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昔から行われている、雨乞いや疫病退廃について質問します。
例えば雨乞いだとしたら、雨乞い竜を作って祈願したら雨が降ると考えられたのですか?なぜ竜を振り回す事で雨が降ると思ったのですか?
たまたまそうした時に雨が降ったからなんでしょうか?

A 回答 (4件)

雨乞いの祭りには火をたいて煙を上げるということもするはずですが.今はすたれてしまいましたか?。


竜は雷の象徴です。煙を出して.運良く上空に高濃度の水分があれば雨が降ります。この場合に積乱雲が生じ雷になります。
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  「因果論」あるいは「因果的思考」や「因果的な世界の捉え方」というのは、昔からあります。おそらく人類の祖先に当たる数百万年前の原人にもあったのではないでしょうか。これは、或ることが起こった。この現象・事象には、「原因」があるはずだという思考です。結果の現象と合わせて、原因と結果の結びつきで「因果」と呼んだのです。
 
  現代の科学の理論も「因果の法則」の形になっています。基本的に過去に何らかの原因現象があり、これが現在のまたは未来の結果となって現れるという理論です。
 
  昔から、自然界の現象や、人間の社会における事象でも、因果的な考え方があり、因果の理論がありました。それらは、現代の科学からは、因果性があるのかどうか疑わしい、またないことが分かっているものなどもあります。科学の理論は、昔からの因果理論をより正確に、客観的に、一般化し、真偽の判断手順も示し、その上で、真であると実験などで判断されたものを、ただしい因果関係とし、理論を造っているのです。
 
  古くから、科学に似た、未来予測の理論や、自然現象、社会現象についての因果の理論はあった訳です。それは、その当時の人たちの世界観、世界はどういうものか、どういう原理で動き、決まっているのかという考え方とも密接に関係していました。
 
  例えば、雨は何故降るのかについて、それなりに人々の納得していた理論あるいは説明があったのです。神が、地上が緑で潤っているように、雨を適切な季節に降らせ、植物や、人間に必要な穀物などが、よく実るようにした、という説明理論です。これに対し、世界は、神のこの定めに時に反抗する場合があるとか、雨が降るのを、神は、特別な、神でもある特定の霊ある存在に任せ、管理させたというような考え方もあります。
 
  雨の場合だと、やはり、水に関係があるので、水の大きな溜まり場、例えば、海や湖、池や、大きな河などにいると考えられた、(想像上の)霊的存在、例えば、「龍」などが、雨の降るのを管理したり、また雨が降ることに干渉する力を持っていると考えられたのです。
 
  雨が降らないと、穀物や植物が生えないし、人間は食料に困り、家畜も牧草などに困るし、何より、飲み水もなくなる。そこで、何故、雨が降らないかと、占い師などに頼んで調べてもらい(これは現代風にいうと、異常気象が続くので、科学者に、文部科学省が調査チームを結成させ、原因究明に当たったなどに対応します)、原因が、例えば雨を管理している龍の神様、龍神が、何かの理由で忘れているとか、怒って雨を降らさないのだとか、あるいは、龍神ではなく、天の神が、雨を降らさないよう意図しているのである、あるいは、原因がよく分からない、しかし、天の「気象の神」と関係があることは間違いないなどの場合、因果関係から、ここで、龍神に怒りを鎮めてもらうようお祭りをするとか、龍神に、忘れていませんか、雨を降らせてください、とか、天の神に同じように、祈り、注意を引き、お願いして、雨を降らせてもらおうということです。
 
  その際、色々な儀式があり、それは龍に関係あることや、天の神に関係あることでしょう。儀式の方法は色々で、龍の像を振り回すことで、龍に注意を促したり、祈ったりしているのかも知れません。
 
  また、雨だけでなく、その他、色々な自然現象、社会現象、人間個人のことについても、それぞれに「因果の理論」があり、疫病がはやるのは、或る神を怒らせたからであり、そのためには、神にお供えをし、お祭りをして、疫病を止めてもらうようにするとか、戦争に勝つため、戦争の神に祈り、お祭りをして、犠牲を捧げるとか、または、子どもが生まれないので、子宝の神にお供えをし、祈るとか、病気平癒のため、お百度参りをするとか、色々ある訳です。
 
  (また、こういう祈りによって、雨が降ったり、疫病が流行を止め、また子どもが生まれたり、病気が治った例もあるのでしょう。本当に、龍神が前を降らせてくれたのか、雨乞師に技量や才能があり、それが雨を降らせたのか、よく分からないことがありますが、雨が降らないと言っても、何時かは自然に降るので、祈った時に、タイミングよく雨が降ったのかも知れません。また、自然現象をよく観察している雨乞師は、丁度雨がもうじき降るという時に、雨乞いの祈りなどをするというのもあったようです。すると、雨乞師の祈りで、神が雨を降らせたようにも思えるのです)。
 
  いまでも、正月に、神社に詣って貰って来る、または買ってくる福笹は商売に縁起がいいので、一年中飾っておくとかあります。
 
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河の流れ、うねるさまと荒天時に荒れ狂う様を見て、昔の人は河に竜を重ね合わせました。


・・・これを龍神信仰といいます。
雨が降り河が溢れるのも、雨が降らないのも龍神のなせるワザと信じられていたのだと思います。これは日本独自のものというよりは、龍のイメージが中国から移植されたいこうのことだと思います。
水神様といわれる神社や社がありますが、多くは龍または蛇を祀っています。

参考URL:http://www.waw.ne.jp/youkai/9803/tradDB2.html
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 昔の人は、竜が川や池や湖などの水中に住んでいて、空を飛ぶことも出来て、雲や雨を起こし、稲妻を放つと考えていました。

だから、竜神には雨を降らせる力があるから、雨を降らせてくれるようお祈りしたのです。
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