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 政治や社会問題に興味があるのですが、そういった類のことを考える上で、資本主義というものが一体なにであるのか、ということをしっかり知る必要があると思い、関連の書籍を読もうと考えているのですが、いずれの本が入門書として適切か分からないので、教えて頂けないでしょうか?
 読書に裂ける時間の関係もあり『資本論』のような長いものでなく、長くても300~400頁のものが好ましいです。
 尚、アマゾンで調べて興味を持ったのは今井克人氏の『二十一世紀の資本主義論』です。

 併せて社会主義に関する入門書も紹介して頂ければ有難いです。

A 回答 (4件)

資本主義は、商業が盛んだった古代ローマ帝国や、イスラム圏、中国では生まれず、商業を卑しんだ西ヨーロッパで生まれたという逆説があります。

資本主義の謎は、経済だけでは、解けないのです。
この問題を、一番分かりやすく解説してくれるのは、小室直樹氏の本だと思います。最近の本は、予備知識も何もない、一般読者向けなので、揚げ足を取ろうと思えば、取れますが、エッセンスを短時間で理解させてくれ、本格的な本を読むための準備にもなります。
たくさん本が出ていますが、『論理の方法』、『経済学をめぐる巨匠たち』、『経済学のエッセンス』あたりがいいでしょう。どれも2時間くらいで読めます。
マルクス経済学については、森嶋通夫がいいですが、全集でしか、入手できなくなってしまいました。

この回答への補足

 『経済学をめぐる巨匠たち』を図書館で借りて読みはじめたところ、僕の望んでいる入門書として適切であると感じました。この本を手がかりに知識を深めて行きたいと思います。
 以上で回答を締め切らせていただきます。

補足日時:2005/09/08 22:53
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この回答へのお礼

 ご回答有難うございます。

>資本主義の謎は~
 僕もそう思い初めは哲学カテゴリで質問しようかとも思ったのですが、経済カテゴリの方が現在的な本を紹介していただけるのではないかと思い、こちらに質問を立てさせていただきました。

 ご紹介いただいた本の中では、小室氏の2冊に興味を持ちました。『経済学をめぐる巨匠たち』の方は近くの図書館にあるようなので、とりあえずこちらを読んでみることにします。

 森嶋通夫氏の『マルクスの経済学』も候補に入れたいと思います。

お礼日時:2005/09/04 05:50

>小学生向けの本は少し軽すぎるように感じます。


かなりハードな内容です。現在の小中学生にはけして見せられない内容です。
天皇を中心とする社会主義社会を構築するために.「行政への絶対的服従」を教育する目的で作られた内容です。
自由主義・国民主権を熟知している人間が読むと.社会主義体制下での被支配者層の取り扱いが理解できるかと思います。

たとえば.
天皇主義を優先して個人の財産を犠牲にすることを美化したり
農業恐慌(昭和10年頃東北を中心とした大規模な飢饉)の時に就農を宣伝したり
しています。基本は.天皇の私兵として天皇の指示を理解できる人間の教育(血税一揆の防止)にあります。
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>社会主義に関する入門書も紹


講談社が昭和のはじめに出していた小学生向けの本ならば社会主義そのものを教えていますので.こちらはどうでしょうか。
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この回答へのお礼

 ご回答有難うございます。

 小学生向けの本は少し軽すぎるように感じます。勿論、子供向けの本にも良書はあるとは思いますが。

お礼日時:2005/09/04 05:58

『資本論』では、昼寝の枕にしかなりませんからね。

資本論の解説書みたいなのを、いろんな立場の人が書いていると思います。
本屋で中身を引き比べたほうがいいと思います。同じ300ページでも、字の大きさが倍も違ったり、イラストがあったり、注釈が充実していたり。
本人の感性で。

「社会主義に関する入門書」──
それを標榜している政党が出しているのが一番正確かも。別の意見のものもあわせて読めば、なお興味深い。

この回答への補足

 批判的な立場で書かれているものに関しても、お薦めのものがあればご紹介願います。

補足日時:2005/09/04 05:55
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この回答へのお礼

 ご回答有難うございます。

>本屋で中身を~
 近くにその手の本を置いていそうな書店がないので、とりあえず図書館においてあるものをいくつか見てみようかと思います。

お礼日時:2005/09/04 05:55

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