毛細管現象では水は10mぐらいまでしか上昇しないはずですが、熱帯雨林などには20m以上の木が存在しているそうで、そういった木はどのようにして根から吸い上げた水を葉の先まで運んでいるのでしょうか。

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A 回答 (8件)

やっぱり最後まで答える必要があるのですね。


 まず、植物細胞の吸水力=浸透圧-膨圧で示されます。浸透圧は細胞膜の半透性により生じ、細胞内外の溶液の濃度によります。膨圧は吸水したために生じる細胞壁(セルロースが主成分の弾力性のある植物細胞の最外膜)の水を外に押しだそうとする力です。いま、蒸散が盛んなときは、葉の細胞は水不足した=濃度の高い=高張な=吸水力の高い(浸透圧とほぼ同じ)状態にあります。このとき、道管の水を常に吸い込む力(圧力)が道管に対する張力となりますが、葉の細胞の浸透圧の総和とほぼ等しくなります。吸い上げる力(原動力:圧力)はこれらから、葉の細胞の浸透圧の総和=50気圧以上と算定されるのです。
 さて、道管の中ではというと、実は水の凝集力=毛管現象として表れます。水の凝集力は、水分子が極性を持つめに生じます。H2OのOの部分は「-」、Hの部分は「+」となっています。この水分子同士が+-の力(静電気力)で引き合い、結合しているかの状態を水素結合といいます。雪・氷の6角形はこれに由来します。さて、これが他の物質との境目で表れるのが「表面張力」=「界面力」です。細管でこの力が表れるのが「毛管現象」なのです。この毛管現象は毛管が十分細いと外圧に影響されません。道管は細いので毛管現象を生じますがある程度太くないと、水の量が不足します。道管は維管束に多数ある管の集合体になっています。
 最後に根の吸水力ですが、これは「へちま水」をご承知と思いますが、「根圧」によって水が道管へ押し上げられる現象です。
 まとめると、葉の蒸散による吸水力と道管の毛管現象と根圧によって水は十分上がることになります。
 落葉樹でも春に水が新芽まで上がるのはこの根圧と道管の毛管現象によります。蒸散が盛んな夏はこの力により、より多くの水が葉まで吸引されるのです。
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簡単に言えば毛細管現象ではないでしょうか?非常に細い管の片方を水に浸けると管の中の水は引力に逆らって上へ登っていきます。

これには液体の表面張力等が関係しています。木や草花の茎の中には水分をその植物全体に送るための非常に細い管がたくさんあります。この管が細いのも毛細管現象を起こさせるためのメカニズムではないでしょうか?
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「専門家の方に~」と書かれている後に書くのは恐縮ですが・・。



一口に植物の吸水を説明するのは難しいです。今まで書かれた方々の全ての答えを統合すると植物の吸水の実際がおぼろげながら出てくると思います。
・根では浸透圧、もしくは根細胞の減圧による吸水
・茎(もしくは幹)では導管内の減圧による吸水、細胞壁の弛緩による壁圧の現象による吸水
・葉では蒸散による減圧による吸水

が主な吸水の仕組みだったと思います。手元に資料がありませんので、本当のところはあやふやですが・・。
大きな図書館にある植物の専門書を見てください。(すいません、書名はちょっとわかりません)

参考URLは根における吸水メカニズムのやり取りです。

参考URL:http://soil.en.a.u-tokyo.ac.jp/fml/sssj/2/msg000 …
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私もうろ覚えなので、確実なことは専門の方に解説をお願いしたいのですが・・・。


導管の細胞は、上から下まで1本というのではなく、幾本もの細長い細胞の集合体だったと思います。ですからそれぞれの導管細胞が少しずつ水を吸い上げれば、10mを超えてもそれほどの圧を必要とせずに水を輸送できるということだったと思います。細胞壁が弁のような働きをするのだ、と勝手にイメージしていましたが、いかがでしょう。
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この件、昔から不思議に思っていたので、つい参加しちゃいます。


 dragon-2先生の解説がもう一つよく分からないので、50気圧の発生メカニズムをもう少し詳説していただけませんでしょうか?

