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今の日本は男尊女卑と女尊男卑のどちらだと思いますか?なぜそう思うのかもセットで教えてください

A 回答 (4件)

日本に限定すれば


女尊男卑です。

表向きは、男尊女卑のように見えますが
実態は逆です。

女性は、男を旦那様、ご主人とおだて
過労死するほど働かせ
稼ぎを取り上げ
自分は安全なおうちで、家事育児。



一般に女性よりも男性のほうが平均寿命が短いというのはご存じでしょう。
日本では男女の平均寿命の差は6.4歳。
なぜなのでしょうか。

「それは単に生物学的な性差で、しかたないんじゃないの?」
と思うかもしれません。
しかし、統計データによると
1920年時点の男女の平均寿命の差は1歳ほどにすぎなかったのです。

つまり、生物学的な要因以外に、近代になって男性の寿命を
縮めている社会的な要因が存在するということです。

寿命だけではなく、自殺率も女性より男性のほうが圧倒的に高い。
暴力事件の被害者になる割合、仕事中に労働災害に遭う割合、
戦争に行って死ぬ割合。どれも男性の方がはるかに高いのです。

幸福度は、女性の方がかなり高いことが
知られています。


以下の順位表は国別(58カ国)の「男女の幸福格差」です
(世界価値観調査2010から引用)。

1位 日本(8.1)
2位 ヨルダン(7.2)
3位 パレスチナ(6.4)


30位 メキシコ(0.1)
31位 アメリカ(-0.1)


58位 キプロス(-8.4)

たとえば、58位のキプロスは日本と正反対で男性の幸福度が
女性よりも極めて高い国です。
ランキングの中位に位置するメキシコやアメリカでは、
男女の幸福格差がほぼありません。
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何をどう見ても男尊女卑、男性優位社会です。


社会のありとあらゆる場面を切り取っても、どこまでいっても、男尊女卑です。
ただし、なぜ女尊男卑と主張する人(主に男性)がいるのか、それは後述します。

なぜ男尊女卑か?
というより、世界中で男尊女卑でない社会のほうが珍しいのですよ。
もっとおおもとから説明しましょう。
もともと人間は「自分たちのほうが優れていて、より価値がある/我々以外のあいつらは劣っていて、取るに足りない卑しいやつらだ」と区分する心を持っています。古今東西、人間の差別したいという心情は普遍的なものなのです。
なぜかというと、生きるための資源を分配するにあたり、これらの優劣が事実だということになれば、自分たちはより多くの分け前を取り(つまり生存から社会での競争でまで有利になり)、相手には分け前を少なくすることが正当化されるからです。
人間は人間を内集団と外集団とに区分する、は社会学者も提唱している概念ですね。

そして、まず男女は人間の中で最大のグループです。
だから男女は区別しあって争う下地があったのです。

そして、男性にとって女性を劣ったものとみなし男女で優劣をつけることは、女性から発言権を奪い行動を制限できるという多大なメリットがあります。
生殖に関し、男性の最適戦略と女性の最適戦略が相反するとき、男性のほうが優位となれば、男性にとってだけ都合が良い理屈を女性に押し付け、男性が得をすることができることになるんです。
自分が妊娠する女性に比べ、男性は女性をより長期間確保しないと子どもを得られないため、他の動物と同じく、男性同士は女性を生殖資源として争うようにできています。

さらに男性は進化の過程でより闘争に適応した性のため、腕力が強く問題解決に暴力を用いやすい肉体と、女性を攻撃したり、不利益を与えても共感しない心つまり良心が傷まないし、共感するよりは優越して満足したいと思う感情を持ちがちな性です。

その結果、男性は、自分が生殖資源(女性)を確保しやすくするために、女性の経済的基盤を奪う、というのが世界中どこでも見られる社会形態なのです。

たとえば専業主婦。男性の一部は専業主婦という形態を女性上位の証のように主張しますが、実態は逆です。
生き物のオスは可能であれば可能である限りメスの行動を制限しようとする性質を持ちます。メスの「自由意志」などを認めていたら、そのメスは自分とではなく、自分のライバルである他のオスの子どもを妊娠するかもしれないからです。生物学用語で配偶者防衛といいます。
そしてこれは人間も同じで、人間の男性は経済的自由を女性から奪うため、生活基盤の獲得を自分たちだけで占有しようとする傾向があります。
専業主婦はその一つです。女性は職につけない、となればどうなるでしょうか?家庭でも社会でも、男性のほうが発言権が強く、女性はまさに子どもを産む子袋かつ家事を無給で働かさせて「もらっている」弱い立場ということになります。

