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ある本に「つなぎ売りはほとんどリスク無しで損失をヘッジすることができるとても有効な手段」だとありました。

例えばある銘柄が1.5割下げていて、まだまだ下げそうという場合、そのまま損切りをせずにその銘柄を同数空売りする、それで下げ止まったと思う頃、買い戻す。それで空売り以降の下落分は利益となり、その銘柄が上がるまで現物をもち続けるということができる。もし、予想に反して上がった場合は現渡しをすればよいのでリスクはない。素人にもお薦めのとてもよい手段だとあります。

これは本当にノーリスクなのでしょうか?例えば、逆日歩がついたりしたら怖いですよね。その時点で慌てて手じまえばいい?逆日歩がつきますよというのは新聞などを気をつけてみてないと駄目なのですか?(お知らせがくるのですか?)

あるいは、ある人は「つなぎ売りなんて素人がやるものではない、資金に余裕があり、その銘柄が将来は見込みがあるなら、塩漬けするとか、
そうでなければ潔く損切りをした方がずっといい」と言っています。

投資家三年生で、現物のみしかやっていません。つなぎ売りの薦めは
素人投資家を信用取引に誘い込む甘い誘惑なのでしょうか?

経験豊富な方、教えてください。

A 回答 (6件)

#5です。



ご質問を見たら、投資家三年生とのこと。冷や汗です。(私はちょうど丸一年のド素人です。)


空売りが好きなもので。。。 f(^"^;
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#2さん御紹介のおしグー質問で、#3で回答した者です。



税制面と心理面のメリットについてはそこで回答したので、リスクについて考えてみたいと思います。

・両建てのコストがかかる。
これは確定的コストなので「リスク」とは呼ばないとしても、利確するためのハードルが時間とともに高くなるわけだから、両建てポジションを取り続けると、このトレードのリスクが増大する。

・逆日歩がつきそうかどうかは、取組み等でだいたいわかる。
逆日歩が怖ければ、買いポジションを信用買いにしておけばよい。(買い方金利がかかる)

・ポジションをスクウェア(売り買い同数)にした時点で、損益は確定するから、これ以上はリスクがない。
ただし、その後もその銘柄でリスクを取るつもりがないなら、単純に手じまえばいい。
ツナギをするのは、「いまはリスクを回避、あとでリスクを取るか、やめるか、選択」したい場合。

・下がった時点で売りポジションを手じまえば、含み損の買いポジションが残る。
この時点で、新たに買うのと同様のリスクを取ることになる。



最大のメリットは、「相場の方向性が見えてくるまで、リスクを回避して時間稼ぎできる」ことだと思います。

また、単純にロスカットする場合は、その時点では損失が拡大しつつあるポジションを抱えているので、冷静な判断ができないかもしれません。

まずスクウェアにして、冷静になり、その上で「ここでロスカットするのは正しいか?」「もう一度リスクを取って勝算があるか?」と考えてみるのは、(私のように冷静さが足りない人間にとっては)とても有効です。

特に、空売りした銘柄が上がったときは、買った銘柄が下がったときの何倍もの心理的プレッシャーがかかるので、すぐにスクウェアにして損失を確定し(逆日歩をしのぐため信用買い)、いったん上がってから下落トレンドに転じたところで買いポジションを外し、売りポジを残します。

しかし、買いを外したところが押し目で、再び上がるかもしれません。
ツナギにリスクがないのは、両建てにしている間だけです。



前の回答にも書きましたが、冷静な合理主義者にとって、ツナギのメリットは税制面だけでしょう。
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この回答へのお礼

詳しく説明していただきありがとうございました。時間稼ぎ、税制面のメリットくらいですね。
まだ投資歴が浅くていらっしゃるのにいろいろ知識が豊富で実践もしていらっしゃるようで感心しました。

