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左肩を脱臼・骨折した場合、現在の医学では一般的にどの位の治療方法があるのでしょうか?
完治期間・完治後の後遺症もわかれば教えて下さい。

A 回答 (3件)

ご質問拝見させて頂きました。




関節を固定して長期間動かさずにいると、筋肉や関節の袋が固くなり、拘縮と言って関節が動きにくくなります。肩関節は元々筋肉で固定されているような関節ですので、特に拘縮の起こりやすい関節とされています。
そのため、三角巾などの簡単な固定で済ましておき、早めに動かす事が多いのです。古い治療法というわけではなく、むしろ昔の方がギプス固定をされていた事があります。肩をギプスで固定しようとすると、胸まで固定する必要があり、日常生活を送るのにかなりの支障を来します。ギプスの方が治療成績が優れているのなら、ここまでする必要があると思いますが、今のところ、ギプスと三角巾で大きな差はないようです。むしろギプスの方が関節が硬くなりやすいようです。脱臼に対しては最近、握手するような姿勢で固定する方法も行われているようです。鎖骨の場合は専用のタスキのようなバンドがあります。

治療法は骨折の形や場所によって変わってきます。手術が必要な事もあります。
ずれも少なく、手術なしで治るような骨折の場合には2,3週つっておくだけの事もあります。ずれそうな場合には肩にギプスを巻くのではなく、肘の上か下から手首までギプスを巻いて三角巾のようなモノでつっておくという方法もあります。

骨がくっつきはじめるのには、通常3,4週はかかりますが、動かすのに耐えられるかどうかは骨折部位によって大きく変わってきます。肩は早いほうで、早ければ2,3週程度から少しずつ動かす事もあります。(スネや太ももは時間がかかり、体重をかけられるようになるのに2,3ヵ月要する事もあります。)

骨折の後遺症としては、細々としたモノは色々ありますが、関節が硬くなったり、動きが悪くなる事がよくみられる後遺症といえるでしょう。

脱臼の場合、通常は2,3週もすれば何ごともなかったかのように痛みはなくなります。これ以上痛みが続いたり、肩が上がらない場合には骨折や神経麻痺、腱損傷などが合併している事が多いと言われています。

脱臼の後遺症としては、残念な事に、肩関節は一度外れると2度目が起こりやすい関節です(いわゆるクセになるという状態、反復性肩関節脱臼と言います)。これは若年であればあるほど確率が高くなり、10歳代では90%程度の人が二度目の脱臼を経験するとも言われています。一方、40歳以降になるとこれは20%以下になるとも言われていますので、再脱臼のしやすさは何歳で初めて脱臼したのかによって変わってきます。再脱臼の多くは2,3年以内に起きやすいと言われています。
日常生活で支障を来すほどの外れやすさが残った場合には手術が行われる事もあります。筋力訓練だけでは再脱臼の防止にはならないという意見が主流です。

脱臼の場合、骨折や腱損傷、神経麻痺、血管損傷などの合併がなければ、再脱臼しやすいという事がもっとも大きな後遺症と言えるでしょう。
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#1です。


御礼いただきましてありがとうございました。

私もその時病院の医者に「それしかないのですか?」と聞いたのですが、「ありません」と答えられました。確かに原始的だと思いましたよ。

ギプスつけるのは手足だけなのかも知れませんね。
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以前身内が肩を骨折しました。


その時はそれほど重傷ではなかったために病院で患部を固定(具体的名称を忘れましたが、強力なサポーターのようなもの)しただけで、随時レントゲンを撮り治り具合をチェックしただけでした。特段治療方法はないと言われました。折れ具合によっては手術も必要らしいです。

完治期間は折れた状態や年齢、栄養状態にもよりますが、やはり一ヵ月半くらいはかかります。後遺症は、その肩の動きが悪くなる(筋力も落ちている)ので機能回復のリハビリが必要なはずです。
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この回答へのお礼

昔ながらの整形外科に通っているので、治療方法が原始的すぎて疑問に思ってしまいましたが、やはり肩の骨折の場合は、サポーターなどで固定するだけですか??

骨折=ギプスってイメージだったので、こんなんで固定できるのかと少し心配だったのですが、肩だし仕方ないのかな?

レントゲンは撮ってもらえてないので、お願いしてみます。

ありがとうございました

お礼日時:2006/01/25 22:11

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