dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

 今、セブンイレブンで「ご愛顧感謝フェア」をやっています。
700円以上買うと150~200円相当の商品が当たり、同時にプレゼントの応募も可能、という内容です。
僕のような学生には魅力的なキャンペーンで、素晴らしい企画だと思います。

 さて、質問ですが、識者の皆様はこのキャンペーンの目的は何であると思われますか?
僕の専攻は薬学です。こういう世界は全くの無知ですので、恐らく的外れで非常に恥ずかしいですが、以下、勝手な予想をお許し下さい。

 まず近年のセブンイレブンはブランド性を主張してきているように感じます。
つまり安いものだけでなく、高い商品も置くようになったと。
しかし一般客は安いものを求める傾向にありますので、突然店頭に高い製品を並べるのは上策とはいえません。
そこでまず、良い商品にお金を出すことへの抵抗を減らす必要があるのではないかと思います。
恐らく、今回のキャンペーンはこういうブランド性を高める意図があるのではないか・・・と思ったのですが、どうでしょうか。

-------------ご回答して下さる方へ。--------------
・今回の質問の趣旨は 「キャンペーンを企画する際に、着眼すべきポイント」 です。
※企画側の視点、 顧客側の視点、 どちらでも歓迎致します。
・上のセブンイレブンはほんの一例でして、全く関係の無い話題でも構いません。
・ご自身の体験、企画哲学や、僕の予想のダメ出しなども歓迎致します。

よろしくお願い致します。

※どこのカテゴリにしていいか悩みました。不適切であれば削除します。

A 回答 (5件)

この「キャンペーン」ですが、ひとことで言ってしまえばNo.1さんのおっしゃるとおり「売上増」です。


ブランディング目的とお感じの様ですが、基本的に企業ブランドはキャンペーンでは構築されません。
その理由ですが、関係者には申し訳ないですが、M自動車を例に取ると正直企業ブランドはボロボロです。
そこで企業ブランド復活を目的にキャンペーンを打ちました(例えばですよ)。カーローン0.1%優遇とか。
さてお客さんはどうとらえるか……。企業に信頼を寄せるでしょうか???無理でしょう。
企業ブランドってそんなものなのです。

さて、キャンペーンです。
ご存知のように、CVS業界は日販(1日の売上)の積み重ねで企業のパワーが決まります。
セブンは日販60万円台後半、その他は50万に届きません。
キャンペーンの目的は、現在60万円台後半にある日販をいかに伸ばすかにあると思います。
700円という設定ですが、おそらくセブンの1人あたりの平均単価が670~680円なのかな?
消費者サイドとしては、あと2~30円出せばキャンペーンに参加できる……という心理が働きますね。
そんな人が1日で100人いれば2000円の日販アップです。
2000円なんて小額とお感じになるでしょうが、これが日本全国のセブンだったらどうでしょう?
2000円×10000店=2000万円です。これはでかいですよね。

「あと10円とか20円出してもいいや……」という心理を刺激する。セブンの上手さはそこにあります。
それも、キャンペーン用に作った商品ではなく、いつも売っている商品を対象にしてキャンペーンを打つ。
おまけにCVSのお客は基本的に常連客で、いつも利用している人ばっかですから、日常生活のリズムの中
でスムーズにキャンペーンに参加できる流れができているとも考えられますね。

企画のコツ…消費者に無理をさせない、ハードルを高くしない、そして、自分自身参加したくなるか否か。
企業からの押し付けをイメージさせない事だと思いますが、いかがですか?
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この回答へのお礼

素晴らしい回答をありがとうございます。非常に勉強になりました。
ブランディング目的ではないという指摘もありがとうございます。恥ずかしいですが、「日販の積み重ね」は盲点でした。なるほど、一人20円もかなり大きいですね・・・。また、
・消費者に無理をさせない
・ハードルを高くしない
・自分自身参加したくなる
・押し付けをイメージさせない
この原則が印象的でした。今後覚えておきます。