投資3年生でも現物しかできません。器用なまねは一切できませんのでやはり、単純に損切りしたり、利確したりするしかないと思います。

お礼日時:2007/02/09 15:46

ノーリスクというのは言い過ぎですが、信用の買いたてに比べたらはるかに安全という意味で使われているのではないかと思います。

信用の買建ての場合、マーケットがクラッシュすると一瞬にして追証が発生します。特に、買い手不在で、売りたくても売れないという場合莫大な負債を抱えることもあります。

つなぎ売りの場合、追証が発生する危険はありません。実際に有効か否かはケースバイケースです。すでに回答があるように、ある保有株式が長期保有などで、購入時から10倍になっているようなとき、利益確定してしまうと譲渡益税のために同じ株を買い戻せない場合があります。こんなとき、つなぎ売りは特に有効です。
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この回答へのお礼

>購入時から10倍になっているようなとき、利益確定してしまうと譲渡益税のために同じ株を買い戻せない場合 に特に有効ですか。

そんなケースは残念ながら自分に限ってはないと思うのですが、教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2007/02/09 15:40

それで下げ止まったと思う頃、買い戻す。

それで空売り以降の下落分は利益となり、その銘柄が上がるまで現物をもち....

=======


つなぎ売りを1年中してますが、この理屈は繋ぎの経験がない人間の
屁理屈です。(大体本を書いてる人は投資の経験がない)
実際やってると、繋いだあと上がるか下がるか、どっちでも株価が
行きたい方に行っていってしまいますよ。
執念深く、下げるまで我慢してるのが実情。でも最終的にはだいたい下げて利益はとれるんだけど。

ギャクヒブは一応注意だけども、あまり大きくつくことはないね。
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この回答へのお礼

1年中つないでいらっしゃるとのこと、経験豊富な方でもなかなか思い通りにはいかないようですね。とてもそんな芸当はできそうもありませんので、やめときます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/09 15:36

私は信用はやったことがない(やらない)のですが、つなぎ売りは、結局は現物の持ち株を売ることと本質的には違いはありません。

なにか特別な魔法があるなどというものではないです。

つなぎ売りをしないと、ただの利確の売りや損切りの売りと区別ができなくなってしまいます。その内、保有株を手放したことすら忘れてしまうかもしれません。両建てにしておけば、証券会社の口座残高としても残るし、自分が維持したい株数なども把握できます。また、税金面でも、現物の保有株を売ればその時点で確定損益が生じ、利益だった場合は、譲渡税が取られてしまいます。

結局、つなぎ売りとはこういった事務的なことです。売り買いのポジションの株数は、つなぎ売りをしようと保有株を売り崩そうと同じことです。

> これは本当にノーリスクなのでしょうか?例えば、逆日歩がついたりしたら怖いですよね。その時点で慌てて手じまえばいい?逆日歩がつきますよというのは新聞などを気をつけてみてないと駄目なのですか?(お知らせがくるのですか?)

おっしゃるように急いで手仕舞うだけで大丈夫です。一応、つなぎ売りのメリットとしては、新規売り建てが禁止になったとしても、売りポジションは持ち続けることができるので、負のリスク(すなわちメリット)があります。


ちなみに、つなぎ売りについては、最近の Q&A だと、 No.2630115 (参考URL(教えて!goo))が良くまとまっています。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2630115.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。経験豊富なunibonさんでも信用はやらないとおっしゃっているのですものね。結局は現物の持ち株を売ることと本質的には違いがないものなのですね。

手数料とか品貸し料とか怖い逆日歩とか考えると何だか単純に損きりするのが一番ですね。

お礼日時:2007/01/27 21:23

上記の方法はリスクヘッジのやり方としてはオーソドックスですが、わざわざ貸株金利や手数料、逆日歩を払ってまでやる必要があるかどうかです。


本来、この方法は議決権や株主優待を取りたいが、将来の株価下落をヘッジする為に使うのが一般的です。
金利、手数料、逆日歩があるので、やるのならば損切りで十分だと考えられます。

信用取引が分からない人にはお勧めできません。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。yohoushiさんのご回答はよく参考にして、勉強させていただいています。いつもお世話になっております。

そうですか、わざわざ貸し株金利や手数料、逆日歩を払ってまでやる必要があるか疑わしいものなのですね。信用取引がわからない素人がやるものではないようですね。

何だかいやに熱心につなぎ売りを薦めるところが鵜呑みにはできないなと警戒していましたが、お尋ねしてよかったです。

お礼日時:2007/01/27 21:15

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