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下の質問の続きなのですが、ドイツ在住の完全菜食主義者(ベガン)の5歳、4歳と2歳の子供たちにとっての理想的献立、一日何回食事を与えればよいのか、どれくらいの量を与えればよいのか、アドバイスをお願いします。この子供たちは私の子供ではありません。あくまでも義理の兄の子供です。また豆類を嫌っているようなのですが(好き嫌いが激しい)どのようにすれば食べるようになるのでしょうか?

A 回答 (1件)

子どもというのは大人と違って、一人一人与えるべき栄養や理想的な摂取方法は変わってきます。

できれば病院へ連れて行くなり、福祉施設に相談しに行って、プロの小児科医と栄養士からアドバイスを受けたほうがいいです。

一応、基本としては穀物・豆類・野菜・果物・ナッツ類などを1日に3~5回に分けて、バランスよく与えることです(子どもは消化能力も未発達なため小分けのほうがいい)。特に穀類と豆類は重要なタンパク源ですからしっかり摂らせます。与える量については、基本的には欲しがるだけの量を与えたほうがいいそうです。

あと、子どもは味覚が未発達なので、野菜や豆特有の苦味、えぐみ、青臭さなどを敬遠しがちです。

こうした味は、じょじょに経験をつむことではじめて分かるようになるものであり、子どものころから無理やりに野菜を食べさせようとするとたいがい食事がきらいになります。
ですが、逆にまったく野菜を摂らせないと味覚が発達せず、成人になってもまともな食事ができません。

食が進むようにするには、分かりやすい味である甘みを強くすることと、食べたときの口当たりをよくすることです。

具体的には砂糖を多く使ったり、野菜は生でなく火を通して食べさせる(グラッセにしたり、タマネギをよく炒めるのがいい例)、オリーブオイルをはじめとした植物油をしっかり使うことです。

豆ならシロップで煮たり、豆乳に蜂蜜や果物を加えてセーキにするなどすることで摂りやすくなるはずです(砂糖などを使うことで意図的にカロリーをアップさせ、食事量が少なくても、必要なだけのカロリーを確保する狙いもあります)。

あとは野菜を細かく刻んで植物油で炒め、豆乳と水を入れてトロリとするまで煮たスープもおすすめです。油を使うと豆臭さや野菜のえぐみが消えますし、それを煮込むことで消化もよくなって、野菜の自然な甘みや旨みを感じることができるようになります。

また、このスープは、カレー粉を入れて味を調整したカレーやトマトを加えたトマトスープなどにも応用できます。

いずれにせよ、子どもの発育状態などをふまえて、そのときそのときに適切な食事を与えないといけません。そして、最低でもこれくらいの工夫をしないと菜食主義での子育ては不可能です。

ただ、義姉の方にこうしたことを言っても聞く耳は持たないでしょう。前にも言いましたが大半の完全菜食主義者は感情で動きますから、理屈・理論では折れません。

心配なら義兄さんと相談して、子どもたちを引き取るなり、強制的に入院させるくらいのことは考えたほうがいいです。

それもためらわれるなら、冷たいようですが子どもたちが倒れるか死ぬまで放置するしかないでしょう。
とりかえしのつかない事態にならないかぎり、そうした人たちの考えが変わる可能性はありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました!

お礼日時:2006/01/13 14:46

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