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フラット35の審査について質問です。
フラット35は保証料なしとなっていますが、保証料なしってことは保証会社を利用しないということなのでしょうか?
通常、銀行ローンを利用すると保証会社の審査もあるかとおもいますが、フラット35の場合は保証会社の審査はないのですかね??
どなたかご存知の方お願いいたします。

A 回答 (4件)

フラット35は証券買取型ですから、金融機関は窓口となるだけで、


公庫が融資します。
銀行が融資するわけではないので、保証料は不要です。
と言うか、そもそも保証なんて意味の無いことなんです。
銀行が自分の関連会社を保証会社として、保証料という名目で
利益を分けあっているだけです。
債務者が返済不能になっても保証人のように肩代わりしてくれるわけじゃないですから。
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金融機関に勤務しており、以前、住宅ローン(住宅金融公庫融資・プロパーとも)を担当したことがある者です。


私が担当していた頃、私の勤務先ではフラット35は扱っていなかったのですが、このご質問については分かります。

その前に、この場をお借りしてフラット35についてこ説明を入れさせていただきます。
#1さんが
> 金融機関は窓口となるだけで、公庫が融資します。
とおっしゃっていますが、これは、住宅金融公庫融資のことであり、フラット35のことではありません。
住宅金融公庫融資においては、住宅金融公庫と金融機関とは、委託と受託の関係になります。
資金実行が決定すると、住宅金融公庫から金融機関に資金が送られてきます。
その資金を窓口となった金融機関を経由してお客さまに融資するのが、住宅金融公庫融資です。

フラット35で「融資」をするのは銀行です。銀行のお金を融資します(銀行における「勘定」も住宅金融公庫融資とフラット35では違うんです)。

ですから、住宅金融公庫融資では、公庫が作成した申込書類を使用し、公庫が設定した一律の金利が適用され、フラット35では、申込書類も金利も、金融機関によって異なっている-ということなんです。

フラット35は、住宅金融公庫が設定した「フラット35」の基準に適応した住宅ローン商品を銀行等がそれぞれに開発します。
それを銀行等は【フラット35】という名前で売り出し(=融資)ます(「フラット35」というのは、住宅金融公庫が定めた一般名称であって、違う名前で売り出しても構わないんですが、住宅金融公庫が関係していることを前面に押し出したいためか「フラット35」をそのまま使う金融機関が殆どです)。
【フラット35】を融資することにより銀行等は、債務者(=お金を借りた人)から「債権」を所有することになります。
【フラット35】の融資と同時に、住宅金融公庫はその【フラット35】を買い取り、当該【フラット35】の「債権」が住宅金融公庫へ譲渡されます。
住宅金融公庫では、その【フラット35】「債権」を担保とした「債券」を発行して投資家に販売して資金を得、その資金を銀行等の次の「フラット35」を買い取る資金に充当します。
住宅金融公庫に「フラット35」を買い取ってもらえたので、銀行等では長期の資金調達できたことになります。
住宅金融公庫で「フラット35」を買い取ってくれる事は決まっているので、銀行では長期の資金調達ができることになり、それによって銀行では長期固定金利の住宅ローンを提供できる…という仕組みなんです。
金融機関の人間でも理解しづらいらしいので(勤務先にも何度説明しても理解できない人がいるんです。困ったものです)、一般の方が理解できないのは当然のことです。

ご質問者さま、勝手に場をお借りして失礼いたしました。

さて、ご質問に戻りまして…。
> フラット35は保証料なしとなっていますが、保証料なしってことは保証会社を利用しないということなのでしょうか?
フラット35の保証料は、保証会社を利用しないということです。
住宅金融公庫では平成17年4月に、「保証人要件」を不要としたので、債務保証自体をなくしているんです。
銀行等民間金融機関の場合は、保証料不要といっても、実際には金利に上乗せをする形で債務者から保証料を徴収していたり、金融機関が保証料を負担している…ということも考えられ、こういった場合ですと、保証会社・保証機関の保証を利用していることも考えられます。

> 通常、銀行ローンを利用すると保証会社の審査もあるかとおもいますが、フラット35の場合は保証会社の審査はないのですかね??
保証会社(実際には「財団法人 公庫住宅融資保証協会」です。以下、「保証協会」と書かせていただきます)を利用しない以上、保証協会が審査をすることはないでしょう。
実際、保証協会のウェブサイト(http://www.hlgc.or.jp/hosho/hosho_f.html)に「住宅金融公庫及び沖縄振興開発金融公庫の住宅融資については、平成17年4月以降、保証人要件が廃止されたことに伴い、新規の保証引受は行っていません。」と書いてあります。

保証審査はなくても、銀行等金融機関の融資審査はありますから、フラット35を申し込んだ金融機関が加盟する個人信用情報機関に個人信用情報の照会はするでしょうね。

この回答への補足

長文でありがとうございます。貴重な情報です。
以前にもコメントしていただいたことがありまして、大変ありがとうございます。

個人信用情報に問題があり、銀行審査が通らずにあがいていたのですが、保証会社を使用しない銀行では、審査に通過しました。
たぶん、銀行が加盟する個人信用機関(KSC)ならOKだけど、保証会社がみる個人信用機関(CIC)だとだめだと言うことと判断しました。CRINというシステムでつながっていることは知っていますが、このシステム上に載らない情報で、保証会社からはNGを出されているものと思っております。
そこで、保証料なしから銀行を探していたのですが、フラット35が当てはまりました。
フラット35は住宅金融公庫と銀行の両者で審査あると思っていますが、もし、銀行での審査が銀行のみでおこなわれるのであれば(保証会社からは個人情報の開示がされない)、審査に通過すると思っております。

この考えに対してご意見いただけると大変ありがたく思います。
よろしくお願いいたします。

補足日時:2007/01/14 22:21
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#1です。


#2の方の訂正の通り、銀行が融資するというのは間違いですね。
公庫が「債権者になる」ということです。
だから保証料が必要ないのです。
http://www.flat35.com/guide/shikumi/index.html
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この回答へのお礼

ちょっと希望が見えるような気がしました。
ありがとうございます・

お礼日時:2007/01/16 01:16

#2です。


補足を頂いたので参りました。

> 個人信用情報に問題があり、銀行審査が通らずにあがいていたのですが、保証会社を使用しない銀行では、審査に通過しました。
> たぶん、銀行が加盟する個人信用機関(KSC)ならOKだけど、保証会社がみる個人信用機関(CIC)だとだめだと言うことと判断しました。
> CRINというシステムでつながっていることは知っていますが、このシステム上に載らない情報で、保証会社からはNGを出されているものと思っております。

CRINでは、一部の情報しか共有されていませんので、おそらくお考えのとおりだと思います。
住宅金融公庫が加盟している個人信用情報機関もKSCのみですから(住宅金融公庫のウェブサイトの「個人信用情報機関及びその加盟会員による個人情報の提供・利用について」のページ:(http://www.jyukou.go.jp/head/privacy/shinyou_kik …)参照)
「保証会社を使用しない銀行では、審査に通過しました」であれば、住宅金融公庫と銀行の双方で審査をしても、審査に通過する可能性はあるでしょうね(審査をするのは住宅金融公庫であり銀行ですから、私が絶対とは言い切ることはできませんので)。
なお、一部、金融機関自体がCICに加盟している金融機関もありますので、お申し込みの際はご注意のほどを(CICのウェブサイトで加盟団体が確認できます)。
フラット35の取り扱いでは結構名を成している某モーゲージは、CICに加盟していますね。
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この回答へのお礼

丁寧なご返答ありがとうございます。
がんばってみます!

お礼日時:2007/01/16 01:15

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