プロが教えるわが家の防犯対策術!

職場で技術学習会なるものが発足してトランジスタの特性を調べています。
これまで電子部品等とは縁遠い人生を歩んできたので何を調べているのかさえ判りません。

Vce-Ic特性というものを調べているのですが
これは一体何を調べているのでしょう?

Vceの電圧を上げてゆくとトランジスタのcからeへたくさん
電流が流れるということでよいのでしょうか?

トランジスタのbからeへ流れる電流も変化させて、
この値が小さいときに大きいときと比べてグラフの形が変わる理由について
調べるのが主眼なのですが、そのずっと手前でつっかえている状況です。

よろしくご教示ください。

A 回答 (3件)

>Vce-Ic特性というものを調べているのですが


>これは一体何を調べているのでしょう?

電圧Vceの値と、電流Icの値の関係です。

グラフの横軸にVceを取り、縦軸にIcに取れば、
それがVce-Ic特性です。

グラフ上でIcとVceの関係は直線になるのか、
または、IcはVceに対して二次関数的に増加して行くのか、
または、あるVce以上でIcが飽和するのか、etc
つまりは、グラフがどんな形になるのかっていうのを
調べるのが目的かと思われます。

>Vceの電圧を上げてゆくとトランジスタのcからeへたくさん
>電流が流れるということでよいのでしょうか?

そうです。
このことを、もっと定量的に論ずることが、「Vce-Ic特性を調べる」ということになるかと思います。

>トランジスタのbからeへ流れる電流も変化させて、
>この値が小さいときに大きいときと比べてグラフの形が変>わる理由について
>調べるのが主眼なのですが、そのずっと手前でつっかえて>いる状況です。

(バイポーラ)トランジスタとは、
電流を電流で制御する素子です。
b-e間の電流値が大きくなれば、
c-e間の電流地が大きくなる。
つまりは、b-e間の電流で、c-e間の電流の大きさがコントロールできることになりますね。
これら2つの電流値の関係がどうなっているのかを調べられれば、良いかと思われます。

トランジスタの根本的な理解にはバンド理論から
勉強しなければいけませんが、
回路を作るだけでしたら、イラない知識だと思うので
ここでは数値と数値の関係性を調べてゆけばよいと思います。
    • good
    • 0

>Vce-Ic特性というものを調べているのですが


これは一体何を調べているのでしょう?
Ibを一定にして、Vceを可変し、その時のIcを測定すると、Vce-Ib特性が得られます。Ibを少し変えて、又同じような特性を幾つかとります。このIbをパラメーターと言います。
 縦軸にIb、横軸にVceをとればVce-Ib特性がえがけます。
 この特性グラフの横軸上に電源電圧Vccをとり、VccとコレクターCの間に負荷抵抗RLを繋ぎ、Eをマイナスに繋いだ回路で、縦軸上に電流I=Vc/RLをとってこのIとVccを結ぶ、これをロードラインといいます。
 Ibを可変したときのIc,Vceの変化をロードラインで読み取れます。この後は自分で考えてください。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

皆様コメントありがとうございます。
何から調べてよいかもわからず困惑していましたが、
なにかしら取っ掛かりがつかめたように感じます。

がんばって勉強してゆこうと思います。

お礼日時:2006/03/02 20:24

トランジスタのデータシートがメーカサイとカタログから得られると思います。


そのひとつひとつのデータの意味を理解するのがファーストステップでは無いでしょうか?
トランジスタは足が3本あり、その足ごとの電流、足間の電圧を捕らえた特性は相互に関係があり、単にひとつの項目だけを理解しても役に立ちません。
データを取るにも、データシートを見ながらやらないと、間違ったデータ取りに無駄な時間を費やすことになります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!