単二電池

独裁のソ連型ではなく、労働者が仲良く暮らすような、共産主義者の本来の理想通りであろうと思われるような共産主義国家は、なんで誕生したことがないんでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 本当の共産主義革命は今からまだまだ、起こり得るわけですか?

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2025/02/14 12:11

A 回答 (8件)

1,共産主義者は次のように説明します。



マルクスの、つまり唯物論的弁証法によれば
社会主義が成功するためには
欧米日本のように
成熟した資本主義国家で無ければならない。

しかし、実際に導入した国は、途上国であったり、
未成熟であったり、封建制からであったり
したから失敗したのだ。

これが、唯物論的弁証法の理論的帰結である。



2,ワタシ的には。

そもそも、理想型を描いて、生身の
人間を型にはめよう、というのが
無理なんです。

生身の人間は我利我利です。

今までの体制を180度変えて
新しい制度にするためには、強権が
必要、ということで独裁にした。

しかし、独裁にしたら、独裁者が
自分の利益の為の政治をやるようになった。

労働者は労働者で、競争原理が働かず
怠け者ばかりになってしまった。


ハイエクも指摘しています。

人間という動物は、いわば小数点以下の存在である。
だから、掛け合わせると、どんどん小さく
卑小化していく。

それを防ぐのが、競争原理であり、宗教だが
社会主義国は、その双方を否定してしまった。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2025/02/17 10:04

No.4です。

補足を拝見しました。
そうですね。
一つの転機が資源の枯渇により成長が止まる社会ですから、200年くらい先にあるかも知れません。
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工場で工場長より現場で働く人の方が大変だからと現場の給与の方が高い。


工場の将来像を描く人はいなくなり、方向性が失われる。
(10年1日のごとく同じ製品を作っていたら、世界から取り残されます)
 
現場では一生懸命働いても、サボっても平等の給与。
せっせと働く人はいなくなり、活気は失われ生産性はガタ落ちになる。
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すでの沢山の事例があるじゃないですか。


回答者、NO,1が説明しているように。

一人の神の存在とそれを敬う民衆の形が、
理想郷と言っている。

それが共産主義です。
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マルクスが提唱した共産主義革命は、資本主義経済が十分に成熟して成長が止まった後に生じることを想定していました。


しかし、現実の共産国における革命は、帝政などからの脱却を目的としていましたから、資本主義社会以前の問題でして、その食い違いが最も大きな誤算となっています。
そうして、いまだに資本主義経済はいつまで経っても成長し続けていますから、本当の共産主義革命には時期尚早であると言えます。
この回答への補足あり
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誕生はしたけど、成長の段階で独裁制に変わらざるを得なかった。



誰かがまとめ役をしなければ対外的には国家として成立しないから
いずれ国を代表する者が必要となる。つまり権力者になる。

人は誰も権力を持つとそれをあらゆる面で行使したくなる。

その成れの果てが共産主義国家です。
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マルクスは人のサガ、欲を見落としているのです。



おそらく彼自身が高潔で清らかな人で、未来の人類はみな彼のような清らかな人間ばかりになると信じていたのでしょう。
もっともこれまで共産主義を名乗った国で、マルクスが立てた理論に添った国はありません。
みなニセモノばかりです。
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それは共産主義とは言わないから。



共産主義とは、『全ての人間は平等に私の下』という思想だから。

それはロシアであれば、プーチンであり、中国であれば習近平であり、北朝鮮であれば金正恩である。
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