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力学のエネルギー保存、運動量保存について、分からないことがあります。

① (4) について、なぜ W=1/2M(V0)^2 ではだめなのでしょうか?
② AとBがそれぞれ運動するのはお互いの作用反作用の力なのに、なぜ 1/2m(v0)^2 = 1/2M(V0)^2 ではないのでしょうか?
③ (5) について、水平方向の運動量保存則を使っていますが、なぜ鉛直方向については運動量保存則が成立しないのにも関わらず使ってよいのでしょうか?

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A 回答 (3件)

① AとBの両方が受け取るエネルギーを計算しよう。


②作用・反作用の法則から、AとBが同じエネルギーが受け取ることは導けない。
③運動量(ベクトル)の変化量は系(AとB)の受けた力積(ベクトル量)になる。
AとBは重力と垂直抗力しか受けないから力積も垂直成分しかなく、従って運動量の水平成分は変化しない。
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①問題は、言い換えるとA、Bが分裂するために必要なエネルギーを聞いています


分裂直後、AとBは運動エネルギーをそれぞれ持っているのですから、分裂するまさにその時、Aは相応のエネルギーを与えられ、Bも相応のエネルギーを与えられた→それによって分裂が題意のように起こったわけです
ですから、BだけでなくAの運動エネルギーも考慮する必要があります

②力が等しいからといってそれだけでは運動エネルギーは等しくなりません
同じ大きさの力を同じ時間だけ作用させた場合、より軽い物体のほうが加速されやすいわけですから、より軽い物体のほうが速度は大きくなります
すると
運動エネルギー=(1/2)mV²について
V²部分はより軽いほうが大きな値になることがわかります
反対に、mの部分は、より重い物体のほうが大きな値です
従って、軽い物体と重い物体の運動エネルギーを比較すると
それぞれの質量及び、分裂直後の速度の2乗の値がどうなっているかによってエネルギーの大小関係は変わってくるということになるのです

③について
運動量変化は力積に等しい
これを、これらの物理量がベクトルである事に注意して式にすると
m(→V)-m(→V₀)=(→F)Δt
(ただし、mはある物体の質量、→V、→V₀は速度ベクトル、右辺はある物体にかかる力積)
です
この式の各ベクトルを成分になおすと
(a、b)-(c、d)=(e、g)
今、外力が水平方向に働いていないとすれば、力積の水平成分は0だから
(a、b)-(c、d)=(0、g)
ゆえに、水平成分だけ考えると
a-c=0↔a=c
すなわち、水平方向に外力が働かないなら、運動量ベクトルの水平成分は変化しないということになります
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>① (4) について、なぜ W=1/2M(V0)^2 ではだめなのでしょうか?



それは「A」だけの運動エネルギーであり、「B」の運動エネルギーが抜けています。
両方の合計のエネルギーが必要です。

>② AとBがそれぞれ運動するのはお互いの作用反作用の力なのに、なぜ 1/2m(v0)^2 = 1/2M(V0)^2 ではないのでしょうか?

「作用・反作用」は働く力の話であって、エネルギーとは違います。
力が同じでも、「運動方程式」から分かるように「質量」によって「加速度」が違いますから、「速さ」が異なり、従って運動エネルギーは異なります。
(正確には「運動方程式」ではなく「力積」を使います。力積が等しい=運動量が等しい → 速さは質量に反比例)

>③ (5) について、水平方向の運動量保存則を使っていますが、なぜ鉛直方向については運動量保存則が成立しないのにも関わらず使ってよいのでしょうか?

鉛直方向にも運動量保存則は成り立ちますよ?
「動かない床」があるから考えていないだけです。
「地球」も動くと考えれば、地球と「物体A」との間に運動量保存則が成り立っています。質量差がありすぎて「地球は静止したまま」に見えるだけ。
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