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花粉症にならない人(40、50歳とかで、引きこもりではなく、特に対策もしていない人とか)と、なる人の違いってなんなんですかね?

A 回答 (10件)

花粉症は、花粉が抗原となるアレルギー性鼻炎の一種です。


少し免疫理論を含めて説明します。
――――――― 

体内の白血球は、異物を見つけ出して排除する働きをしています。
白血球には十数種類があり、伝達物質(サイトカイン)を出しあって連携して働いています。
花粉も異物ですから、体内に侵入すれば白血球は排除しようと働きます。

先ずマクロファージという白血球が食べて分解して排泄しますが、同時に、マクロファージは分解した花粉の成分をヘルパーT細胞というリンパ球に教えます。
教えを受けたヘルパーT細胞はB細胞というリンパ球に抗体(免疫グロブリン:Ig)を作らせます。
できた抗体は侵入した花粉を効率よく捕えるようになりますが、普通出来ないIgEという抗体ができますと花粉症などのアレルギーが発症します。

●ヘルパーT細胞(Th)には1型(Th1)と2型(Th2)の2種類があり、普通はTh1が働き伝達物質(インターフェロンガンマー=IFN-γ)によりB細胞からIgGという抗体ができます。
IgGという抗体はマクロファージに結合しますから、侵入する花粉を効率よく捕え、貪食・分解・提示を繰り返して花粉を便中に排泄しています。【図では左の流れ】

▲花粉症になるのは、Th2が強く働き、Th2が出す伝達物質(インターロイキン4=IL-4)により、B細胞からIgEという不都合な抗体を作るためです。【図では右の流れです】
・IgE抗体はマクロファージには結合せず、肥満細胞(マストセル)という白血球に結合してしまい、花粉を捕えた肥満細胞は脱顆粒(だつかりゅう)といって内包にあるヒスタミンなどの伝達物質を放出します。
この★ヒスタミンが血管に炎症を起こし、花粉症などのアレルギーが発症するということです。
(もちろんTh1の働きもありIgGもできますが、普通はできないEが多くできるようになるということです)

以上が花粉症のメカニズムです。
――――――――――――――――――――― 

根本の原因は
・Th1<Th2となっていますので、何らかがTh1を傷害していると考えられます。
・喘息の研究ではRSウイルスやライノウイルスなどが報告されています。
・免疫療法で治るという事実もあります。
「花粉症にならない人(40、50歳とかで、」の回答画像9
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この回答へのお礼

働く細胞のキャラが脳内に溢れましたw
すんごい難しい(バカですみません)
何度も読み返して理解します!!

お忙しい中、専門的な事を交え、ご説明くださってありがとうございました!!

お礼日時:2025/03/14 10:43

図を含んだ難しいものを投稿しましたので、表示まで少し時間がかかるかも知れません。



花粉症が蔓延している時代です。
なる人とならない人の違いは免疫能の差と考えられますから、コロナと同じく運みたいなものですね。
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アレルギー体質の有無。

抗原暴露の違い
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アレルギーは腸内細菌との関係があると言われている。


そこで、数ヶ月前から腸内細菌に良いという健康サプリメントを食べている。
今まで数十年、毎年この時期になると目の痒みとくしゃみがひどくなるが、今年は症状がほとんど出ていない。
体感で言うと1/10〜1/20くらい。
まだ4月くらいまでどうなるかはわからないが、今年症状がなく、来年も症状が出なければ良い腸内細菌が増え花粉症が抑えられたといえるかもしれない。
これは個人的感想、体験であることを断っておく。
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この回答へのお礼

なるほど
いや、体験談はとても貴重なご意見だと思います!!
腸内環境って目に見えないし軽視しがちですけど、本当に体にとって大事なところなんだと改めて思いました!

ご回答ありがとうございました☆

お礼日時:2025/03/13 16:32

個々の人間の持つ、体質・自己免疫の違いの問題です



花粉などのアレルゲンが体内に入ると自己免疫システムが異物と認識
して体内に抗体が作られるのですが、自己免疫の違いでこの作られる
抗体の量に差が出るのです。
個々の人が持つその抗体のキャパシティも違い
出来る量とキャパシティの差でそれに対する免疫反応にも差が出る
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この回答へのお礼

抗体が作られ過ぎるとアレルギー反応が出るんですよね?
って事は、過剰反応しない程度がベストだと…
適度に、適当に抗体つくってね!って感じでしょうか

お礼日時:2025/03/13 16:35

元々の体質と ”小さいときに自然のなかで暮らしたか?” かなあ?



私は小さいときに それとは知らずに ヌルデの木(かぶれの木と言われる) でチャンバラごっこして相手が かぶれて粉だらけになったけど、私は何ともなかった と言う事がありました。

今も(50歳以上で、引きこもりではなく、特に対策もしていないけど)花粉症にはなっていません。

食べ物もアレルギーはないし、なんでも食べるし、大抵は海老のしっぽやパセリやレモンの小片も食べちゃいます。
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この回答へのお礼

小さい時に~はあると思います。
私は食いしん坊で、草木の実を見たらとにかく口に入れて食べられるか?やってました。
大概、不味かったw
私は40代でアウトドア大好き!なのですが、今のところアレルギーはありません。
揚げたてのえびのしっぽ、美味しいですよね~

体験談を交えたご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2025/03/13 16:38

腸が健康な人は 花粉症の人は少ないです。

 小腸、大腸の健康の差です。
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この回答へのお礼

ズバッと!!
とても分かりやすい答えだ!
腸、超大事にします!!

お礼日時:2025/03/13 16:39

まず、花粉症って、体が花粉を似た形状・大きさのウイルスと誤認して、排除しようとする無駄な反応です。

花粉は本当は人に無害なものなのです。

ウイルスとは人の細胞に寄生して増殖するという、細菌とは全然違う性質のものなのですが、人の細胞には様々な型があり、一定数そのウイルスに感染しにくいタイプの人がいます。これにより、人類という種が完全に絶滅することを防いでいるとも言えます。
また、人によりウイルスを排除する免疫力の違いもあります。もともと持ってる力もありますし、体調や環境で免疫力が下がることもあります
この2点により、そのウイルスに感染し易い人、しにくい人の違いが出てきます。

このウイルスを花粉に置き換えてみれば、花粉症になる人とならない人の違いと同じことです。
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この回答へのお礼

となると、元々もって産まれた免疫力の違いの差が一番大きいんですね。
免疫力を下げないように気をつける。
これが一番かな。
ご丁寧に説明してくださって、ありがとうございました。
とても勉強になりました(*^^*)

お礼日時:2025/03/13 16:42

花粉症はアレルギーの一種ですから、個人差があって当然です。


花粉症の人にだって、スギに敏感な人もいればヒノキだけの人もいるように、主に生まれ育った環境の違いによってアレルゲンが異なってきます。
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この回答へのお礼

〉スギに敏感な人もいればヒノキだけよ人もいる

へ~
知りませんでした。
産まれ育った環境の違いによってアレルゲンが異なるんですね。
知らない事ばかりで勉強になります!
ご回答、ありがとうございました♪

お礼日時:2025/03/13 16:44

体質

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