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歴史好きの人って、だいたい日本史で言えば、戦国時代や幕末が好きって人多いですよね?世界史で言えば、三国志が好きって人も多いと思うのですが、三国志の面白さを教えてください。

三国志読んだことありません。ゲームとかもしたことないんで概要も知らないんです。概要と、歴史の中の具体的な面白エピソードを教えて欲しいです。

A 回答 (5件)

三国志大好きー。



あまり詳しくないんですけれど。
『天下三分の計』とかいう策略があって、それに基づいたモノだと思えば。
色々経過があるんですけれど、とにかく力を持った集団がそれぞれ名乗りをあげたんだ、と思ってください。

中国の上の方の土地半分が『魏』(魏志倭人伝の魏です)
海側に面して南、右半分が『呉』(古株さんw)
でもって下左半分にちみっこくある『蜀』
という三つの国が誰が中国全土の王様(覇王)になるか争った、というわけです。

もちろん、色々と主義主張もあるでしょうけれど。
で、それぞれの国の王様、というような主導者がいらっしゃいます。
『魏』は曹操。
『呉』は孫権…かな(呉は詳しくない;)
『蜀』は劉備。
そしてまた、彼らについている武官文官がとても個性的。

『魏』
曹操の従兄弟にあたる夏侯惇。
片目を矢で射られたので引き抜いたところ、眼球まで抜けてしまいました。が、夏侯惇は「親から頂いた目を捨てるのは失礼だ」といって自分の眼球を食べちゃいます。

それから、曹操の数多いブレインの一人、司馬仲達。
彼の頭は360度回るんだとか(w

『呉』
孫権だったかな、彼はお母さんが異邦人で、髭が紫で目が赤だったとか。もしかしたら逆かもしれませんので、機会があったら三国志、読んで確かめてください。

『蜀』
劉備さんは庶民出身。でも昔から、「お前は漢王室(戦国時代の前の王様)の子だ」といわれつづけたので、変にプライド高いです(w
ちなみに、彼、耳が長かったらしく、首を振れば自分の耳たぶが見れるという。
でもって、普通の人の頭一つ分背が高い。

で、彼の義兄弟たちは、それぞれ頭一つ分高い。
中でも関羽はめっちゃ背が高い上に、美髭公と呼ばれるまでに綺麗なお髭の持ち主。髭袋を持ってます(いや、マジで)
そして幼い頃は敵方の曹操とも友人関係。

さらに面白いのは諸葛孔明。
彼の奥様は旦那様より背が高く、色黒、そして発明家(嫁の行き遅れか)
そういう女性を妻にするだけあって、この孔明殿は「私が風を呼んでみせます!」とか怪しげなことを言い出したりします。

まあ、それぞれの国にそれぞれの面白い方々がいらっしゃって、それぞれ笑えちゃうような関係があったりするんですよ。だから面白いのかなぁ。
仲間同士の嫉妬で命を落としちゃった人もいれば、お母さんのために友から離れた人もいます。
それに最初は『魏』も『蜀』も友人同士だったし。
そういう人間関係とかがあって惹かれるのかも。

ちなみに、僕は三国志時代の初期辺りで活躍していた呂布が好きです。モンゴル人だという説があるのですが、とても自由奔放な感じに書かれていたのですー。
彼の愛馬、赤兎馬もカワイイ。
少女の癖に暴君を倒した女の子もいたり。


三国志、という大きめのスケールからじゃなくても、人物から捕えていくって言う読み方もありますよ。
僕は三国志よりも『魏』の曹操という人が好きで、そこから三国志に傾倒。
曹操は女好きで暴君と呼ばれていますが、実は頭の良いちょっと悪戯好きな(花嫁争奪したりしてますし)蜜柑大好きっこ。
そういうギャップが好き。

もちろん、ゲームでも面白いですーっ。
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この回答へのお礼

皆さん、とても参考になるご回答をありがとうございます!アドバイスに従って、色々と気軽に触れてみようと思います!