 吸い上げポンプで10m以上水を汲み上げる方法は:高さ10mごとに池を作って、一つのポンプで10m下の池から上の池へ水を汲み上げる。これを沢山つなげれば、何mでも水が汲めるはずですね。
 植物の道管の中にも、なにか池に相当する「蓄水装置」があるんじゃないかと....
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dragon-2 さんの答えは、自信なしとなっていましたが、その答えを見て思い出しました。



その通りです。科学的説明は dragon-2 さんのであっていると思います。

簡単に言ってしまえば、
葉からから水を蒸散させること水を吸い上げることと、
根から水を吸い込むことで水を押し上げていることと
の両方の力で水を葉に送っているのです。

質問者の書かれている毛細管現象は、少し内容が違うような気がします。よくおぼえていませんが、10m以上、水が上がらないのは、吸い上げポンプ(真空ポンプ)での話しです。10mより高いところからでは、吸い上げられないという話しです。

またkitoさんの言っている、表面張力とは、液体の表面の分子同士が引き合うためコップなどの表面で水がもりあがる時の現象を説明した話しだったような気がします。この表面張力によって、宇宙空間などでは、水などの液体が球形になろうとした現象だったと思います。
すみません。けちを付けたみたいになって、でも、やっぱり違うような気がして、気持ち悪くて。私の記憶が間違っているよというのであれば、ご指摘ください。

参考にでもなれば、幸いです。
tukitosan でした。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。私は、少し混乱していたようです。

お礼日時:2001/02/03 00:45

水の表面張力です。

わかりやすく言うと、まず道管(水の通路)の中に水分子が一列に並んでいると考えます。根から葉の先端までぎっしりと水分子が詰まっていて、蒸散によって葉から一番上の水分子が1個だけ外に出たとします。すると、2番目の水分子が一番上に移動します。それに伴って、すべての水分子が1個づつ上に移動します。すべての水分子が表面張力によって引きつけあっているからです。理解していただけたでしょうか。
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 管の上部からの吸水力だけでは(上部からポンプで水を引き上げる現象)は1気圧で760mmHg×13.6≒10mとなるわけですが。


 植物は10メートルを越える樹木も沢山あります。メタセコイアなど120mもありますから。
 水は根の毛根から植物体内入り、道管を通って植物各部位へ移動します。この原動力には植物細胞自身のもつ吸水力があります。半透性の細胞膜により、低張な細胞から高張な細胞へと水は移動します。ここで、高張とは水が不足した濃い溶液と考えて良いでしょう。根からの吸水はこれで説明できます。これを根圧といいますが、0.3気圧ぐらいで押し上げるのにはまだまだ不足します。
 次の力が蒸散によるものです。葉の裏側の気孔から水が蒸発していくので、葉が水不足になります。道管の水を吸います。道管全体が一つの水柱となります。このとき、道管壁に水分子が吸着し、さらに水柱の水分子が水の凝集力により引っ張り合い、高い張力を持つ水柱となります。
 この張力は30~50気圧になるといわれています。つまり、蒸散による力が水の凝集力および道管壁の吸着によってこのようになると説明されます。
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Q大木の水分吸い上げについて

地球上では水を吸い上げられる高さって
たしか8Mくらいが限界でしたよね?
それ以上はどんな機械を使っても無理だとか言う…。
それで質問なんですが、
物理的に吸い上げられる高さの限界はあるのに
どうして、10M以上もあるような大木は
地面から水を吸い上げて木全体に水分を
行き渡らせることが出来るのでしょうか?
とある、小説にそういう質問が載っていたのですが
答えがなくて…。
質問する前に検索しましたが、なさそうだったので
質問しました。
物理学のジャンルの方がよかったでしょうか(^^;)
よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

水を吸い上げる際は地表の水にかかっている大気圧が1気圧で、吸い上げる側の口がゼロ気圧の際には皆さんのご指摘通りおよそ10mまで吸い上がり、それ以上はどんなに頑張っても上がりません。
なぜならばマイナスの気圧と言う環境が作れないからです。

