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結構前ですが、日本人がノーベル賞を取って、スピーチは日本語でやりました。ノーベル賞の対象となった論文は和文誌だったようです。国際誌の方が引用されやすいのは知っています。でも、アメリカ人は母国語で平然と論文を書くのに、日本人は外国語を学ぶという余計な仕事をやらないといけません。ハンデーが1.5倍くらいあります。この先、機械翻訳はますます精度は高まるでしょうから、アブストラクトだけしっかりと書いたら、本文は日本語でも良いのではないでしょうか?アブストラクトが光るものがあれば、フランスでも、メキシコでも、科学者は機械翻訳で、日本語の論文を母国語に訳して読むのではないでしょうか?

A 回答 (5件)

No.1 です。


ウチの子どもたちは、今地元の大学の大学院で学生をしています。
学生とは言っても自活して自立しているので我が家には暮らしてはいませんが、我が家も同じ町にあるのでウチにはよく来ます。
昨夜も仲間を連れてきたのでこの質問の話題を話してみました。
以下はその時の反応のいくつかです。



【学会の発表時のこと】
子どもたちは医歯薬生物バイオ系と工学系の専攻で、大学もそこそこのレベルと言うことで学会の活動にも熱心に取り組んでいるようです。
コロナのパンデミックへの緊急的な対応の必要性が薄れ、昨年から国際的な活動が元に戻ってきていて、今年からは国際学会が再開されて彼らも行ってきたようです。
話題はそこでの出来事でした。

フランスで開かれていたので公用語はフランス語と英語だったそうです。
ウチの子は発表はフランス語で行い、Q&Aやポスターセッションは聞き手に合わせてフランス語か英語でしたのだそうです。

発表で受けた質問や提言はかなりの数があり、時間も予定していたよりずっとかかってしまったことで好評だったという実感を得たそうです。
日本人とみられる人も結構居たそうですが、その方々からの発言はなかったと言います。

場所をポスターセッションに移して質問などを受け付けたときには、一組だけ日本の方が来たそうです。

学生ぐらいの若い人を二人連れた年配の男性だったそうで、子どもは英語で質問されたので英語で応対したと言います。
話しかけてくれたのは年配の方で、何か質問をしたいようだったが、要領を得なかったので専門的な話には至らなかったそうな。
脇についてきた若い方々も一言も発せず、いったいこの場にどんな目的できたのだろうと子どもは不思議に思ったと話してました。

アルファベットでではありましたが、名札には日本の名も書いてあったので日本語で聞いてくれれば日本語で対応できたのにとも言ってましたが、子どもとしては相手の『コケン』を尊重して敢えて日本語は使わなかったと言ってました。



【学会の日常的なオンラインミーティングでのこと】
子どもたちは国際学会で彼らの研究分野をサブテーマにした部会の日常的な交流の窓口役をしています。
2週に一度、昼過ぎに3~4時間をかけて情報交換のミーティングがオンラインで開いています。
我が家に残した自分たちの部屋に仲間と来てそれに参加したりするので私の耳にもディスカッションの様子は聞こえてきます。

ミーティングは、子どもたちが運営している事務局にあらかじめ提示された話題からいくつかを選び、ひとつの話題に30分から1時間をかけて議論するのだそうです。

日本からも時折話題の提案があるそうですが、日本からの場合、十中八九、自分たちの言いたいことを発表するだけで、それを発表したあとのディスカッションになると、簡単な質問に答える以外は、深い議論になると何も話さなくなってしまうか、意味不明な発言で応対するのだそうです。

会を運営する側としては、発表に対してディスカッションをどうにかまとめたいが、発表者が提言に対して何も反応しないのでまとめようがないと言って嘆いていました。



【留学のこと】
子どもたちが通う大学は全米で120数校ある国指定の研究大学です、世界的に権威があると言われる世界大学ランキングでも毎年東大や京大と比肩していますからそこそこのレベルだと思います。
特に留学生を受け入れるプログラムは持っていませんが、ごく一般の学生として世界中から入りたい人は来ており、3万を数える学生の国籍は様々です。

しかし、子どもたちが大学に入ってから 10年近くになりますが、3万人も学生がいるのに、日本人は、いわゆる日系アメリカ人がウチの子たちを含めて数人いるだけです。

当地では、そこそこの大学になると日本に比べて学費も生活費も高いですが、海外から来る学生は学生ビザの関係で働けません。
そのうえ外国人なので国からの奨学金も得られませんし、金融機関や財団からお金を借りることもできません。