尚、5/31にこの質問を締め切る予定です。この度は本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/05/26 15:39

客1人あたりの購入金額アップも当然あるでしょうけど、私が思うのは「くじ」を引くためにあと少し買わせる訳ですよね?と言うことはいつも買う商品以外を買ってみることになります。

で、こういう商品も置いてあるんだと認知されるとこを狙っているんだと思います。そうして認知させておけばまた買ってくれるかもしれませんからね。

質問からそれますが応募券はネットでゲームに挑戦してもなかなか当たらないですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
売り場に視点を当てた鋭い指摘をしていただいて頷いてしまいました。というのは、やはりこういった企画を立てる上では売り場の実情が頭に入っていて、今後どのようにしたら利益が上がるか・・・一人一人がそういった展望を持っていれば、より良い企業になるのだと。やはり現場での研修は大切ですね。

一言で言えば宣伝目的、といったところでしょうか。回答者様の仰るようにカスタマー側が自ら商品を探索する効果もあると思いますし、そこにセブン側が新商品の販売を持ってきたり、そもそもくじで商品を贈呈すること自体も宣伝効果がありますよね。
最近地域特産のお弁当(高い・・・)の販売等も開始し、僕も相加的に商品のアピールを期待されていると感じてしまいます。

ゲームは、当たりませんよね(^_^;)
Webでゲームを用意するところなんかも抜け目がありませんね全く!

ところで関係無いですがダイナマンはあのダイナマンでしょうか??かれこれ僕が幼稚園の頃の戦隊ですが・・・。(どうぞスルーでお願いします/汗)

お礼日時:2005/05/30 19:08

No.2で回答したものです。



No.3さんが
「セブンイレブンとしては、競合の金券キャンペーンに対抗した、いやいやイベントが実情でしょう。」
と書かれていましたが、たぶん違うと思いますよ。

金券と言うのは、確かに再来店を促すのは良いのですが、店舗に対するロイヤリティは作れないです。
単に値引きがあるから行くだけですね。金券がなければ行かない訳です。ファミマの戦略はアホです。

セブンは金券をばら撒くことは絶対にしないでしょう。それはセブンのブランドを傷つけるからです。
CVSは各社ともPB(プライベートブランド)の比率を高めていますが、何とセブンは52%。
半分以上が自社ブランドです。自社ブランドの崩壊につながる値引きは結果として企業価値を下げます。
従って、過去のキャンペーンにおいて「値引き」を前面に出したプロモーションはやってないと思います。
今回のセブンのキャンペーンは「値引き」ではないですね。よく考えれば「くじ」みたいなものです。

鈴木さんがよくバイヤーに言うそうです。
「他の店を見るな。お客のニーズだけを見よ。」
なぜなら、バイヤーってのはその筋の専門家。他店を見ると「おっ、これえ~やん!」となる訳です。
ほんでもって、つい自分の店でもそれを取り入れる。
結果どうなるかと言うと、右も左も同じ店になってしまう。要するに差別化できなくなる。
セブンは相対価値ではなく絶対価値で勝負している。
それが強さの根源になっています。

ですから、ファミマの対抗策である……はないと考えます。
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この回答へのお礼

再び貴重なご意見をありがとうございます。
セブンの売り上げのうち、PBが50%以上・・・というのは驚異的ですね。CVS業界において企業価値がPBの確立であり、金券の作成=企業価値の低下、だとすると確かにファミマの戦略は失敗とも思えますし、キャンペーン時期は重なっただけなのかもしれません。

それにしても、「他の店を見るな。お客のニーズだけを見よ。」とは他の業界にも使えそうな名言ですね。先の回答もですが回答者様の意見は顧客の心にまで触れていて、とてもためになります。
度重なる回答に感謝致します。