ところが、地表面の水にかかる圧力を何らかの方法で増加させてやれば水柱はさらに上まで伸びてゆきます。理論的にはプラス方向の圧力は無限に与えられますから(分子構造が壊れるまで)水柱もそれに従い伸びて行きます。

よって、10m以上の大木のてっぺんにも水が供給される理由は葉からの水分蒸発による吸引現象だけでは説明できず、いろいろな説があげられています。

1)根に圧力を与える作用がある。
2)毛細管現象
3)その他(水ポテンシャルも含まれます)

分かっているのは、下から押し上げる何らかの力が必要だと言う事です。

Q樹木の水を吸い上げる力

樹木は大きいもので何十メートルにもなりますが
不思議に思うのは高い枝先まで、どうやって水分がゆくのでしょうか。
真空状態でも気圧の分までしか水が高く上がらないのが一般的な考えだと思うのですが・・・
(約10mくらいでしょうか)
樹木の内部に特殊な働きでもあるのでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えてください。

Aベストアンサー

「日本植物生理学会」の質問コーナーに同じ質問があり,専門家の方が回答されています。

 ・http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_search.cgi?stage=temp_search_ques_detail&an_id=679&category=keyword&b_id=&keyword=%8B%C3%8FW%97%CD
  日本植物生理学会 質問コーナー

 こちらの過去質問の回答が解り易いかもしれません。

 ・http://oshiete.eibi.co.jp/qa21091.html
  QNo.21091 植物はどうやって高い所まで水を吸うことができるのか

 「根圧」「毛細管現象」「凝集力」「蒸散」がキーワードのようです。

参考URL:http://oshiete.eibi.co.jp/qa21091.html

Q毛管現象が起きる理由が理解出来ません

毛管現象について質問致します、宜しくお願い致します。

毛管現象ついて調べてみると、以下のような説明でした。

1.表面張力によって液面は縮まろうとする方向に力が加わり、
2.壁面付近の傾きをもった液面が縮まろうとして水面を持ち上げる。
 この時、液体の上昇する力は壁面付近の表面張力の垂直成分に等しい。

というのは何となく理解出来たのですが、

3.上の二つの力と持ち上げた液体の重さが釣り合うまで液面は上昇する。
という意味が理解出来ません。

2の時点で、「二つの力と持ち上げた液体の重さは既に釣合っている」のではないでしょうか。
「液面が更に上昇する」仕組みが理解出来ません。
以上、宜しくお願いします。

Aベストアンサー

液面が「更に上昇する」のは、乾いたこよりを水面に浸けてからしばらくの間のことです。
上昇しきって「つり合って」から、更に上昇するとはどこにも書かれていません。
「つり合うまで上昇する」んです。

Q植物の根からの水分の吸収について

植物の根で水分を吸収する原理は、根の中心にいくにしたがって細胞の浸透圧が大きいからだ、と参考書に書いてあります。それはいいとして、最終的に水分は道管に入らなければいけないわけですが、道管のなかには水が流れているわけで、まわりの細胞よりも浸透圧は低いと思うのですが、道管のなかに水が入っていくのはどういう原理なのでしょうか?ご教授ください。

Aベストアンサー

参考URLの〈植物内部の水の流れ〉〈凝集の原理とは〉をお読みいただけましたでしょうか。

根の細胞の浸透圧による力を根圧といいますが,根圧だけでは植物は殆ど水を押し上げることは出来ません。

葉からの蒸散が最大の力です。切り花も水を吸い上げますよね。当然根はないわけですが葉が健全ならば水を吸い上げることに関しては何の不都合もありません。

また,水揚げを良くするために茎を焼いても同じですね。つまり途中の茎は生きている必要さえありません。元々道管は生細胞ではなく,単なる細胞壁からできたパイプです。死んでいます。ただし,道管に空気が入ったりしますと水を吸い上げることは出来なくなります。

