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損益分岐点分析についてお尋ねします。

費用を変動費と固定費に分解するにあたり、売上原価(製造原価)を
変動費、販管費を固定費とすることで大まかな損益分岐点売上高を
算出できないかと考えています。

勘定科目ごとに分けたり、表計算ソフトを使用したりする方法は
あらゆる書籍に載っているのですが、上記のような方法を「簡便法」
として取扱っている書籍を見たことがありません。
そのような書籍があれば読んでみたいと思います。

ご存知の方、お教え下さい。

A 回答 (2件)

ごめんなさい。

私は「損益分岐点分析」を学んだことがないどころか、入門書の類でさえ触ったこともありません。しかし、ずうずうしくもコメントさせて頂きます。

Bigsanさんがご質問されている「損益分岐点分析」は、例えば(1)のp.6/15に出てくるような図のイメージでよろしいのでしょうか。もしそうであれば、ご自分でExcel等を使って算出されるのが、早くて簡単な方法のように思われます。Excelを良くご存知であれば全く問題ないと思いますが、もしこういう作業をExcelでなさったことがなければ、(*)をご参照下さい。

僅かでも、お役に立てれば幸いです。


(1) 「損益分岐点分析に関する計算演習」
http://ishihara.t.mepage.jp/keisei/cs/MA2A0.pdf

(2) 「簿記会計のすべて」
http://www.kabto-yama.ac.jp/DigitalBoki/pasoboki …

(3) 「高田直芳の「ITを経営に役立てるコスト管理入門」」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060 …


(*)
・まず、グラフの横軸に当たる数量(ここでは数量とさせて頂きますが、Bigsanさんの実情に合わせて読み替えて下さい)を除いたパラメータを費目別に書き出します。A列に変動・固定の分類、B列に費目、C列に金額、といった感じです。販売単価(必要なら為替レート)のセルも必要です。なお、販売費が取り扱い数量によって(固定値扱いなのだが)変動する場合には、(1)p.5/15「グラフ(4)人件費」にあるようなステップ関数的に扱う(例:ROUNDUP(数量/1人当たりの最大扱い可能量))か、人数を整数ではなく実数として扱う(例:(数量/1人当たりの最大扱い可能量))といった方法があると思います。
・次に、ある行に想定される範囲で、数量を少ない方から順にいくつか入力していきます。その下のセルに、数量に販売単価を掛けた売上、C列の変動費に数量を掛けた数式、C列の固定費、これらの合計(販売原価)、を入れていきます。これらを列方向にコピーすると、グラフの元になる数表ができます。
・グラフを作成します。数量、売上、原価を(数値が入っているセルは全て)選択し、グラフのアイコンをクリック、「散布図」を選択します。これ以降は通常のグラフ作成と同様です。
・改めて申し上げるまでもありませんが、Bigsanさんが必要とされる損益分岐点は、2つの直線の交点になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

あれから再び書店に足を運び、こんな本を見つけました。
手軽に読めますが、しっかり学習できそうな感じです。

通勤大学財務コース「損益分岐点」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4893468170/sr …

お礼日時:2006/12/05 10:33

おおまかな損益分岐点を算出するなら、変動費には商品仕入高及び製造原価の原材料費と外注費。

固定費は製造原価の労務費と経費に加え販管費。こんな分け方で良いかと思います。

ご注意戴きたいのは、損益分岐点は過去の数字を元に未来を予測するものです。利益を出すには大体これくらいの売上げあれば良い・・・という程度の「感覚的な」とらえ方をした方が良いと思います。 あまりこだわりすぎると時間の無駄になりかねません。

また、売上原価中の期首~期末の在庫の扱い方ですが、増加の場合は変動費減、減少なら増と計算するため、キャッシュフローと相反します。損益分岐点とは充分ご注意の上おつき合い下さい。
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この回答へのお礼

とてもシンプルで分かりやすい回答を頂きまして
ありがとうございました。

確かに、損益分岐点はあくまでも予測なので、
あまりこだわってはいけないですよね。

お礼日時:2006/12/06 16:09

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