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うっ血性心不全と虚血性心不全の違いや見分け方を教えて下さい

質問者からの補足コメント

  • 素人ではないです。病院従事者です。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/08/23 15:52

A 回答 (4件)

両疾患は心疾患である事は共通であるが、明らかに異なる特徴的な発


症(主に初期症状)が顕著なので、比較的容易に判別は可能です。

まず、うっ血と虚血が、どのような病態であるのかを良く御理解して
頂く必要があります。

うっ血とは血流が留(停滞)まっている状態。虚血とは血流が虚(無
い)と言う状態を指します。

うっ血性心不全は何らかの原因(虚血性心疾患も含まれる)で、心臓
のポンプ機能が低下し、血液を十分送られない病態です。

虚血性心不全は、心臓の冠動脈が狭窄し、心筋の血流が「虚」になり
心筋壊死(酸素不足による)になっている病態です。(同疾患は心疾
患では無く、冠動脈における血流障害疾患である。)

両疾患の見分け方は、うっ血が起こればどうなるのか?虚血が起これ
ばどうなるのか?と単純に考えると、何となくお分かりになると思い
ます。

うっ血性は血流が滞る事による心疾患ですが、主にどこで血流が滞っ
ているかにより、初期症状の発症が異なります。

まず、右心不全(右心系に停滞)により臓器や全身の血管で滞ってい
る場合の特徴的な発症として、全身浮腫、特に下肢の末梢浮腫が挙げ
られます。

次に左心不全(左心系に停滞)は、主に肺に於いても血流が停滞する
事(肺循環系うっ血)での特徴的な発症として、息切れ、咳(血痰な
ども)などの呼吸器系発症、動悸などが挙げられます。

虚血性心疾患(心不全)発症の大きな特徴としては、虚血により心筋
が壊死するのですから、初期症状としては激しい胸痛(尋常では無い
胸痛)が挙げられます。(うっ血性では胸痛発症は無い)

見分け方を簡単にまとめると、うっ血性は「全身、末梢浮腫の有無」
「呼吸器系発症(咳や呼吸困難など)の有無」。虚血性は「激しい胸
痛の有無」で比較的容易に見極められます。
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私も医療従事者をしてました


見分け方というと医師でも見た目だけで正確にわからないので、症状の観察と検査結果をみてからですよね
医師や看護師の方でしたら、学生時代はもちろん、現場に出てからも学習されませんでしたか?

うっ血性心不全は心筋梗塞、拡張型心筋症、ウイルスが心臓に付着する心筋炎、弁膜症、先天性心疾患など基礎疾患を持った患者さんに表れやすいです
体内の一部に血液が滞り、全身に行き渡りにくい状態です
症状は急性期ですと
・動悸息切れ ・咳と痰 ・呼吸困難などです
検査で胸部X線、心エコー、心電図にて不整脈が出るのが特徴です
この他、慢性期は食欲低下、倦怠感など別の症状がでます
うっ血性心不全は疾患というより、症状ですね

虚血性心不全=虚血性心疾患
心筋梗塞や狭心症の様に、血管が閉塞や狭窄を起こし、血液が全身に行き渡らない状態です
症状は
・胸痛発作 ・呼吸困難 ・浮腫など
検査項目はほぼ同じ
これは突然死を起こす危険性が高いです

ネットにもたくさん載ってますし、書籍にもいっぱいあるので是非目を通してみて下さい
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血の気の多いのと顔面蒼白を見極めれても、必ずそうとは言う切れない、科捜研送りかな

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どれだけ説明を受けても素人には見分けがつきません。

この回答への補足あり
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