水は凝集力が強いものです。極端なたとえで言えば,葉の水は茎まで一つながりになっているテープのようなものをご想像ください。葉から蒸散でその水のテープが大気に引っ張られますと茎の水のテープも上に上がります。この力だけで植物は水を植えに押し上げています。

根の浸透圧は何をしているのかということですが,土の中の水分子は,上記の説明のように一つながりになっているわけではありません。土壌粒子に付着した離れにくい状態の水でも,根の浸透圧がそれらの水の分子を掻き集める役割を果たしているのではと考えられています。

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Q自由研究--野菜の維管束について--

野菜の維管束を調べる実験をしたのですが、アスパラガスは双子葉類なのか単子葉類なのかわからなくて。。
知ってる人、教えてください(><)
それから、
双子葉類→レタス・ダイコン
単子葉類→ネギ
であってますよね・・?!
教えてください。。

Aベストアンサー

参考URLをご覧下さい。

参考URL:http://www.dokidoki.ne.jp/home2/jr5bun/rikajyugyou/ikansoku2.html

Q水のポンプの吸い込み高さについて

水の吸込み高さはポンプの能力に関係なく限界値は10mですよね?

<調べた計算式>
1気圧=1013.25hPa=101.325kPa
 重力加速度:9.80619920m2/s
 101.325/9.80619920=10.33274m

質問(1)
なんとなくポンプの能力の大小で吸込み高さは変わってくる気がする。
大きければ大きいほど吸込めませんか?(10m以上でも)
質問(2)
吸込み高さと1気圧、重力加速度がどう関係するのかが理解できませんので教えてください。

Aベストアンサー

ポンプで水を吸い上げる時、高さの差がある値以上になると吸い上げることが出来なくなるというのは早くから知られていたことです。多分ガリレオの時代からでしょう。問題になった場面は鉱山でのわき水のくみ上げです。トリチェリーの真空で有名なトリチェリーはガリレオの弟子です。トリチェリーがあの実験をやってみようというきっかけにもなっていると思います。
1mほどの片方が閉じているガラス管を横にして水銀を満たします。開いている方を下にして縦にすると液面が下がって76cmの高さのところで釣り合います。水銀の上には空間が出来ます。これが真空だというのはかなり議論を呼んだことのようです。ガラス管を斜めにするとこの空間がどんどん小さくなります。寝かしてしまうと消失しますので空気のような気体が入っているものではないというのは示すことが出来ます。高さの差が76cmですから斜めにするとガラス管に沿っての水銀の長さは長くなります。

この実験はご存知ですか。

水銀の気圧計も血圧測定の圧力計もみな同じ考えを使っています。

水の場合も長いホースに水を満たして持ち上げていくと同じような実験が出来ます。でも実際はなかなか難しいようです。古い本ですが岩波かがくの本のシリーズ(板倉聖宣著)に実験がのっていました。透明なビニールホースを川に沈めてから欄干に引き上げるということをやっています。気密性を確保するのが難しかったようです。水の重さもかなりになりますので欄干に引き上げるのも大変です。断面積が5cm^2だとすると50kgほどになりますから。

水銀の密度が水の密度の13.6倍であるということが76cmと10mの違いです。

10m以上ある時は吸い上げポンプでは駄目ですが押し出しポンプでは可能です。川の水を堤防の上にくみ上げたいときはポンプを水面近くに持っていきます。
ポンプの能力が大きくなると一度に吸い込む水の量が大きくなります。

>1気圧=1013.25hPa=101.325kPa
 重力加速度:9.80619920m2/s
 101.325/9.80619920=10.33274m

この数値はどこで見られたものでしょうか。物理を知らない人の書いた数字だと思います。9.8という値は日本の標準値です。その下の桁の数字は場所ごとに変化しますので普通の計算では9.8という数字を使いましょうという約束だと思って貰うといいです。物理の教科書に出てくる値です。ポンプの吸い上げ能力を理解するのには細かい数字は必要ありません。
重力の加速度の値は地球の自転の影響を受けますので緯度が高くなると大きくなります。地球の内部構造の影響も受けます。日本で9.80を越えているところは東北地方から北です。9.806という値は北海道になります。沖縄の那覇で9.791です。最後の1のところは沖縄の中でも変わります。
(場所ごとの細かい重力の違いから地殻の構造などを知ることができます。そのために比較の基準となる値が国際会議で決められています。9.80619925という数字は北緯45°での海面での基準値です。1980年のものです。細かい数字には細かい数字を使わなければいけない場面が想定されています。)

