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質問の件の理由として、ニュースでは米での利上げがストップし、日本の金利の先行き上昇による金利差の縮小という説明がされます。しかし、現状では5パーセントほどの金利差があるわけで、FXであればスワップを負担しなければならないし、今円を持っていても金利がつくわけでもありません。なんで円高ドル安になるのかいまいちよく分かりません。いったいどういうことなのでしょうか。

A 回答 (4件)

komamasaさんの疑問は自然です。



『ニュースでは米での利上げがストップし、日本の金利の先行き上昇による金利差の縮小という説明がされます。』
もっともらしい、まっかな嘘です。こんな説明を鵜呑みにせず、ここに質問をされるだけでも立派です。

>なんで円高ドル安になるのか
原点に戻りましょう。相場は需給で決まります。売りたい人と買いたい人が折り合うところで価格が決まります。
円高になっているのは、ドル売り・円買いの需要のほうが多いからです。

ドル円の需給が、外為証拠金取引をしている人だけなら、まさにkomamasaさんの言うとおりです。円を持っていたいと言う人はいないでしょう。

しかし、外為市場の参加者は外為証拠金取引をしている人だけではないということです。
米国と物やサービス取引をしている人がいます。米国は輸出より圧倒的に輸入が多いわけで、この人たちの間ではドル売りニーズが大きいものとなっています。
証券投資をする人がいます。昨年は、日本の投信(グローバルソブリンなど)による米国債購入、石油輸出収入で潤った中東諸国の米国債購入、米国本国投資法による米国企業の海外法人からの米国への資金還流などがあり、これが米国の経常赤字を上回っていました。

今年に入って、米国本国投資法による米国企業の海外法人からの米国への資金還流がなくなっています。どうもこの分だけ、ドルの需給バランスが崩れているように思います。円高に進んだので、円キャリートレードの投げもでているようです。

長くなりました。ここまでとしますが、大事なことは外為市場の参加者は外為証拠金取引をしている人だけではないということです。自分の理屈だけで物事を考えてはいけないということです。

最後に、ここから、5%の金利差を享受しようと再び円キャリートレードが出てくると私は考えています。しかし、確信はありません。
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この回答へのお礼

kent-gooさん、詳しい解説をありがとうございます。kent-gooさんがおっしゃるように狭い視野で考えてしまっていたようです。
投機だけでなく実需についても考慮に入れなくてはならないんですね。あと本国投資法というのは初めて知りました。2006年に入って時限立法の期間がおわったことで、ドル安になる下地ができていたということなのでしょうか。
これからは、6月以降FOMCがどういう舵取りをしていくのか注目したいと思います。

お礼日時:2006/05/11 21:13

通貨の需給からレートを解析する方法は毎年だれかかがしてるのですが


本当のところ、あまりにも、当りません!!
やはり投機や投資で動く量が多く、それがタイムミングよく出てくると
非常に大きくレートが動いてしまいます。
まあ、通貨の仕手筋というわけですけど、彼らは取引について緘口令を
敷いており、新聞記者が行っても一切話はしないそうです。
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この回答へのお礼

なるほど。一般人にはわかり得ない動きがあるんですね。プロでも予測が当たらないとしたら、一般人にはとうてい無理ですね。
あんまりよくばらず長期保有でスワップを稼いでいこうかなと思います。

お礼日時:2006/05/12 21:03

米国は戦争を2つ継続していて、巨額の戦費調達に不安があります。


為替の専門家はそこを見逃していたような。。。。

ベトナム戦争の戦費で米国経済が混乱した記憶は、最近の
世代には少ないので、虚を突かれたような感じゃないかな。

ドル売りの主体は、ドル安にしないと米国経済が持たないとの
予測に基づいて、売ってるようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。経常赤字を減らすために、ドル安へ誘導するだろうとの読みでドルを売っている、ということなんでしょうかね。
そうだとすると、双子の赤字を長年抱えていながらなんでこの時期なのか不思議ですね。

お礼日時:2006/05/11 21:07

同じ疑問を持っていて、理由を知りたいです。

自分で調べて、考えたのは、
・100万ドル単位で取引するので、5銭も動けば十分利益が出る立場の人がいる。
・ショートポジションを長く持たないので、スワップは関係ない。
・日本の金利が即上がると思っている。
・金利差は、相場を動かす材料のひとつで、今後は米国の経常収支に注目が集まるでしょう。
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この回答へのお礼

レスを頂きましてありがとうございます。同じ疑問を持っている方がほかにもいるんだと心強く思いました。
この疑問については、#3のkent-gooさんが詳しく解説してくださいましたね。疑問が晴れてちょっとすっきりしました。

お礼日時:2006/05/11 20:58

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