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はじめまして。
今年大学を卒業した22歳の者です。勉強を始めて1年間経ちました。簿記1級を取得しています。

私の会計士受験のきっかけは「会計士のネームバリュー」でした。そのため、しっかりとした具体的な仕事のイメージを捉えないまま勉強を始めたのです。しかし会計士受験のために失くしたモノも大きく、「会計士のネームバリュー」だけを糧に勉強を続けることが難しくなりました。
会計士の仕事の具体的な内容とやりがいなどを会計士の先輩方にお尋ねしてもよろしいでしょうか。

(1)管理会計の知識を使った場合、どのようなコンサルティングが出来るのでしょうか?

(2)会計士に仕事は多岐に渡ると聞きますが、その種々の仕事の中でもっともやりがいを感じるのは(私見で構いませんので)どのような仕事なのでしょうか?

(3)会計士の展望は大きいとの話をよく耳にしますが、どのような面で展望が開けているのでしょうか?


長くなって申し訳ありません。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

会計士受験で1年しか経っていないなら、まだまだ。

私なんて、当初考えていたよりもはるかにかかりましたから。人生そのものを失いかけました。

さて、会計士の仕事ですが。

(1)複雑な管理会計は、正直企業にあまり求められていないかな、というのが私の印象です。
というのも、管理会計も含め、企業にとって一番難しいのは、データをどのように集めてどのようなプロセスで処理するか、だからです。コンサルティングよりもシステム設計が一番難しいのです。
企業にとって一番重要なのは、管理会計よりも実態としての企業の活動であり、それをABCなどで複雑な処理をするととてもではないですがデータ入力に手間がかかりすぎ、ベネフィットが少ないということになりかねません。細かすぎるデータ入力は、逆にいい加減なデータ入力を誘発します(たくさんの質問があるアンケートほどいい加減に答えがちなのと同じです)。
管理会計をやるなら、システム設計とセットです。製造の現場に出ると分かることですが、あまりにたくさんのデータが必要で、簡単な原価計算ですら容易にはできないのです。

(2)転職経験がないので詳しくは他の方に譲ります。私は、結果報告で企業に大きな問題点を指摘できたときや感謝されたときには良かったなと思います。

(3)会計士は、会計にとどまらず、内部統制を見ますが、これが最近非常に注目されています。内部統制の重要性はますます認識され、その不備がいったん突かれるとその損害は計り知れません。
会計士以外の資格で企業の内部統制にフォーカスできる資格はありませんので、まずそこで将来的なニーズはたくさんあります。
それに会計はどこにでもあるので、職に困ることはまずありません。さらにお金にハードルを設けなければ、職は無限に近くあります。
あと、会計士に受かるというポテンシャルも高く評価されるので、経験を積んだ会計士は実に色々な道に行くことが出来ます。例えば、監査法人に来ていた出向要請では、証券会社や金融庁、証券取引所、役所の監査、外務省の大使館監査(各国を巡るようです)などがありました。

なお、蛇足ながらアドバイスをすると、英会話が出来ることのパワーはすごいです。会計士に加えて、英語、パソコンの三つをそろえれば、ものすごい価値を生み出せるでしょう(人間が変でないことを前提として)。英会話は、若いうちにやるに限ります。やっておけばよかったとちょっと後悔しています。
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