一人で勉強するときに細かい数字に引きずられると現象が見えなくなることがあります。大きな現象の意味を理解するつもりの方がいいと思います。

4桁以上の数字が出てきた場合は別の本を調べて見る方がよいようです。書いた人が現象の意味がよく分かっていない可能性がありますから。

ポンプで水を吸い上げる時、高さの差がある値以上になると吸い上げることが出来なくなるというのは早くから知られていたことです。多分ガリレオの時代からでしょう。問題になった場面は鉱山でのわき水のくみ上げです。トリチェリーの真空で有名なトリチェリーはガリレオの弟子です。トリチェリーがあの実験をやってみようというきっかけにもなっていると思います。
1mほどの片方が閉じているガラス管を横にして水銀を満たします。開いている方を下にして縦にすると液面が下がって76cmの高さのところで釣り...続きを読む

Q吸水力の実験に最適な植物を探しています。

植物が生育のために水を吸収する力、吸収力。
実験を通して、その力を感じられるようにしたく思っています。

水をインクで着色して行いますが、参考書にはセロリをビーカーに入れ、茎を通って着色された水が吸い上げられている写真が掲載してあります。
出来れば、根から吸収し、葉先まで行き渡るものを実験で使用したいのですが、より吸収力の高い植物となると、どのようなものが良いのでしょうか。

また、植物自体を裁断せずとも、そのままの状態で変化が観測できるものが望ましいのですが、そのような植物はございますでしょうか。

ご存知の方、ご教授下さい。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 根は、インクのような高分子量のものは通しません。したがって、インクを根から吸わせることはできません。

 吸水力と吸水速度は同じではありません。吸水力は砂漠でも育つような植物(サボテンや多肉植物)が大きく、土壌に水が十分にあれば吸水速度はトウモロコシやヒマワリなどが大きいでしょう。

 植物は水を吸いますが、自身が積極的に吸っているのではなく、蒸散作用(などの生理作用)の結果として体内を水が流れている、というのが正しい見方です。

 答えにはなりませんが、参考意見でした。

Qアポプラストとシンプラストの役割

こんにちは。
よくわからないので教えてください。
質問はしますが、継続して自分でも調べますので、「自分で調べて」などといった回答はご遠慮願います。

アポプラスト、シンプラストの構造は理解したのですが、物質の移動における役割がわかりません。
もちろん、物質を輸送するのはわかっています。

なので、アポプラストとシンプラストの使い分けと、
物質の移動における違いを教えてください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 アポプラストでの輸送は、基本的には拡散および水の流れに乗った移動です。一方、シンプラストでの輸送は、(原形質膜と)原形質連絡を介した輸送です。原形質膜と、と書いたのは、細胞外にある物質がシンプラストで運ばれるには、はじめに原形質膜を介して細胞内に輸送される必要があるからです。
 ここで最も大きな違いは、物質の選択性だろうと思います。
 親水性の物質や無機イオンなどが原形質膜を通過するには、チャネルやトランスポーターの存在が必要なため、その細胞で発現しているそれらの種類によって、選択性が生じます。さらに、原形質連絡でも、最近では、物質の移動が制御されているらしいという話を聞きますから、ここでも選択性がある可能性は充分あります。
 植物の根には、アポプラスとで通過できないカスパリー線(不透膜/厚膜組織)が存在します。土壌中の物質は、拡散や水流によってカスパリー線の外側までは根に浸透します(アポプラスト)。しかし、このカスパリー線を乗り越えて根のより中心に移動し、ついには地上部まで到達するには、一度原形質膜を通過して細胞内に吸収されなければなりません(シンプラスト)。この機構によって、植物は、体内に吸収する物質の選択をしています。また、カスパリー線さえ越えてしまえれば、長距離の輸送では、拡散や水流に乗せたほう(アポプラスト)が早く且つ経済的に輸送しやすいかもしれません。
 これで回答になっていますか?眠いので乱雑な文ですみません。

