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第一次世界大戦は不可避だったのでしょうか?

A 回答 (10件)

第一次世界大戦は1941年12月時点では避けられたとしても、いずれかの時点では、という意味で不可避だったでしょう。

アメリカは既に中国戦線には実質的に参戦してましたし、アジアの有色人種と交渉する気はなく、ひたすら日本を耐え難い状態に追い込む政策をとってましたから。
 避けられたとしたら、屈従、そのもので永続的ではあり得なかったでしょう。また、軍部の専横は目に余る状態になったでしょう。ついでに思い出話をします。
 私の父はJRの前身の職員でしたが、列車が到着すると、客は列の順に従って乗車しますが、一人佐官級の軍人が他の客を押しのけて割り込むのです。ある朝、父はその軍人に「一つ、軍人は礼儀を正しくすべし」と怒鳴り上げたといいます。特段、報復ということもなくケリはついたそうです。
 沖縄決戦も破れ、次は本土決戦、我が家の父母は子に向かって「敵がここまで迫ってきたら、まず、お前を殺して私たちも死ぬ、」と説きます。他の子は承知したのですが、末っ子の私は、「いや、僕は山の中に逃げ込む」といい、父母を呆然とさせたものです。その夜から山中に壕を掘って潜み、近づく米兵を棒切れでやっつける夢をみました。
 学校でも生徒に竹槍を持たせ、「少年特攻隊」とか書いたタスキをかけて町中を行進です。ところが戦時中に落とされた爆弾は、余った一発をたまたま見かけて集団に落としたらしい、結果は20数人の死者がでる悲惨なものでしたが、基本的には平和な町で、生徒の気も緩んでました。行進に飽きて、「おーてーてんぷらつないでこちゃん、のみちをゆけばばさん、」と歌いだす奴がいました。回りがそれに同調して、とんでもない特攻隊になりました。先生が飛んできて辞めさせました。帰校して午後から授業のはずでしたが、他のクラスの授業は始まってるのですが、私のクラスは先生が来ません。退屈だから、ワイワイと大騒ぎ、教壇まで使って取っ組み合い、と騒いでました。そこへ教師、30歳くらいの女教師が帰ってきます。彼女のビンタは戦争に青春を奪われた恨みを込めた一撃で、一時間以上、打たれた跡が痺れて感覚が無くなるくらいでしたから、覚悟しました。
 ところが彼女は校長以下にどれだけ叱られたか、打擲もあったか知りませんが、何かフッキレタ様子で、町中で歌を歌ったことから、今、教室でやってたことを全部、教壇上で再現しなさい、それが終わるまで帰ることは許しません、と宣言して机に座り込みます。
 一同、シーンとしてなすすべを知りません。10数分して,このままではラチがあかないと見た私は教壇に出て「おーてーてんぷらつないでこちゃん、のみちをゆけばばさん、」と歌い、実際、それから先は知らなかったのですが、「そこまでしか歌ってません。」と席に戻ります、すると、すぐではないけど、他の子も教壇にでて歌いだします。それが終わると、彼女は「教団の上の取っ組み合いもやりなさい」と言います。そうなると図に乗った生徒は10人くらいで取っ組み合いをはじめます。あまりの騒ぎに校長が廊下に覗きに来たのが見えましたが、何もせずに引き返しました。 それで一応、彼女の気が済んで、授業なしで下校しました。その後は何事もない日々が続いて夏休みになりました。そして夏休み中に終戦です。戦後も学校は一応、何事もなく運営されてました。クラスに多分、朝鮮半島からの徴用工の子でしょう。気立てのよい子がいましたが、泣く泣く、南か北かは知りませんが帰って行ったそうです。
 さて、終戦です。それまで乏しい食料を配給制度で分かち合っていたのですが、満州、朝鮮などの外地から帰国する人が軍人も含めて620万人余、たちまち、食料不足になり、インフレが始まります。米軍からの放出物資とかが配給されたりするのですが、これがアメリカ兵はこんな旨い物食って戦争してたのか?チョコレートには感激しました。
 この価値観の大変化の時代、「撃ちてし止まむ」からアメリカ様様への転換、教師を含め、有名評論家は見事に変身を遂げてアメリカ一辺倒になります。昭和一桁世代、私は辛うじて二桁ですが、この世代は指導者の豹変ぶりを見て権威に対する恐れを失います。そして実社会に出ると、アプレゲール、要するに戦後者という意味ですが、上司を恐れず、やりたいようにやる、という形で猛烈な仕事をやり始めます。そしてトランジスタラジオの技術を生み、安くて丈夫な自動車を作り、半導体技術では常に世界の最先端を行き始めます。高度成長時代です。
 高度成長期の役人、公務員は薄給の見本みたいなもので、「そんな給料で、よく背広着て革靴履いてるな」と笑われる存在でしたが、経済成長に結びつく投資は、税金でなく、借金でまかなっても将来の税収増に結び付く、と屁理屈をつけて高速道路網は国債でまかないます。また、通産省は成長分野の技術に大型プロジェクト制度を設けて民間の開発を支援します。関連する業界の組合に研究費を供給して成果を共有する超LSI技術研究組合による1MBのDRAM開発、「航空機用ジェットエンジンの研究開発、「超高性能電子計算機の研究開発(プロジェクト)」、超LSI技術研究組合による1MBのDRAM開発などが続々と成果を上げます。
 このまま行けばアメリカを追い越すか?という所まできて、ついてアメリカが危機感を持って干渉し始めました。政府が補助していて、アメリカの企業とは公平な競争でない、というのです。トロンプロジェクトという、先端的なコンピュータのOSソフトを開発するプロジェクトを始めたのですが、アメリカが横やりを入れて潰されてしまいました。一説によると、当時、マイクロソフトのソフトの輸入を手がけていた今はソフトバンクの孫正義氏が潰したとも言われてます。
 しかし、トロンの技術は官の手は離れましたが自動車の制御用のマイクロコンピューターシステムには生かされて、日本の自動車の躍進に繋がってゆきます。
 そして高度成長期は終わりを告げて1990年前後から始まる長期経済低迷にはいります。
 今、また21世紀を独立国として生き抜くためには、もう一度、大型研究開発プロジェクトを立ち上げ直す必要があります。一番の草刈り場はAI技術ですね。産業から軍事まで絶対に必要な技術です。絶対に遅れることは許されません。食料自給率が40%に満たない国が食っていくためには技術の先端に立つ必要があります。潜在的には80%くらいの自給率はあると思いますけど。
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世界史に詳しい訳ではないですけど、不可避だったのかも。