お礼日時:2005/05/15 21:58

三国志の世界は歴史で言うとおおよそ西暦184~280年くらいまでの中国でのお話です。

(細かいところは割愛します。)
後漢という政権があったのですがとくに後漢の中期以降,天災・疾病・飢饉が相継ぎ,異民族の反乱もあり,しかも政府は外戚と宦官の権力争いで腐敗し農民は困窮して流民となるものが激増し,豪族の隷属民となったり盗賊となるものも多かったのでこのため窮乏農民・流民の反乱が局地的にしばしばおこっていたのが,ついに184年(中平1)黄巾の乱が勃発し全国的な動乱になっていきました。

この黄巾の乱より更に後漢の勢力が衰え、各地の新興勢力が中国の覇権をめぐって争うようになっていきます。(群雄割拠)

その群雄割拠の中で台頭してきたのが曹操、(魏)劉備、(蜀)孫権(呉)の3人ですね。

結局 この3国で覇権を争いはしましたが、最後に中国統一
をしたのは晋(西晋)という国でした。(魏の将軍司馬炎が、魏を滅ぼし、晋(西晋)を建てる。)
つまり3国のどの国も統一はできなかったわけですね。
下記に大まかな流れを貼っておきます。

ざっと書いてしまいましたが三国志の面白さは彼らの人物像やら取り巻く人々の人間臭さ他にも書き切れないくらい
ありますから一度「蒼天航路」などの漫画でも吉川英治の小説でもゲームでもいいので三国志の世界に触れてみて自分なりの三国志観を作ると楽しめると思います。

http://www.geocities.jp/his19981214/jinnbutu/jin …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%9B%BD% …

参考URL:http://homepage2.nifty.com/murasaki-miyako/16.ht …
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概要・・・細かな点は若干語弊がありましょうが、おおまかな流れとして


今から1800年程前・・・日本では邪馬台国、卑弥呼の時代です。
三国志は、そんな頃に中国の広大な大地を縦横無尽に駆け巡った武将達のお話です。

当時、漢王朝は衰退しており各地で反乱が起きたり好戦的な宗教が栄えたり地方を治める官吏が赴任地を我が物としておりました。
そんな中、王朝再建や新しい国家作り、地方分立に志を持つもの達が現れました。
戦争と策略でそれらは3つの勢力に終結されます。
こうして魏・蜀・呉の三国が誕生しました。
この三国がさらに戦争と謀略を続け互いに凌ぎ合いやがて統一されていきます。

古い王朝が滅び新しい王朝が建つ時、概ね大きな乱が起きます。
その場合、衰退し治安の乱れた旧勢力vs活気溢れる新興勢力という図式になることが多いですので、イメージ化すると悪(旧態)vs善(新興)と描かれがちです。

三国志の場合、どれが悪でどれが善ということではありません。
三国志小説の元となる「三国志演戯」という本は蜀を主役に描いておりますので魏=悪、呉=引立役という構図にはなっておりますが歴史としての三国志の場合は、その点公平です。
魏・蜀・呉それぞれの武将や軍師文吏達に、自分の大志や欲望が描かれています。
つまり主役クラスから脇役まで皆、懸命に自分の為すべき事に励んでいる。
悪い奴だから討つのではなく、自分の志と相手の志が相反するが為、敵味方に分かれてる。

それ故、小説化・ゲーム化すると脇役クラスの武将の中にさえ、読み手(プレイヤー)が
共感を覚える人物も出てくるのです。
そのあたりにも人気の秘密があると思います。
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全く知らないのならまずは何か作品に触れてみてはいかが?



故・横山光輝氏のコミック(全60巻)あたりが取っつきやすいかな?十数年前にアニメにもなったのでレンタルビデオを借りるのもいいかも。

コミックで60巻にもなる長編なので、掲示板でやりとりする程度のわずかな情報では魅力は伝わらないと思います。
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三国志が面白いかどうかは個人の感覚ですから何とも言えませんが、個人的には好きですね。

子供の時に、「桃園の誓」から「諸葛亮の死」までを一冊にまとめた本を読んで以来、愛好しています。

最初に読むのなら、世評の高い吉川英治の三国志はお勧めしません。現代人の感覚では冗長、偽善的で、ぜんぜん面白くないです。岩波文庫で「三国志演義」の漢訳が出ていますが、これはもっと現代人の感覚から離れています。この辺から入ると「三国志は評判ほど面白くない」と思うでしょう。

とりあえず、岩波新書「諸葛孔明/三国志の英雄たち」あたりを読むことをお勧めします。これ一冊を読んで面白いと思えば、コーエーの三国志のゲームを一度クリアすれば、エピソードや登場人物が全て頭に入ります。その頃には、質問者様もいっぱしの三国志通になっているでしょう。

参考URL:http://www.7andy.jp/books/detail?accd=09208494
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