 アポプラストでの輸送は、基本的には拡散および水の流れに乗った移動です。一方、シンプラストでの輸送は、(原形質膜と)原形質連絡を介した輸送です。原形質膜と、と書いたのは、細胞外にある物質がシンプラストで運ばれるには、はじめに原形質膜を介して細胞内に輸送される必要があるからです。
 ここで最も大きな違いは、物質の選択性だろうと思います。
 親水性の物質や無機イオンなどが原形質膜を通過するには、チャネルやトランスポーターの存在が必要なため、その細胞で発現しているそれらの種類に...続きを読む

Q毛細管現象と表面張力の関係について

毛細管現象と表面張力の関係について

毛細管現象は、比較して表面張力が大きい液体の方が、現象の度合いが大きいんでしょうか?
毛細管現象は、比較して表面張力が小さい液体の方が、現象の度合いが大きいんでしょうか?

どっちなんでしょうか?

水より毛細管現象の度合いが大きい液体(身近な物・有毒で無い者・危険で無い物・有害で無い物)は、何があるんでしょうか?
水より毛細管現象の度合いが小さい液体(身近な物・有毒で無い者・危険で無い物・有害で無い物は、何があるんでしょうか?

Aベストアンサー

毛管力は液体の表面張力と接触角で決まりますので、式から見ると表面張力が大きい程毛管力が強いように見えますが、単純ではありません。接触角を決めるヤングの式は液体の表面張力、毛管(固体)の表面張力と界面張力で決まり、液体の表面張力が大きいと接触角が大きくなって濡れ難くなり、毛管力を減らす方向へ向かうからです。
毛管が金属やガラスなど濡れ易いものでできている場合には毛管力は主に液体の表面張力に支配され、表面張力の大きな水が最も大きな毛管力を示すのではないかと思いますが、例えば毛管がテフロンのようなものでできていれば水では接触角が大き過ぎて表面張力が殆ど毛管力に作用せず、アルコールのような物の方が毛管力が強くなるのではないかと思います。

Q低コストで、容易に毛細管現象を起こしやすい物は?

色々試してみると、バケツの上につり下げたタオルが一番高くまで水を高く吸い上げたのですが1枚100円くらいしますのでお小遣いで買うには高価です。
そこで、A4の紙を使ってみたのですが、2cmくらいしか水を吸い上げませんでした。
なぜでしょうか?
また、なるべく低コストで、より高く水を吸い上げたいのですが、どういった物がありますかね?

Aベストアンサー

 ♯2です。ごめんなさいね、てっきり小学生か中学生の理科の実験のことかと勘違いしてしまいました。

(1)>コピー用紙について、感熱紙ではなく、10円コピーや家庭用のインクジェットで使うような極々普通の紙ですので、ティッシュペーパーよりも目が細かく、しっかりと水を吸い上げると思ったのですが、上手くいきませんでした。表面にはどのような薬品や処理がしてあるのでしょうか?
また、何故、水を吸い上げないのでしょうか?
また、安くとなると、PCサプライコーナーで探す予定でしたので、和紙も表面処理がしてある可能性がありますね。