これが「男尊女卑社会」です。

だから、第一次世界大戦を機に女性も有給の職に就くようになっても、社会の中核と見なされる重要職にはできるだけ女性はつかせない、女性の労働力を必要としていても、「女の働きぶりなど大したことはないから、給与も低くて良い」と、無給あるいは低賃金に据え置く。
同じ年代の男女がいれば、人間は男性のほうが重要人物であると見なすではありませんか。昇進を審議するとき同じ能力の男女がいれば、たいていは男性のほうが昇進の機会を得るのは世界中で同じです。

これは日本でも同じです。違いますか?
男性のほうが社会の中枢を担っていると見なされています。女性は、就学期から「より高い賃金、より重責を担う職、より自由に活動でき、より重要人物と見なされる職」に就く機会が男性より少ないのです。
日本の大手企業の男女比率をご存知ですか?
こうした大手企業は、まず就職の段階で男子学生を優先してとります。もちろん、表立って男子だけ募集してますとはいいません。法に触れますからね。弊社はコンプライアンスを重視する公平公正を貴ぶ会社ですよ、もちろん。
しかし、たとえば就職説明会に同じ大学名同じ学部でエントリーしようとしても、男子学生なら予約取り放題、女子の名前だと「満席です」表示がずらり。
こうした見えない男女格差は仮に就職できてもつきまといます。女性は、より責任が軽く、単純作業かつ昇進・昇給の機会が少ない部署に配置されがちです。
その結果、日本では女性は男性の6割ほどの賃金しかもらえません。もちろん、同じ職種なら同じ賃金です。
ただ、女性は女性だというだけで、その職種につけないだけで。
男女差別だって?あなた個人の能力の問題ではないと、どうして言い切れますか?

では、会社員以外の道を求めようと思って、優秀な女子学生が仮に医学部に進学しようとしますね。
何を言いたいかおわかりでしょう。こうした道ですら、男性のほうが優先されるのです。

女性だというだけで、経済的に自立する道は険しくなります。高収入・高学歴の道が女性だというだけで難易度が上げられるからです。
仮にしごく優秀で難なくこうした不平等なハードルを越えたとしても、結婚相手候補の男性は「自分より優秀な女はイヤだ」か「別に私は女性のほうが優秀でも気にしません!養ってください♡」なヒモ候補の二択になりがちです。

これ以外にも、社会の多くは男性を標準として作られています。
社会の仕組みだけでなく、医学ですらそうです。
こうした社会を女尊男卑というのは、あまりにも実体からかけ離れすぎています。

ただし「日本は女尊男卑だ!」と主張する人も、もちろんいます。男性のほうが多いように感じます。
そうした人間は、男尊女卑がどういう社会か誤解しています。

男尊女卑とは、「男性全員が女性より恵まれた”現状”を手に入れている」社会を意味しません。男性の最下位でも女性の最上位より恵まれていることを意味しません。
日本を女尊男卑だと主張する人は、ここを勘違いしているのです。
社会の大多数の分け前を男性が独占しており、性別で優劣があると見なされている社会が男尊女卑社会なのです。
「男性であるが、男性ならではの既得権益からあぶれた個人がいる」ことは、男性優位社会とは矛盾しません。

なぜなら、「上位男性が、社会のより多くの分け前を独占する」社会をいうので、男尊女卑と言っても文字通りの男性全員が女性より優位につけることは意味しないんですね。

上で、進化の過程でどうのこうの書きましたよね。
男性は、男性同士でも争うようにできています。なぜか?自分が他の同性ライバルより、より多くの子孫を残すためです。
男女で対立することもありますが、メスという資源をめぐって争うことに適応したオスにとって、劣位オスというのは目障りなだけの存在です。庇護すべき対象じゃない。
この部分も、人間にも当てはまります。

そこを、女尊男卑だと主張する人は間違えています。
繰り返し書きますが。
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原始社会は女尊で、古代・中世・近世と男尊になっていき、近現代で平等が理想とされていくイメージですね。

男性の方が既得権を持ち、腕力も一般的に上なのでこの辺りをなんとかしないと駄目ですね。もちろんトランスジェンダー
の方も含めて。天皇制もそうですが、なくても基本的人権は前国家的に存在する物なので大丈夫です。そもそも懐古趣味ですので女系、女性天皇に興味はないですし、完全に平等にするなら国民を代表して血筋・性別関係なく選ぶべきでしょう。
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男尊女卑と女尊男卑、両方の要素が混ざり合っていると思いますが、トータルで考えたら男尊女卑だと思います。


女子というだけで入試の点を下げられて落とされるって、意味がわかりません。
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