そんな来にくい状況はわかりますが、やる気があれば道はあるものです。
たとえば、良い研究をしている研究室は、国の機関や大企業をスポンサーに持ち、潤沢なお金を持っています。
大学院レベルの学生になると、研究次第ではそのお金を使い、研究や学会の費用だけでなく、ある種の返さなくていい奨学金や、研究の報酬のようなお金をもらうことができます。

研究室は、そこの研究を進めるために、そうしたお金を用意し、優秀な学生をリクルートしています。
ウチの子どもたちもそれを使っています。

学生でありながら、研究費や学会活動費や論文執筆のためのお金のほか、年額何百万円もの学費を出してもらい、そのうえ、日本の中堅のサラリーマンぐらいの報酬ももらっています。
車を持ち、大きなワンコを飼い、結婚を前提に付き合っている相手とプールやジムやカフェテリアなどがそろった瀟洒なアパートで自立して同棲生活できているのもそのおかげです。

彼らの研究室の仲間には途上国から来た人も居ます。
彼らもまたウチの子どもたちと同じように、しっかりした研究をし、そこでしっかり実績を出すことで自分たちの勉強と生活を支えています。

世界の舞台で通用するしっかりした優れた能力とやる気があれば、留学できる世界はあるのになぁ。
その先には、少なくとも日本の中でウジウジやってるより楽しい世界があるんじゃないのかなぁ。

子どもたちとその仲間が言っていたことはだいたいこんなものでした。





なぜ日本の中にそう言う世界にチャレンジしようという人が現れないのでしょう?

この質問は、内弁慶を象徴するようなものと目に映るのは私だけでしょうか。
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目に触れる機会が少ないと、やはり損。



だれかが大発明、大発見して、「いや、それ和文誌で先に発表されているよ」となれば良いのだけど、というか、「和文誌にも目を通しておかないと」ぐらいにならないと、駄目だと思う。それができていない時点で、「和文誌だけでいいか」というのは本末転倒な気がする。
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この回答へのお礼

ですか。

お礼日時:2023/11/09 21:42

> 機械翻訳はますます精度は高まるでしょうから



だからこそ、日本語で原稿を書いて、機械翻訳で英語にして発表すればいいんじゃないでしょうかね。
 ただし、機械翻訳してみると、意図したのとは違う意味に翻訳されることがときどきあります。なんだか変だなというんで、もう一度機械翻訳で英語から日本語に戻してみると、違う意味になってる。元の日本語が曖昧でヘタクソな、誤読されるような文章だったんだということが露呈するわけです。
 その場合、日本語↔英語の行き来を繰り返しながら修正していけば良い。そして、和文=英文になるところまで追い詰めると、意味が明確な文に至る。
 これを利用して、機械翻訳を使って文章をチェックするのは旨い手です。たとえば英語で書いたものをロシア語に変換して、また英語に戻してみる。もちろん、日本語で書いた原稿を日本語で発表する場合にも使えます。
 こういう、機械を使った推敲作業を著者がやるのなら間違いはないけれども、読者がてんでにやるとなると、ヘンな翻訳が流通するおそれがあるから、よろしくないでしょう。
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この回答へのお礼

はあ…

お礼日時:2023/11/08 22:38

たしかに海外で論文を発表しないと 見てくれないというのはあります。


でも日本人なら どーせ 和文の論文にして国内でも発表するから同じことかもね。

K-POPなんかで海外進出著しいK国。ノーベル賞はまだ無いようですがなぜでしょう。”物まね国家だから”って、でもね日本も70年くらい前は物まね国家、安かろう悪かろう だったけどね。 でも1949年には湯川さんがノーベル賞取ってるね。
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この回答へのお礼

まあ…

お礼日時:2023/11/08 22:38

私は在米の隠居爺ですが、そういう感覚だから日本は世界に出られないんじゃないですかね。



当地で育ったウチの子どもたちは、日本語と英語のほか、フランス語、スペイン語、中国語がネイティブです。
日本の方々の英語程度でよければ、ドイツ語イタリア語ラテン語なんかも使えます。

それなりのインテリ・知識人になると日本の外では英語だけじゃなくて普通なんです。
途上国のインテリの方だってそうですよ。

日本の方はインテリでも英語さえままならない人はいっぱいで情けないです。
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この回答へのお礼

はあ…

お礼日時:2023/11/08 22:39

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