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学校の国語で古今和歌集の技巧「掛詞」について習いました。
ネットで調べましたが分からなかったので質問します。

すみぞめの 君がたもとは 雲なれや たえず涙の 雨とのみふる
という壬生忠岑の和歌なのですが、どこが掛詞になっているのかどうしても分かりません;;
誰か古典などに詳しい方いましたら教えてください!!

A 回答 (3件)

これは弔問歌のようですね。


掛詞は、同音異義語を利用して、ひとつの言葉に複数の意味をもたせるレトリックです。
No.2さんの「ふる」で正解だと思います。
No.1さんの回答は、ちょっと違いますね。しいて言うなれば「掛詞」ではなく、「縁語」ととれなくもないですが、「すみぞめの」は「たもと」を修飾しているだけでしょう。
「袂」の縁語として、よく使用されるのが「振る」です。(「君が袖振る…」なんて和歌もありました。「袖=袂」は振るものなのです)
「たもと」から「ふる」を導きだし、なおかつ「振る」と「降る」で掛けているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい説明,本当にありがとうございます!!
よく理解することができました。
助かりました!!

お礼日時:2006/11/29 16:06

調べたわけではないので、違っているかもしれませんが、「ふる」が「降る」と「経る」の掛詞になっているのではないでしょうか。

「私はいつも涙を雨のように流して暮らしている」といったような意味で。
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この回答へのお礼

今日学校で答えを聞いたら、それが正解のようでした。
教えてくださってありがとうございました!!

お礼日時:2006/11/29 16:09

長年はなれているから、自信ないけれど、墨染め→たもと、ではないでしょうか。


また、意味としては、墨染め→雲にもかかっています。
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この回答へのお礼

おーそこだったんですか!!
とても助かりました。
教えてくださってありがとうございました!!

お礼日時:2006/11/28 23:13

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