、高校までが義務教育で、高校はどこも普通に教えるべきことを教えるもので、日本のように大学進学に特化したような内容や教え方はしません。

また、これは他の地域と同じかどうかは知りませんが、この町を含む地域では、小学校のころから義務教育を終えた後の自分の進む道について考えさせる教育をしています。
親は義務教育までは面倒を見てくれ、それ以降は親の手を離れて『巣立つ』というのが社会の子育てに対する基本的な考え方だからです。

つまり、義務教育の家庭では、進学するにせよ、社会人になるにせよ、高校を出たらあとは自力で生きて行かなければならないので、そのための知恵を授け、必要な覚悟と準備をさせるのです。

具体的に言うと、小中学校の段階で、『生活する』という事と『収入を得る』と言うことについて、生活に必要なことは何で、それにはいくらかかるか、どんな職業ならいくら収入が得られ、その職業になるにはどうすればいいか、などを調べさせ、自分がなりたい姿を決めさせるのです。

そして、高校の段階で、そのための準備をさせるのです。
大学に進学したいなら、どこの大学が良いか、そこに入るはどうすればいいか、そこで必要になるお金は同準備すればいいか、などを考えさせ、実行させます。

ウチの子どもたちは、大学に入るために『論文』で意思表示・実力提示しようと考え、それを実行しました。

入試がない当地の大学では、やる気と実力を大学に提示し、入試に相当する選抜に挑戦します。
そのやる気と実力があることを示そうというのが論文でした。

『提示し』と書きましたが、ただ口先で言ってもダメです。
実際に何か証拠を示して『どうだ、その気があると言えるだろう』と相手を納得させなければならないのです。

また、志望大学にその論文を出そうというのでもありません。
権威のある懸賞論文の募集に応募し、そこでいい評価を受け、それを示してやる気と実力を見せるのです。

当地には世界的にも権威のある学生向けの懸賞論文の募集が毎年あります。
特にそうは謳ってませんが、この目的の高校生に向けたというのが一般的な見方です。
例えば、半導体のインテルや、医療機器などのシーメンスなどです。
ほかにも有名な財団なども同じようなことをしています。

この手の企画が募集する論文は、半端じゃありません。
夏休みの自由研究とは違い、大学院の博士論文よろしく、研究内容や調査検討の進め方、解析手法、文章のまとめ方などの全てが国際学会に通用する基準で評価されるからです。

なので、ウチの子どもたちの場合は理系だったので、題材の選択の段階から自分で近隣の大学の関連学部に行って事情を話し、研究者を紹介してもらって考えを説明し、メンター(助言者)になってもらう交渉をしました。
そんな人たちの指導を仰ぎながら、研究計画を立て、理論の勉強をし、仮説の設定、調査・実験準備・試作・実験・解析・理論的裏付けの構築などをやってました。

そんな内容なので試行錯誤を何度もすることになり、満足できるものを仕上げるには『年』の単位の時間がかかりました。
まとめも大学のライティングセンターなどの世話になってました。

当地では、子どもたちのこうした活動は普通にあり、大学はそういう子どもたちの世話もよく見てくれます。
何せ、そういう論文には支援した大学名やメンターの名も書かれます。
子どもたちが良い評価を受けると、大学もメンターもそれを誇りに出来ますから。

この手の論文は、いくつかの関門を通ります。
まずは受理。
提出しても、夏休みの自由研究レベルでは受理してもらえません。
最低限の要件は全て満足されなければなりません。

その後、州内の地区評価、州の評価、いくつかの州が集まった地域の評価、最終の世界中から集まった論文の中での評価となります。

ウチの子どもたちのものがどこまで行ったかはご想像にお任せしますが、どれもそれなりにいい評価をいただき、おかげでいい大学に入れました。
日本には知名度のない大学ですが、世界的に権威のある英国の大学ランキングでは毎年東大と比肩するところです。

こういう『成績』は入学選抜に限らずいろいろなところで役に立ちます。
例えば奨学金。
子どもたちは返さなくていい奨学金を大学の今までずっともらえています。
これは授業料と生活費全てを面倒見てくれるものでした。

アメリカは国公立でも大学の学費は安くありません。
子どもたちの大学の場合、授業料が年額 400 万円以上、それに寮費、保険・医療費、教材費、交通通信費、食費などの生活費が年額 200 万円以上、それが今まで7年間だとひとり 5,000 万円近くです。
バカにはできません。

ほかにも、大学に入った後に、早く専門の世界にチャレンジしたいと言って、興味のある分野の研究に混ぜてもらいたいと研究室のインターンに応募して受け入れてもらえた時にも効果があったと言います。

普通、研究室に入れるのは学部の3~4年生という事のようでしたが、チャレンジングと言うのを評価されて混ぜてもらえたそうです。
大学院の今もその研究室で研究を続けています。

今はそういったチャレンジングな人をリクルートする立場になったそうで、最近バングラディッシュからの意欲のある人を受け入れることにしたと言っています。
コロナ禍でも、発展途上国でも、そういったチャレンジングな人は居るんだなぁと言っていました。

私のところのお話は以上です。
高校生が書く論文だからと言ってバカにしてはいけません。
世界は広く、頑張っている人はたくさんいるのです。
『それで自分の将来は自分で開く』ぐらいの強い意志で臨まれてはどうですか。
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自分の頃は無かった。



> 私は高校生で、論文を作成中です。

フツーに考えるなら、せいぜい原稿用紙数枚とかの、論文って名前の作文とかレポートなのでは?

原稿用紙何十枚とかで、内容が良ければ学会に送るような論文なんでしょうか?
学会誌、学術誌に掲載されたとかの実績がある?

そんなしっかりした論文書いてるなら、調査研究や執筆時間で学習時間が圧迫されそうだけど、大丈夫か?って思う。
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論文なら,高校生が書くものも大学の4年生が書くものも同じです。

わかりやすいもので,いいことがたくさん書いてあるのが
https://fwds.hatenadiary.jp/entry/20050703/11203 …
にあります。
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あるやないかい!こんなん、すぐ見つかったわ。

どないなっとんのや。

(2) 高校生で論文執筆!?日本で国際バカロレア(IB)を取得したUCLA生が高校で書いた論文を公開! - YouTube
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マルバツ式で学力が付かないから今導入するところが増えています。

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