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古典で宇治拾遺物語の「今は昔、大隈守なる人、国のまつりごとをしたため行ひ給ふあひだ、郡司のしどけなかりければ…」で始まるお話を勉強しています。
自分なりに単語を調べて現代語訳に挑戦してみました。ですが言葉のつなぎなど、やはり難しく自然に訳せません…。そこで自分の現代語訳と本当の(?)現代語訳を比べてみようと思い現代語訳の載ったホームページを探していたのですが、このお話の載ったものがなかなか見つかりません。もしこのようなホームページを知っている方は是非教えて下さい。それとも現代語訳は本でしか載っていないんでしょうか?教えて下さい。

A 回答 (1件)

宇治拾遺物語 第111話 「歌よみて罪をゆるさる〃事」 ですね。


たしかに、その現代語訳のあるウェブサイトを検索してみましたがみつかりませんでした。
同じエピソードは今昔物語集 24巻56話や十訓抄などにもみられるので参考になるはずですが、それらの現代語訳もみつかりませんでした。

というわけで、図書館の本や受験参考書などで調べることをおすすめします。

むづかしいのは歌の訳し方ですね。わたしのもっている本には、「わたしはこのように老人になって、頭の雪 (白髪) がつもっており、霜などは何でもない筈ですが、しもと (苔と霜をかける) を見ますと身が冷えて寒気がいたしますの意」( 日本古典文学大系 27 岩波書店 ) とあります。
最後の一文の 「人」 は歌をよんだ郡司、 「なさけ」 は風流の意味です。 「さればいふ甲斐なき下臈の田舎人の中にもかく歌読む者もあるなりけり」 (今昔物語集) と、歌について感嘆しているのですね。ご参考まで。
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この回答へのお礼

ご丁寧に回答して頂きとても感謝しています。
やはり現代語訳は載ってないんですね。
本で探してみようと思います。
歌の訳もわざわざ調べて下さったんですね、本当に助かります。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/20 18:23

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