お礼日時:2005/05/26 23:37

お世話になります。


そういえば‥‥‥の情報です

競合相手のファミリーマートが、金券キャンペーンを実施してます。
なりふりかまわずの捨て身のキャンペーンです。200円程度の購入で、50円の金券を渡しています。それも店員の裁量が与えられて、自由に金券を渡せます。また、恐ろしいことに100円以上の購入で50円の金券が次回来店時に使用可能です。

セブンイレブンとしては、競合の金券キャンペーンに対抗した、いやいやイベントが実情でしょう。

ローソンの100円ショップの参入。この業界は大変ですね。

個人的な感想としては、他の流通と全く違う点は、定価販売をしている点にあります。
利益率は非常に高く、勝ち組に入る理由はわかります。この業界の常識を創り上げた鈴木氏の手腕は凄いの一言といえます。

ですから、普段していない「値引き」はコンビニではインパクトがあり、効果てきめんです。
しかし、これが恒常化してしまうと、コンビニ自体のブランド低下につながり、諸刃の剣となります。

セブンとしては、直接的な「値引き」を演出させないで、ブランド維持をするための苦肉の策のような気がします
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この回答へのお礼

 有用な情報提供ありがとうございます。
 確かに仰る通り、定価販売が常識であり、キャンペーンの効果は高そうです。
 ファミリーマートもキャンペーンを実施していることを存じませんでした。わざわざファミマの近くに店を作って潰しにかかるくらいですから、今回のセブンの件がファミマへの対抗では、という意味合いも十分考えられますね。27000店で感謝フェアをやらないのに、今回28000店でフェアをやったことも不自然に思います。
 ここで興味深いのは、同じキャンペーンでも手法やアピールの仕方が全く異なる点です。ファミマが客の人数を増やす設定に対し、セブンは1人あたりの平均使用額を高める設定で、ここで既に拮抗していますね(笑)。
 また、キャンペーンをやりながらもブランド性の「維持」(向上ではなく)を図っているのでは、という新しい視点も印象的でした。セブンの700円という設定がミソですね。
 苦肉の策・・・どうでしょうか、皮を切らせて骨を絶つ、かもしれません。どちらのキャンペーンが成功するか否かにかかっているように思います。お互いかなり思い切った行動をしているので、今後の動向が楽しみですね(笑)。

お礼日時:2005/05/26 20:49

月刊「販促会議」という雑誌があり、


様々な企業のキャンペーンやプロモーションを紹介していますので参考になるのでは。
(そこそこの規模の書店なら置いてます)
販促キャンペーンは、設定する目的によって、
着眼ポイントも変ります。

…まぁ、ものすご~~く乱暴な言い方をすれば、
最終的には「その企業の売上げUP」が
「キャンペーン企画の際に着眼すべきポイント」
(↑専門家の方に怒られそうな暴言です…)

参考URL:http://www.sendenkaigi.com/promo/2005/200506.htm …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
とても面白そうな雑誌ですね(笑)!初めて知りました。是非読ませていただきます。

僕の質問の仕方に多少不備がありそうなので、一応補足しておきます。ポイント・コツといった表現は、「キャンペーン企画の基本事項」と解釈していただければと思います。
回答者様の仰る通り「企業の売り上げアップ」はキャンペーンの目的ですが・・・というより企業そのものの存在目的ですよね(笑)。
そこまでの過程には、
・キャンペーンを行う→○○が△△になる→その結果□となり→最終的に、売り上げがアップする
というプロセス(キャンペーンの狙い)があるはずです。そのプロセスを予想して組む際にはどのような情報が必要となるのか。どういう考えをするのか。
そういった「基本事項」の意味合いで解釈していただければと思います。
例えばコンビニの例では、1人が1回の買い物で使う額の相場が分かっていると、キャンペーンの価格設定がしやすくなるかな、と思います。
また「成功させるコツ」と書きましたが、もちろん失敗した例のお話なども興味があります。

お礼日時:2005/05/25 23:05

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