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大学の授業(生物資源学実験というものです)で「果実・野菜の呼吸量測定」という実験をやりました。実験方法は以下のとおりです。
(1)デシケータに試料(イチゴやニンジンなど)と約2N-KOH溶液25mlをいれてふたにワセリンを塗って密閉し、約一昼夜放置。(2)《CO2の逆滴定》測定時間が経過したら(ここから実験を行ないました)デシケータのふたを開けてKOH溶液を取り出し、メスフラスコに移しいれ、KOH溶液の入っていた容器を純水で3回洗ってその水もメスフラスコに入れ、よく振とうする。(3)25%BaCl2溶液10mlを加えて、よく振とうし、純水を加えて定量(250ml)とし、さらに振とうする。(4)しばらく放置するとBaCO3の白色沈殿が底に沈むので上澄み液をホールピペットで10ml正確に取り、滴定用三角フラスコに入れる。(5)これにフェノールフタレイン1~2滴を指示薬として加え、0.2N-HCl溶液で滴定し、アルカリを中和するのに要した酸の値(中和滴定値)を求める。(6)同様に、ブランク実験として、試料の入っていない処理区のKOH溶液について(2)~(5)を行い中和滴定値を求める。
この実験についてレポートを書くのですが、詳しい情報が書かれた本、ホームページが見つかりません。よい情報をお持ちの方ご回答をお願いします!
また、CO2の逆滴定の原理がわかる方教えてください!

A 回答 (1件)

大学生なら特別参考書を見なくても基本的な原理くらいわかるはずだが・・・。

この場合だと,植物の呼吸によって炭酸ガスが出る。その量を測定したい。そこで,規定値既知のKOH溶液一定量(25ml)をデシケータに入れて発生する炭酸ガスを吸収させた。この状態で滴定すると多分滴定中に炭酸ガスが飛ぶのでその前に塩化バリウムで炭酸イオンを沈殿させる(炭酸バリウムの形)。そこで,残っているアルカリ量を求めるために0.2N-HClで滴定している。ブランク値との差(規定数またはモル数)は,発生した炭酸ガスの量に相当する。逆滴定の意味は,ここでは,炭酸イオンを直接滴定で求めることができないので,濃度既知KOH溶液に吸収させて,アルカリの減少量から「間接的に」炭酸イオン量を推定しているような滴定法。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。無事にレポートを仕上げ提出できました。
実験書にも一応原理が書いてあることはあったのですが、CO2の逆滴定の原理なのか不安になり質問させていただきました。

お礼日時:2002/05/12 17:51

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