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イオン結晶は可視光に対して透明で紫外線に対しては不透明ですよね?どうしてでしょうか??

A 回答 (4件)

電子を励起するにはそのエネルギー準位差と等しいエネルギーの波長で励起しないといけませんよね。


そのエネルギーの波長の光が紫外域に多いんです。だから、吸収されてしまいます。そして、吸収して励起した電子は格子振動などによって打ち消され、なるなる(なくなりはしない。)といった感じです。
逆に言えば、その波長以外の光、電磁波は透過するので透明に見えます。
赤外線が吸収されるのは、電子とは違い、結晶格子振動が吸収するからです。
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紫外光は(原子内でとびとびのエネルギー順位を持つ)電子を高いエネルギー順位に励起するのにちょうど良い大きさのエネルギーを持っているので、紫外光に対して不透明になります。

可視光のエネルギーは励起には小さく、X線ではエネルギーが大きすます。ちょうど良い大きさのエネルギーがあるのはとびとびのエネルギー順位があるという量子力学的効果です。
ちなみに、金属がX線より長波長で不透明なのは、金属の電子は原子に固定されておらず、とびとびではなく、連続のエネルギー順位を持つためです。
ちなみに、赤外線は原子を振動させるのにちょうど良い大きさなので、効率的に原子を振動させて熱に寄与します。
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> 紫外線に対しては不透明ですよね?



どのあたりの波長を指して「紫外」とおっしゃっているのでしょうか?

下記URLのように、一般には赤外用窓材とされているアルカリハライド結晶も、200nm近辺の紫外域まで立派に透明ですよ。(もちろんVUV~EUVまで含めて「紫外全域で」というなら、そりゃ「不透明な領域もある」ですが。)

参考URL:http://www.fujiwara-sc.co.jp/catalog/glass11.html
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>不透明ですよね


とは限らないのです。

エネルギーバンドの差がかしこうふきんになく.しがい領域にあるから。
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