プロが教えるわが家の防犯対策術!

お世話になります。
北海道の歴史書を見ると、江戸時代~明治時代のアイヌ人も移住してきた日本人も、住居の気密性が低く吹雪やすきま風の吹き込む住居で寒さを凌いでいた記述を見かけます。
寒冷な地方では北欧にしろロシアにしろ満州にしろ気密性の高い耐寒性のある住居の建築方法が発達するものですが、北海道の場合は何故なかったのでしょうか?
木材も石材も豊富そうなのに不思議です。
ご教授お願い致します。

A 回答 (5件)

製材所や石切り場もなく、製材業者や石材業者や建築技術者が居なければどうにもなりません。



居たのは、藩ごと移住した武士と農民、藩を失った浪人、田畑を持たない小作人たち。もちろん大工なんて居ません。建築のシロウトしかいないし、材料どころか道具も全部手作りしないとなりません。

製材所なんてありませんから「材木」なんてありません。材料は斧で切り倒したままの丸太か、自分でノコを引いて板を手作りします。

作れるのは、家と言うより小屋に近い物だけです。

ドラマ「北の国から」に出て来る、五郎の住む家を想像して下さい。
http://blog.jtb.co.jp/modelplan/location/archive …
↑にある五郎の丸太小屋とかが、シロウトに作れる限界ですよ。
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歴史的なことは検索などでご覧になられましたか?


歴史的な詳細な資料が無いそうなんです。
ですから 決定的な答えというのは出てこないのではないでしょうか…

信仰的なことを生活に多く残していたということなので、贅沢をしないとか、そういう考えがあったのでは…

アイヌコタンの住居を再現したものを見てきたのですが~屋根も壁も藁葺きのようなものでした。樹木にも命があるとかそういう信仰なようですから…そうなったのかなと思います
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本質的な視点にたちますと,アイヌの人達は原倭人でして,起源はバイカル湖畔に住んでいたブリヤード人に繋がるという説です。

かの人達は極寒の土地に進入して維持するため,自分の体質を「寒冷化」対応を余儀されなくなりました。寒さに強いのです。

一方,江戸時代に北海道に進出した現日本人は寒さに驚いたと思われます。茅葺きの屋根や障子や襖が中心であった家屋は断熱性には不向きであったのでしょう。

只,原日本人説には諸説があって定かではありませんが,現日本人の潜在的な耐寒性能力はアラスカ系原住人も凌ぐという説もありますが。
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コタンと言う5~6軒の村を1単位にし、


河川の漁や山の猟を季節に合わせて変える為に仮説テントのような住居とチセを利用していたようです。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/10jinken/tobira/ …

私的に、長屋よりはまし。と言う感じがします。

寒さの成分は、
気温の降下、強風、大雪の3種類に識別されます。

むしろ、大雪の国の人間が関東に来ると風が強、逆に寒いとく驚くそうです。

その区域の気象を良く知らねばなりません。

さて、森が多く、土地を知り尽くしているアイヌ文化では
一体どこに住居を構えたのでしょうね?

戦前は、防風林の中に住居を置く農家は多数あったようです。
土間とぶち抜きの大きな畳の間で暖を取るのは難しいです。

モンゴルでも移動式のテント「ゲル」が住居です。
インディアンも似ています。

彼らに共通なのは、俺の土地と言う概念が無い事だと思います。

さて、オホーツク文明ですが、なかなか北海道内には侵入できなかったようです。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20021109/qa1 …

ここに、征夷とオホーツクの間に何らかの勢力があったと考えられます。

宗谷岬です。
http://knowledg.mc1.lib.sophia.ac.jp/mcenter/spe …

ここでは、十分な住居に思えます。
http://www.inankuru.com/yoroyoro2-9.html
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アイヌ人はそもそも寒さに強かったらしいです。


家もそうですが防寒具もあまり発達していません。
日本初の南極探検の時も、寒さに強いのを見込まれて隊員としてかりだされてます。

なおアイヌ人の家は一見粗末ですが、それなりに寒冷地に適応した工夫があります。
年中室内で小さく火を焚き内部の地面に熱を貯めるのです(床は張らない)。
これで床暖房、というほどではありませんが凍死せずにすむ温度を維持できます。
冬季の薪の消費も抑えられるので一石二鳥というわけです。
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