No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは
以前にタンパク質について質問された方ですね。
ニンヒドリン反応ではアミノ酸はみな同じ色になってしまいます。
例外としてプロリンはニンヒドリンで黄色になるので区別がしやすいです。
ハイドロキシプロリンはどうだったかちょっと覚えてません。
ニンヒドリン反応についてはこのリンクのページがわかりやすいです。
http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q21.html
ページの中程にポストカラム染色法の原理がわかりやすく書いてあります。
ペーパークロマトグラフィーの2次元展開やカラムクロマトグラフィーのポ
ストカラム染色で発色試薬としてニンヒドリンが用いられ、位置情報(Rf値
やリテンションタイム)を基にアミノ酸を同定します。
HPLCを用いたアミノ酸分析はリテンションタイムの変化が少ないので単一の
アミノ酸でも同定できますが、ペーパークロマトグラフィーですと相対的な
位置関係が重要になりますから、単一の試料の場合は同定が難しくなります。
この場合、むしろ複数のアミノ酸が含まれている方が同定しやすくなります。
総合的なアミノ酸とタンパク質についてはこちらのページの説明が親切だと思います。
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/bioch …
リンクについては、すでにご存知でしたらご容赦ください。
丁寧な回答をしてくださってありがとうございます。
とても分かりやすく助かりました。
リンクもとても参考になりました。
何度も色々な質問をしてしまいすいません。
本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
ニンヒドリン反応は次のような場合に用います。
・混合物のまま(どの種類でもいいから)アミノ酸があることを確かめる
・何らかの分離操作を行った後、その画分にアミノ酸があるかを確かめる
後者の場合、標準品がどこの画分にあるかを知っておけばどのアミノ酸があったかがわかります。
本法はその昔、二次元PC(ペーパークロマトグラフィー)でタンパク質のアミノ酸組成を測っていたりしましたね。(古典的な生化学実験です)
1個のアミノ酸という意味が理解できません。1種類のアミノ酸という意味ですか?
この回答への補足
回答のほうありがとうございます。
蛋白質の組成を調べるためにニンヒドリン反応を用いる場合、その手順は、gori8063さんが回答してくださった二番目の、分離(カラムクロマトなど?)をしたあとに、画分のどこにアミノ酸があるかをニンヒドリンで調べるということでいいんですか?
一個のアミノ酸というのはある特定のアミノ酸という意味です、変な言い方をしてしまいスイマセン。
つまりニンヒドリン反応では、各アミノ酸にはわけることができないんですよね?
アミノ酸が入っているかどうかや、アミノ酸の量を調べるときにこの方法を用いるんですか?
たくさん質問してしまいすいません。
よろしくお願いします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 この化学反応を分類すると、何ですか? 2 2023/07/17 17:04
- 化学 弱酸遊離反応 1 2022/07/27 13:24
- 生物学 生物の実験で二酸化マンガンとレバーを過酸化水素水と、塩酸、水酸化ナトリウム水溶液のいずれかを混ぜたも 2 2023/06/25 16:19
- 化学 過マンガン酸カリウムを用いた酸化還元滴定についてです。 なぜこの滴定は硫酸酸性化で行う必要があるので 3 2022/05/15 17:08
- 化学 化学の酸化還元反応について分からないところがあるので教えてください汗 この問題はヨウ素とチオ硫酸ナト 2 2023/05/11 19:17
- 化学 ストリキニーネの全合成 1 2022/04/18 21:12
- 化学 理科 発熱反応か吸熱反応かは丸暗記するしかありませんか? ①塩酸+マグネシウム=塩化マグネシウム ② 2 2022/07/18 20:10
- 薬学 【人間の必須アミノ酸】で人間でも大人なら8種類、幼児なら9種類のアミノ酸は体内で作り 1 2023/05/03 10:43
- 化学 酸化銀の熱分解 化学反応式 1 2022/07/26 16:31
- 化学 高校化学の問題で、「炭酸より強い酸性なので、NaHCO3を加えるとCO2の泡が出る」や「炭酸より弱い 1 2022/12/31 19:54
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
「また誘ってもいいですか」は本...
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
CuS+HNO3=??
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
誕生日が嬉しくないです。ひど...
-
パウリ反応
-
過マンガン酸カリウムとシクロ...
-
アセチルサリチル酸の合成での...
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
単体のカルシウムと水の反応を...
-
タッチパネルが鈍感? 電池タッ...
-
職場のおばさんの反応がうざい ...
-
驚いたとき大声を上げるのをや...
-
酢酸エチルの収率について。
-
副生成物
-
Melとは何か。また、アニリンへ...
-
硝酸銀とアンモニアの反応につ...
-
安息香酸の収率が100パーセント...
-
バーフォード反応について
-
転化率
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
副生成物
-
バーフォード反応について
-
CuS+HNO3=??
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
好きな女性と職場で偶然手が触...
-
実験のレポートで収率を書くとき…
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
Pb、Hg、Agの熱湯における溶解
-
アセチルサリチル酸の合成での...
-
話しかけてないのに反応する人...
-
誕生日が嬉しくないです。ひど...
-
ラジカル重合において、高分子...
-
グリニヤール試薬
-
酢酸エチルの収率について。
-
安息香酸の収率が100パーセント...
-
ジアゾカップリング反応について
-
フェノールの定量についてです...
-
アルドール反応(ジベンザルア...
-
過マンガン酸カリウムとシクロ...
おすすめ情報