痴呆症の親の遺産について

母親が痴呆症になって子（姉、息子）が2名で面倒を見ています。
父親は既に亡くなっており少しの相続（数百万円）、遺族年金（年200万円程度）を受け
田舎で何とか住んでいます。

今までは、何の問題もなく質素な生活を継続していましたが今痴呆がすすみ、
いろいろ生活のサポートを子がすることになってきました。
このまま、手間と少しの金銭負担をかけながらサポートをしていくしかなりません。

ここで相談ですが、母親は昔ながらの人間で、身内には厳しく、外にはいいかっこしたい性格です。
近所で世話になっている人に金銭をお礼していてもそれは指摘することではありませんが、
財産を譲るとか、勝手に遺言書を作っていないかなど心配です。

既に医者から痴呆症診断あり薬をもらっていますが、以降作成の遺言書は無効という認識でよろしいでしょうか？
そもそも、行政書士などに依頼しても、痴ほう無いか確認され受け付けないですよね？

よろしくお願いいたします。

No.1 回答者： tanzou2 回答日時： 2024/08/04 03:03

既に医者から痴呆症診断あり薬をもらっていますが、

以降作成の遺言書は無効という認識でよろしいでしょうか？
　↑
痴呆症には段階があります。
また、時々正常になる、という場合もあります。
痴呆症だから、即、無効ということには
なりません。

痴呆症が遺言の内容を理解出来ない
程度に達しているか、

という他に。

「遺言作成時」に、意思能力が無かったことを
立証する必要があります。

これが実際は非常に難しいです。

だから、無能力者制度があるわけです。

痴呆症になってからだと、難しいかも
しれませんが、
成年後見制度の利用を検討してみることを
お勧めします。



そもそも、行政書士などに依頼しても、
痴ほう無いか確認され受け付けないですよね？
　↑
良心的な行政書士ならば、そうかも
しれません。

痴呆症ですが、他人と接するときは
正常になる、というのもあります。