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素人にはわからないんですが、
オーケストラの人たちは、指揮者がとても大事だと
聞きます。
下手な人だと誰も演奏しないとすら
聞いたことがあります。

でも、テレビとかで演奏をみてると、
指揮者のこと見てる人少なくないですか?
みんな楽譜みてるように見えます。

指揮者の人が頑張ってても、見てないんだったら、
指揮者いらないじゃん…って
素人目には見えるんですが…。

どうなんでしょう?

A 回答 (14件中1~10件)

>指揮者のこと見てる人少なくないですか?



楽譜を眺めながらも、視界には入れてるはずですよ。

>下手な人だと誰も演奏しないとすら聞いたことがあります。

プロ指揮者を目指す人のオーディションのようなものがあります。
そこでは実際に指揮台に立ってプロのオーケストラを前にする訳ですが、人によっては、タクト(指揮棒)を構えても、(誰一人として)楽器を構えてもくれない場合があります。
せっかく楽器を構えてもらえても、タクトが空(むな)しく空(くう)を切るだけで終わってしまった人もいます。
これは、楽団員が意地悪とかでやっているのではないのです。
団員側からしてみますと、指揮台に立ったその人から「これから音楽が始まります!」といった雰囲気が感じられて来ないので、楽器を構えることさえ出来ないでいるのです。

プロのオーケストラ団員は、私たちが考えている以上に音楽的な感性に敏感な人たちです。
そうした音楽的に敏感な感性の持ち主たちを納得させられるだけの(音楽的な)雰囲気を醸(かも)し出せる人でなければ、プロ指揮者は務まらないのです。

つまり、「奏者が(意地悪で)演奏しない」というのは指揮者側の言い分であって、「指揮者が、奏者が演奏したい雰囲気に持って行ける器量がない」というのが客観的評価として正しいのではないかと思われます。

プロはプロとして「良い仕事」をしたいと思っているのは、演奏家(奏者)とて同じです。
奏者側の論理からしますと、同じプロとして、自身が「良い仕事」を成し遂げて行く上でも、「組める相手」か「組めない相手」か、そうした目でもって指揮者を見ているのです。
良い仕事相手と組んで、最高の仕事(演奏)が出来た時、奏者も指揮者も聴衆も、最大級の喜びを味わえるのです。

>指揮者がとても大事

と言われるのは、奏者自身の最高の仕事(演奏)を引き出してくれる役割を持っているのが指揮者だからなのです。

>テレビとかで演奏をみてると

実際にホール(演奏会場)に足を運んで、プロの妙技をナマで味わって下さいな。(^^)
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この回答へのお礼

曲が始める前のあの緊張感は聞いているほうも
ぐっと来ます。
あの最初の出だしって重要ですよね。

何度か聞きにいったことはあるのですが、
皆さんのコメント見て、
そういうところもポイントにしつつ
また聞きにいきたいな~!と思いました!!

お礼日時:2006/04/03 10:25

「のだめカンタービレ」を読むと、指揮者の大変さ、おもしろさ、重要さが指揮者側、演奏者側からカンタンにわかりますよ~w

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この回答へのお礼

のだめ最初の頃だけ見てました。
ただの恋愛漫画かと思っていましたが…。
見たくなってきました。

今度チェックします!

お礼日時:2006/04/03 10:31

天平のオーケストラ「雅楽」の場合です。


指揮者はいませんがリーダーが一人います「音頭(おんど)」と言います。一番前で演奏していますが、ほとんどの奏者からは見えません。その人が出している「音」だけで判断します。
曲中でテンポが変わったり、リズムも一定ではないので(ステディビートではない)あわせるのが大変ですが、合った時の快感は爽快そのものです。
音頭が下手だとまったく曲になりません。
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この回答へのお礼

>その人が出している「音」だけで判断します。

すごいですね!
演奏者の方々ってすごいな~!

そういうのを頭に入れて聞くとまた感慨深いですね!

お礼日時:2006/04/03 10:30

指揮者の佐渡裕さんだったでしょうか、うろ覚えなのですが、


曲の出だしで指揮棒を上から下にすっと降ろした瞬間、
「折れる」ことがあるそうです。
叩きつけたわけでも、激しく振り下ろしたわけでもないのに、です。

あの棒は触ってみれば判りますが、そうそう折れるものではありません。
その棒が、降ろした瞬間に折れる…。
その瞬間、なにが起きているのでしょう。

楽団員全員の呼吸というか気のようなものを
練り上げ練り上げ巻き上げ、
その「かたち」を音として曲として聴衆に伝えるのが
指揮者の役目なのだと思いますよ。
もっとも誰もがこんな指揮ができるというわけではなく、
だからこそ、偉大な指揮者という存在があるのでしょう。

ただ拍子をとっているわけではないんですよ。
確かに…そう見えますけどね。
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この回答へのお礼

指揮者の人をじっくり見てると、
優しいフレーズのときは優しい顔で指示して、
恐い時は表情も恐くなってたりしますよね。
そういうの見てるとおもしろいな~って思います。

聞きに行きたくなってしまいました。

お礼日時:2006/04/03 10:29

 かつてのN響コンサート・マスター、岩淵 竜太郎氏は、カラヤンに


ついて「こうした大指揮者になりますと(オーケストラは)まるで磁石
にかかったように、自在にふりまわされるのです」と語っています。
 
 ひきしまった表情、優雅で迫力にあふれる身振り、帝王と呼ばれた男
は(楽員と聴衆に対して)きびしく問いかけていたのでしょう。
 いま思いつくまま、さまざまの魅力にあふれる指揮者ベストテン(↓)
 