 「紙」には「上質紙系の紙」と「コート系の紙」があります。上質紙は日常的に使われるノートやメモなど「そこにものを肉筆でかくための紙」つまり「筆記性を目的とする紙」と考えていただければわかりやすいかと存じます。もちろん模造紙や色上質紙などの種類もありますが、鉛筆やボールペン・万年筆やマーカーで書くことにはかわりありません。
 「コート紙」は多色刷りのチラシや広告・ポスター、グラビアやカレンダーなどの商業印刷物に使われる、ツルツルとした紙の種類です。
 「コピー用紙」は複写を目的としますから、インクジェットも熱転写もレーザーそしてFAX用紙もほぼ同じで区別はありません。「普通紙」「PPC用紙」とも呼ばれますが、この「普通」とは「印刷機ではなく普通のプリンターやFAXで使用可能」との意味を表しています。あくまでも「印刷と複写は性質の異なるもの」とお考え下さい。オンデマンド印刷機に使用する紙はメーカー毎に指定がある普通紙です。中には上質紙を使っている事業所もありますが、紙詰まり等のトラブルが頻発します。上質紙もコート紙も「紙の繊維が水分を保っている」ことで伸び縮みします。一方のコピー用紙はそうしたトラブルを防ぐ意味で、表面には耐熱処理か施されています。もし耐熱処理が施されていなければ、紙がカールして引っ掛かったり、破れてヤレ紙となってしまい、機械装置の故障にもつながります。
 上質紙もコート紙も筆記や印刷を主目的としていますので、熱を使ってインキを定着させることはありません。印刷機で熱を使う場合は「裏写りさせずに早く乾かす」ことを目的とします。その場合はUVランプが印刷機に装着されていて、そこから発せられる光と熱によってUVインキを乾燥させることになります。
 一般の家庭やオフィスに「光と熱を利用しての複写」が入ってきたのは、こうした印刷機の流れからすればごく最近の話であり、ではどうすればそうした機器で上質紙を利用可能にできるかとのニーズに基づいてコピー紙が作られ始めます。
 既にご経験されていると存じますが、コピーやFAXに転写された文字や画像は経年劣化すると読めなくなります。これが印刷機による印刷物ならば、多少の色褪せはあるものの「読めなくなる」ことは概してありません。古文書や史料などをみれば明らかです。墨で書かれているから残っている。絵画のデッサンで使用される鉛筆の芯もカーボン系です。
 普通紙に使用されている塗料はメーカー毎によって考え方も異なり、それぞれの特性があります。三菱のPPC用紙もあれば、リコーやゼロックスの用紙もあります。また「紙」は「厚さ」によっても異なります。日常的に使われているものは「上質70kg・紙暑44.5kg」などと表示されています。
 また「目が細かい」ことは逆に水を通しにくいことも意味します。目が粗いから水を通しやすい。これは網やヤスリ・砥石と同じ理屈です。ガラスやビニールもミクロの目で観れば、表面はデコボコです、ただ肉眼や手触りではわからないだけです。

 >木綿はありだと思いますがタオルと同じ表面積を確保しようとすると予算上難しいです。
高分子ポリマーについては実は思いついたのですが、タオルのように垂らすことが難しいため断念しました。また、水を吸着しますが、吸収能力が高く、芳香剤などを観察していますと、水を放さないかもしれないと思っています。(水を放して欲しい理由は最終目的が下記のためです。)
理科的な実験もありますが、最終的な目的は、自作の自然蒸発式の加湿器を作りたいと思っています。

 通水性に優れなおかつ発散性にも優れているならば、やはり繊維質素材の布地や木材あたりが思い浮かびます。ガーゼや包帯も適しています。或いは室内に観葉植物を一鉢置いては如何でしょう。植物の導管は吸水性に優れ、光合成によって水蒸気と酸素を放出します。冬場でも日中に鉢植えをベランダに出しビニールシートを掛けておきますと、水滴が付いています。
 自作の加湿器からは遠いイメージになってしまい、申し訳ありませんが、この程度しか思いつきません。

 ♯2です。ごめんなさいね、てっきり小学生か中学生の理科の実験のことかと勘違いしてしまいました。

(1)>コピー用紙について、感熱紙ではなく、10円コピーや家庭用のインクジェットで使うような極々普通の紙ですので、ティッシュペーパーよりも目が細かく、しっかりと水を吸い上げると思ったのですが、上手くいきませんでした。表面にはどのような薬品や処理がしてあるのでしょうか?
また、何故、水を吸い上げないのでしょうか?
また、安くとなると、PCサプライコーナーで探す予定でしたので、和紙も表面処...続きを読む


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