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どなたか教えてください。
N(CH3)3が塩基性であることは分りますが、
炭素の代わりに珪素を含むN(SiH3)3が
なぜ塩基性を持たないのか分りません。
教えていただけたら幸いです。

A 回答 (2件)

珪素原子の場合、炭素と違って、最外殻に空のd軌道があります。


このd軌道が、N(CH3)3の場合であれば中央の窒素原子が持っていた孤立電子対に当たる電子の受け皿となり、言ってみれば(化学的な表現ではないですけど)「珪素原子によって塩基性が消費された状態」なので(N^+-Si^-のような感じ)、塩基性がない、と。


別の説明の仕方をすれば、N(CH3)3でのC-N結合は「sp3混成軌道」によっているのに対して、N(SiH3)3でのSi-N結合は「sp2混成軌道」+「p(窒素)-d(珪素)軌道」によっている、ということになります。
(但し3つある珪素それぞれとは共鳴によって等価)
このことは、No.1の方が回答されている、それぞれの結合角からわかります。
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N(CH3)3  の C-N-C の角度は 110°くらい


N(SiH3)3 の Si-N-Si の角度は 120°くらい

N 原子に H+ がどこに着こうとするかわかりますね。


Si 原子の大きさは C 原子に比べてどうでしょう。

大きな原子が隣同士に結合した場合、反発はありますか
また、結合に影響しますか。
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