<PRE>
 Toscanini,Arturo  18670325 Italy U.S.A 19570116 89 /NBC交響楽団[1937-54]
 Walter,Bruno  18760915 Austria U.S.A 19620218 85 /19620217
 Furtwangler,Wilhelm 18860125 Duitch    19541130 68 /自殺?
 Bohm,Karl      18940828 Austria    19810814 86 /1963,1975,1977,1980来日
Ormandy,Eugene  18991118 Hungary U.S.A 19850312 85 /19850315
 Mravinsky,Evgeny  19030604 Russia Soviet 19880119 84 /19880120
 Karajan,Herbert von 19080405 Austria    19890716 81 /1954来日
 小澤 征爾      19350901 満洲            /1961-1995N響ボイコット
 Muti,Riccardo    19410728 Italy            /ウィーン・フィル
♀西本 智実      19700422 大阪            /ボリショイ交響楽団
</PRE>

参考URL:http://www.sonyclassical.com/artists/karajan/bio …
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この回答へのお礼

ベストテンありがとうございました。
テレビではなく、実際に聞きに行きたくなってきました。

お礼日時:2006/04/03 10:27

顔を上げて指揮者を見上げる場面は少ないかもしれませんが、指揮者やコンサートマスターなどの動きは、楽譜とともに視界に入っていますよ。


もちろん、ポイント・ポイントでは、かなりはっきりと指揮者を見る場面もありますし....

それに、本番は練習どうりにはいきません。練習で指揮者が自分の音楽をつくりあげたとしても、本番中、小さな「事故」が起こりそうになることはしばしばあります。「計器飛行」に切り替えた時でもパイロットが必要なのと同様で、何かをきっかけにアンサンブルが崩壊しかかった時、指揮者の合図で立ち直ることも少なくありません。

もちろん、指揮を視界に入れながらも、オーケストラのメンバーは自分たちでもカウントしたり、アンサンブルをしたりしています。ですから、時には、「指揮者が振り間違える」こともないわけではないのですが、「振り間違え」が原因でオーケストラが崩壊することもないのです。

ちなみに、いい指揮者ほど、会場の広さやその日の天候などを考慮して、素人にはほとんどわからないレベルでの微妙なテンポのコントロールをして、聴衆に最も自然に聴こえるような演奏ができるのだそうです。
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この回答へのお礼

>いい指揮者ほど、会場の広さやその日の天候などを考慮して、素人にはほとんどわからないレベルでの微妙なテンポのコントロールをして、聴衆に最も自然に聴こえるような演奏ができるのだそうです。

ほほ~!
素人には全然わかりませんが…。
一度、うまい指揮者と下手な指揮者の演奏を聞き比べてみたいです。(それでも素人にはやっぱりわからないか(^^;)

お礼日時:2006/04/03 10:24

指揮者のことをちょっと誤解しています。


指揮者の評価は、オケをどう指導し、学曲を自分の音楽として演奏させるかという指導の技術なのです。

ですから、コンサートの会場でタクトを振っている姿は、すでに自分の曲として完成したものを披露しているだけです。
ですから、指揮者を見るまでも無く、指揮者がどう表現させようとしているか、どんな音を要求しているかはオケのメンバー全員が体にしみこませているから、指揮者を必死に見ている必要はないのです。

指揮者の評価とは、オーケストラ全体の音楽をどう完成させたかにつきます。
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この回答へのお礼

なるほど!
そうですね。確かに。

指揮者は全体をとりまとめて、
曲を進行させていく役柄でしたものね…。

お披露目の時にはしっかり…。

あれ、でも、お披露目の時に初めて指揮者をする人も
いませんか?
いないのか…。

お礼日時:2006/04/03 10:22

私はオーケストラではなく合唱畑です。


合唱は基本的に暗譜なので、指揮者を頻繁に
視界にいれます。

曲の入りや引きはもちろん、ダイナミクス表現ひとつとっても指揮者は千差万別で、曲の色が全く変わってしまうことは珍しくありません。

私はクラシックの世界を趣味とする以前、ロックをやってまして、egonoki-loveさんと全く同じことを考えてました。

でも、演奏する側にまわってみると実感できます。さすがに私も「下手だと演奏しない」なんてことはしませんが、「下手だと音が出てこない」ことはしょっちゅうです。声が出ないんです。
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この回答へのお礼

合唱は指揮者がいないと…ってわかります。

指揮者によって盛り上がりも違いますよね。
う(歌うほうの)
そう考えるとやっぱありオーケストラの指揮者も
そういうもんか…。

お礼日時:2006/04/03 10:20

元アマオケ(ちなみに木管)だけど、曲にもよると思うよ。

ハイドンの交響曲だったらそんなに見てないし、シューマンのピアコンだったらかじりついて見てる。あくまでアマオケのレベルの話だけど。

古典が中心の演奏なら指揮者無しで演奏しているプロのオケも結構あるよ。ただ、一曲の中にはどうしても気合を合わさないといけない個所はあるので、そういうところはコンサートマスターがタイミングを取ってることが多いよ。
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この回答へのお礼

コンサートマスターとは、指揮者とは違う人ですよね?

指揮者の左側のバイオリンの人がそうだと聞いたことがありますが、違うこともあるのでしょうか?

お礼日時:2006/04/03 10:19

良く見るとフレーズが始まる一音目やリズムの変わる節目などにはちゃんと見てますよ。


譜面を見ていても視界には入ってきますし。
それに演奏会をするまでに練習をしてリズムやテンポ細かな音符の解釈の仕方など実にさまざまな事柄を決めて一つの音楽を作る大事な役目があります。
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この回答へのお礼

ふむふむ。
なるほど。

今度からそういう視点でも見てみます!

お礼日時:2006/04/03 10:17

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