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単相コンデンサモーターの動作原理を教えて下さい

A 回答 (2件)

三相モーターはR相、S相、T相の位相(時間的なずれ)のずれにより回転磁界を作り回転子を回します。


単相コンデンサモーターはコンデンサにより位相を作り回転させます。
モーターコイルの主コイルと補助コイルの位相差により回転磁界が発生します。
モーターのリード線が4本と3本のものがあります。
主コイルと補助コイルとの配線で4本、片側同士が共通になっているタイプで3本。
参考に書きますが・・・。単相AC100V(図でないと解りにくいかも知れませんが)
モーターの配線が3本の場合 (仮に配線の色を黒、赤、白とします。)
黒は電源に接続します。(AC100V-L1)
赤と白に間にコンデンサーを接続します。
(ここの電圧は定格の1.7倍 約170Vになります。これ以外の時はコンデンサの不良または接続不良。)
(主コイルと補助コイルの巻線抵抗の測定によりコイルの損傷をチェックできます。)
白または「赤」は電源に接続します。(AC100V-L2)「逆転します。」
モーターの配線が4本の場合 (仮に配線の色を黒、青、黄、白とします。)
正転(CW)の時
黒と青を電源に接続します。(AC100V-L1)
黄と白の間にコンデンサーを接続します。
白を電源に接続します。(AC100V-L2)
逆転(CCW)の時
白と青を電源に接続します。(AC100V-L1)
黄と黒の間にコンデンサーを接続します。
黄を電源に接続します。(AC100V-L2)
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交流モータは回転磁界の中で、回転子が回転するようになっています。


回転磁界を作るには、三相交流を使う方法と2相交流を使う方法があります。
単相交流の場合、往復の磁界しか作れませんので回転しません。
(いったん回りだすと、単相でも回り続けます。)
単相交流をコンデンサで位相を進めてやるともとの交流と合わせて、擬似的な2相交流が作れます。これで単層モータ(2層モータ)を起動させてやればあとは自力で回転し続けると言うわけです。

余談ですが、SL(蒸気機関車)のピストン(棒)は左右で90度ずれてつけられています。だから往復運動のピストンで回転運動が出来るわけです。走り出してしまえば片方だけでもいいですよね。単相コンデンサモータもこれに似ています。
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