初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

生物学科の遺伝子方面に進みたいと思っているんですが、理学部と農学部のどちらにしようか迷っています。それぞれどういう違いがあるのか、受験の内容も含めて教えてもらえませんか。

A 回答 (4件)

旧帝大農学系大学院修了者です。



理学系は、基礎研究を中心としていますので、「実用化はいつ?」と聞かれると分からないという研究が多いです。一方、農学部は、実用化を目指して研究を進めますので、いつの間にか世の中に新しい技術が登場しているということが多いです。

遺伝子系は農学部がお得意としている(私の所属していた旧帝大では、半数が遺伝子の研究をしていた)分野です。ですが、遺伝子をいじる技術を身につけても、企業の分析担当くらいしかなれず、農学部出身ではなかなか本格的な研究をさせてもらえません。

広く浅く研究したければ農学部を、狭く深く研究したければ理学部をお勧めします。なお、就職を考えるなら工学部が断然有利ではありますが、工学部の中でも生物系には知り合いがいなかったので、何とも言えません。

受験の内容について、農学部の方が偏差値が落ちる場合が多いので、とにかく良い大学に受かりたいならば、農学部を選べばいいと思います。なお、私の場合、大学名で選んで農学部に入り、かなり後悔しております。
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理学部では主に基礎的な研究を、農学部では基礎研究によって得られたことを応用し、社会に適用させる研究をしています。

遺伝子でいえば、遺伝子の働きを調べるのが理学部、遺伝子の働きを利用するのが農学部といったところでしょうか。

また、遺伝子工学などを、学ぶのであれば工学系でも生命工学などの分野があります。

さらに遺伝子組み換えの技術などは現在一般化し、学生実験などで普通に行われているらしいです。やはり質問さんが遺伝子をどのように扱っていきたいのかで決めるべきだと思います。

受験に関しては、大抵の大学では学部に関係なくほぼ共通の問題が出されますので、自分の得意科目、実力などを考えればよいと思います。
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そこらへんは、大学によってぜんぜん違いますから、明確な答えはないでしょう。

しかし、大まかには、農学部では育種のためや、ある遺伝子の一領域を調べる感じが多い気はします。
でもたとえば私が通う大学には理学部がないので、本来理学部でやるような分野を農学部のいくつかの学科がやっている感じです。
受験では一般的に、理学部のほうがやや難しい気がします。
遺伝子の分野は医学部や理学部や理工学部や工学部や農学部(生物資源)や繊維学部などでやっています。
大学やその学科によってもぜんぜん分野が違います。
貴方が何をやりたいかで単純に決めるのがいいかもしれません。
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遺伝子系に進みたいなら農学部が良いのではないでしょうか?


遺伝子系の実験なんてプロトコル通りにやればできるものが大半なので、就職するときには遺伝子実験ができることはなんの売りにもなりません。

農学部については詳しくないですが、繁殖とか生殖とかの方に進めば関連した職につきやすい気がします(気がするだけですけど・・)。

理学系でも旧帝の大きなラボにいってRNAiとかでがんがんやっていけば理学系でも職はあるかもしれませんね。

どんなことがやりたいのか具体的にはわかりませんが、遺伝子実験がやってみたい程度なら、今の時代、生物関連のところならどこでもできますよ
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