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ふつうに「関係性」という言葉を受け入れてるかたにとっては関心外のことかもしれませんが…
「関係」に「性」をつけることには違和感があったり反対だったりする立場からだけではなく、賛成派と議論をかわしてるようなサイトやブログやSNS上の場はありませんか?
ご存知のかたがいらしたら教えてください。

A 回答 (2件)

たまたま最近読んだ書籍にこのテーマがありました。


『「ほぼほぼ」「いまいま」?!』(野口恵子/光文社新書)
 同書(p66)では「2 娘との〔関係・関係性〕をベストな状態にしたい」という例文をあげ、「関係」が適切としています。
===========引用開始
 2で使われている「~~性」は、そのような性質を持っている、そのような状態だ、そのような傾向にある、という意味を表す。「弱酸性のシャンプー」「可能性がある」「具体性に欠ける」のように使う。「関係」には、かかわり合い、間柄、結びつき、つながり、影響といった意味がある。
 この例は三十代前半の女性タレントの言葉だったが、これは「娘との関係をベストな状態にしたい」としか言いようがないはずだ。「関係」に「性」を添えると、「間柄の性質」「かかわり合いの状態」といった、意味の重複も見られるようなおかしなものになる。「母と娘の関係」のことを「母と娘の関係性」とは言えない。「性」をつけると何となく高尚な響きがするからちょっと使ってみたかった、ということなのかもしれない。(p68~69)
===========引用終了
 著者の野口氏は信頼しています。この数年で目にした書き手のなかで、イチニを争うかも。
 たしかに「関係性」の「性」はあやしい。下記の使用例を見ても、ぜひとも「関係性」にしなければ、というものはないのでは。
 ただ、いつの間にか「関係性」の用例が増え、もうどうにもならない気がします。

 ネット検索もしてみました。
 詳しくは下記をご参照ください。
【「関係」「関係性」 goo】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985933664&owne …
「関係性」の用例は多数ありますが、「関係」にできないものはないような。
 ヒットしたサイトには下記のような記述も。

【〈○○性〉という言い方が格好いいと思うから関連性としたのだろう】
 これは野口氏の本にある【「性」をつけると何となく高尚な響きがするからちょっと使ってみたかった、ということなのかも】と同じ趣旨。
【『関連』のほうは『二つの事件には関連性が見られない』などと使いますので、国語辞典にも用例として認められています】
 そのあたりが「関係性」の使用例が増えてきた理由かもしれません。これだって「関連」でいい気もしますが。 
 ということは、今後は「関係性」の使用例がますます増えていく気がします。
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この回答へのお礼

いろいろ詳しくありがとうございます。とても参考になります。

不適切(だと思われるよう)な使用例がどんどん広まっていって、やがてそれが一般的な使い方として認知されることはあっても、「それはおかしいから適切な使い方に引き戻そう」とする運動はなかなか広がらないですね。
語感の問題もあって、例示してくださった用例でいうと「関連」よりは「関連性」とした方がしっくりくる一方で、たとえば入試問題で「AとBの関係について述べよ」というのはあっても、「AとBの関係性について述べよ」というのは見たことがありません。
それは「関連」や「関係」という語句が持つ “ニュアンス” がそれをあらわしてるのだから、“間違った” 方向に持っていかないでほしい、と思うのですけどね…

お礼日時:2023/09/17 15:27

もう読みましたか。


https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2008851.html
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この回答へのお礼

???

お礼日時:2023/09/19 09:19

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