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「吉備」「越」「火」などの古代国名について興味を持っています。
「火の国」の由来は阿蘇山だろうと察しがつくのですが、他の国名の由来をご存知の方お教えくださいませ。

A 回答 (3件)

和銅5(712)年に好字令という法律が出されました。


それまで、1文字や3文字が多くあった日本の地名を
中国に倣い、2文字でしかも、めでたい字にしろ、という法律です。

このため、それ以前の地名の多くが変化してしまいました。
木が紀そして紀伊になったり、蓑が美濃に黍が吉備なりました。
また、近淡海(ちかつおうみ)が近江に、遠淡海(とおつおうみ)が遠江になりました。

もちろん、地名を変えた権力者はたくさんいて、岐阜を命名した信長や、
大名が支配地を縁起の良い地名に変えた例は、たくさんあります。
近年でも、江戸を東京にしたり、天理市や豊田市が生まれています。

そのようなわけで、本来の意味がわからなくなったり、変化してしまったり
していることが多いのです。
それでも、多くの人が研究し、究明しようとしているのも事実です。

その一例として、下のURLを紹介します。
ある程度、あなたの疑問を解決してくれると思います。

参考URL:http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/index.html#ポリネシア語で解く日本の地名・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
1文字や3文字の国名由来が知りたかったんですよ。
好字令は知りませんでした。
URL見ました。じっくり読むにはなかなか時間がかかりそうですが、確かに参考になります。

お礼日時:2002/06/03 21:35

近江  古代の都から近い大きな湖


遠江  〃  都から遠い〃
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「ちかつあはうみ」と「とほつあはうみ」ですね。

お礼日時:2002/06/03 21:32

吉備  黍(五穀の一つ)の産地であったことに由来


越   都へ往来する際に越えなければならないことに由来(他説あり)

ちなみにこの回答は学研の「日本語知識辞典」を参考にしてみました。
他の地名の由来も載っているので、呼んでみたらいかかでしょうか。載っているのは10ページぐらいしかありませんけど。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
吉備はやはり黍からですか。
すると黍の古名が「きみ(黄色い実の意)」だというのはさらに古い話になるのかな?
「日本語知識辞典」図書館で探してみます。

お礼日時:2002/06/03 21:31

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