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言語学の本に古典ギリシア語は屈折語だと書いてありましたが、現代ギリシア語は屈折語ではないのですか。

A 回答 (4件)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA% …

現代ギリシア語は、格の数が減っていたり、動詞の活用が減り代わりに「助詞(助動詞、小辞)+動詞」という迂言法が発達するなど古典語より屈折は少ないですがいまだに充分屈折語です。

屈折語とは印欧系やセム・ハム系に代表されるように、語形変化によって意味の変化や語同士の関係を表していく言語です。ご指摘のようにロマン系では名詞の格の消滅(但しイタリア以西、ルーマニア語には格変化が残る)、動詞の迂言法の発達など屈折の度合いはかなり少なくなりましたが、いまだに形容詞の性数変化や名詞の単複の区別は根強く残っています。

ゲルマン系は程度の差はあっても格変化を残しています。英語でさえ属格があります。スラブ系やバルト系は比較的古形を残しています。

結局印欧系は現代でも屈折語の特徴は保持していると言えます。

この回答への補足

国語辞典で調べたところ、英語やフランス語も屈折語でした。

補足日時:2007/01/09 06:02
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/09 05:53

 NO1です


 手元の国語辞書で十分ではないでしょうか?
 私は言語学には全くの素人で、屈折語というものの正確な意味すら知りません。けれどもそれが世界の言語を分類する術後であるとはわかっているつもりです。「趣味程度で」やっていらっしゃるにしてもひとつの言語が屈折語からそれ以外のものに変化することがありうるとお考えでしょうか?
 それとも、私はギリシャ語そのものについても全く知らないのですが、古典ギリシャ語と現代ギリシャ語の間にはそれほどの断絶があったのでしょうか?それなら「ギリシャ語」でくくる必要がないではありませんか?
 「日本語はかつて孤立語であったが、○○世紀頃から変化が始まり、現代では膠着語となっている」なんて学説が出る可能性があるのでしょうか?

この回答への補足

ラテン語は屈折語ですが、それが元になっているイタリア語、スペイン語、フランス語では、格が失われています。

補足日時:2007/01/08 20:02
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/08 19:55

ギリシア語には詳しくないですが、


屈折語というのは言語形式の一つです。
簡単に言うと人称によって格変化や動詞の変化を起こします。
ラテン語やアラビア語が代表です。
英語も一応、これに当たります。ヨーロッパ言語のほとんどがこれに相当するといわれます。
ほかに膠着語といって、日本語やハングルのように人称による変化がなく、単語の前や後ろに何かが「くっついて」関係を示すもの(彼は+学校に+行かせ+られ+ましたなど。)
また、独立語のカテゴリーに入るのは中国語で、格変化も動詞変化もくっついたりもしないで、単語を足したり、単語の位置によって意味をなす言語です。
Polysynthetic language(総合語?)というのもありますが、これは少数言語ばかりだったと思います。
たしかこれぐらいだったと思うのですが、現代ギリシャ語が独立語や膠着語とは思えないし、そう聞いたことはないので消去法で屈折語でしょう。
しかし、英語が屈折語でありながら、あまり格変化や動詞変化をしなくなって、膠着語や独立語に近い要素を持つようになったと同じように、現代ギリシア語も屈折語の要素が古典ギリシア語に比べて少ないという可能性は十分あります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/08 19:56

本当に言語学を勉強されている方なんですか?


 「屈折語」を辞書で引いてごらんになってはいかがでしょう?

この回答への補足

言語学は趣味でやっている程度です。

補足日時:2007/01/08 14:24
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この回答へのお礼

ありがとうございます。言語学辞典はもっていないので図書館などで調べてみようとおもいます。

お礼日時:2007/01/08 14:30

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