当時は欧米は植民地全盛の時代で、奴隷も多く人権の殆ど無いような人もいた訳で。
国家的、民族的、宗教的に衝突し、武器も近代化し、ゲームチェンジャーなる、機関銃や戦闘機や戦車も登場し、戦いがエスカレートし、ついに国家をあげての総力戦になっていくんですけど。

今のウクライナ侵攻も類似した点があり、そういう危機をまだはらんでますので、単なる善悪の問題ではなく、世界は避けねばならないんですよね。
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戦争は、生き物の縄張り争いで間違いありません。

どんな生き物もしています。
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この世に不要なものが無いので 必要だったと言わざるを得ない

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強盗殺人集団が大挙してやって来るのだから


話し合いで折り合いが付かなければ
避けようが無い
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不可避だね。


自己の主張を通すために武力行使が認められた時代だからね。
終わってから反省したけど繰り返したでよ?
その後も各地で小競り合いは続いたし、今もロシアとウクライナが戦っている。
人類が欲望を捨てない限り終末戦争へ向かうだろう。
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不可避、というよりも、


東アジアを西欧から解放しよう、西欧の侵略を回避しよう、
という思いからの行動です。
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だから戦争が起きています。



太古の昔からバルカン半島やクリミア半島、そして朝鮮半島など海と陸を結ぶ要衝は経済の発展と綿密に結びついているので、国同士の火種になり易いのです。
今のウクライナロシア戦争も全く同じ、人間の欲(プーチンの欲)から端を発しています。
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不可避、っていうか、人間ってバカですからね。


そうなっちゃうんですよ。

今のウ・ロ戦争だってそうです。
ずっと何年も悪口言い合い、中傷合戦、フェイクデマを流して、内戦で殺し合いして、とうとう戦争になった。
どこまで遡れば、避けるタイミングがあったのか?

あのときあいつがこうしなければ、
いや、あっちがああしなければ、
と後で行っても戻れない。

みんな人間がバカだから避けられないんです。
そういう意味ではすべての戦争は不可避です。
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歴史上の事実ですから……。

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