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【珈琲】プロのコーヒーバリスタさんに質問です。

手動コーヒーミル器の手挽きは珈琲豆の粒度を変えられますが、自分の好みの味は人それぞれなので、40g擦るなら、10種類のコーヒー豆のサイズが指定出来るミルなら4gずつ10種類の粗さで挽けば全ての人の口に合うコーヒー味が作れるのでは?

もしかしてコーヒーミルの粒度は単一の1種類で挽くより、コロコロ色んなサイズでスライスしたほうが良いのでは?と気付いたのですがどう思いますか?

色んな粗さで挽けば、どのコーヒー豆でも最高の味で提供出来ると思います。

A 回答 (2件)

>40g擦るなら、10種類のコーヒー豆のサイズが指定出来るミルなら4gずつ10種類の粗さで挽けば全ての人の口に合うコーヒー味が作れるのでは?



すみませんが、まったく同意できません。
いくつかの問題があります。

コーヒー豆は、同じ豆でも挽く粗さで風味が変わるのは確かです。細かいほど苦みに、粗いほど苦み控えめ酸味によると言われます。

ただ「10段階の粗さで挽いた豆を10%ずつの粉で淹れたコーヒー」は、「その人の好みが10%しか入っていないコーヒー」にしかならないのでは?
それはすべての人にとって最高の味ではなく、「自分の好みがわずかしか入っていない、ごちゃまぜの味」です。
あなたが言っていることは、「すべての品種のすべてのワインを混ぜたら最高の一杯になるのでは」と同じです。そのワインを美味しくさせているのは均質ではありません。個性です。
コーヒーも同じです。
全部を混ぜたら個性が死ぬだけです。そしてその中庸の味が好みの人の口にしか合わないでしょう。

次に、実際に実践してみたならば、おそらくですがその10種類の粗さのブレンド粉は「10種類の味がする」ことはないでしょう。ただ単に限りなくそのミルの真ん中のメモリ、たいていは中細か挽きに近い味わいすなわち酸味と苦みが両方とも中間の風味に収斂していくはずです。
絵の具の白と黒を混ぜてごらんなさい、灰色になるだけです。

それから、コーヒーの風味は豆の挽き方だけで決まりませんよね。
生豆での品質(品種、栽培方法、成育期間の天候、栽培地の特徴、どのぐらい置いたか)、また生豆をどう加工してどういう豆に仕上げたか、焙煎の具合、その他にも風味を左右する要素がたくさんあります。
これらを置いてただただコーヒーミルの挽く粗さ全種類を均一に混ぜたところで、そのコーヒーは最高の味にはなりません。

中細か挽きだからこそ最高の味になるコーヒーもあれば、粗挽きだからこそそのコーヒー豆のポテンシャルが最高に引き出されるものもあるし、細か挽きだからこそ美味しく感じるコーヒーもあるのです。
あなたは人の好みもコーヒーの淹れ方も何かを勘違いなさっています。
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2025/05/26 00:09

そう思うなら試して下さい。

すでに珈琲通はそれぞれの方法で楽しんでいます。生の豆から自分で焙煎し、濃さを代えています。ミルはその後の仕事。どの位の熱で何分間炒るかから始めています。お湯を注いで蒸らすのは一瞬ですから豆の粒に浸透して蒸らす時間が大きさにより異なります。次にお湯を注いだとき早く蒸れた物と遅く蒸れた物とでは早い物は香りと風味が際立ち、長く蒸れた物は渋みと苦味が出て来ます。味を一定にするには均等な大きさの粒が好まれます。また市販の豆は店により好みにブレンドしています。珈琲はその過程毎の違いで大きく変わります。楽しみ方も人それぞれです。御自分の方法を見いだしてオリジナルを編み出して下さい。
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