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マルクスの唯物史観の中では、
生産力と生産関係はいつか矛盾するから資本主義もやがて破綻する。
よって共産主義に移行する必要がある。とされているそうですが、
彼の理論通りなら共産主義も時間が経てば破綻してしまうのではないでしょうか?
共産主義が破綻した後は何になる予定だったのですか?

A 回答 (3件)

弁証法的に考えれば共産主義社会も次の段階の社会に発展するはずですが、唯物史観では共産主義社会で発展は終わるとしています。

この理由の一つは、唯物史観はヘーゲル弁証法を唯物論に焼き直したものなのでヘーゲル弁証法と同じく発展の最終段階が存在している事、もう一つは唯物史観は革命を合理化するために立てられた理論なので「共産主義社会が到来」と言う結論を最初に決めていたからです。
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独裁社会となります。


共産主義とは所有を廃止した、完全平等社会ですが、平等は存在しませんので、強引にルールを作り平等と宣言します。このルールを決定する者が必ず存在しますので、彼が独裁者として君臨します。結果、資本主義→共産主義→独裁主義へ移行で完了。
独裁主義への移行時には、平等社会を夢見た純粋な共産主義者は、これは違うと怒り狂います。結果的に、彼らはゲリラとなり政府に立ち向かうか、又は、その前に独裁者により粛清されて殺されます。歴史を見てください、共産主義革命で、混乱中の国は全部このパターンです。
共産主義は、革命で達成された瞬間に破綻し、独裁主義へ移行します。
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ノストラダムスの大予言じゃないのだから、それは次代の学者の仕事でしょう。



個人的には、こんな社会だろうか。共産主義的理想社会としてあらゆるものが共有され、個性すら排した「ユートピア」、現実社会における理想の追求を破棄した諦観社会としての「桃源郷」。そんな感じだろうか。

物欲色欲にまみれたヒトが到達できるとはとても思えないが・・・。
とはいえ、極めて稀にではあるが、間違いなくそういうヒトがいることは間違いない。
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