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重合を行う中で、モノマーとアルコールが水素結合して収率や立体規則性に変化をもたらしているとものがあります。
そこで、溶媒の極性を下げて重合を行うということになったんですが、なぜ極性を下げると水素結合が強まるんでしょうか?
水素結合と溶媒の極性の関係について、教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

極性の高い溶媒は、溶媒の分子が分子内で+や-に分極しています。


アルコールのOH結合もOが-、Hが+に分極しています。
(普通はデルタ+とかデルタ-とか書くことが多いですが省略します)
すると、アルコールのOHは極性の高い溶媒分子と静電気力で結びつきやすいということになります。
水素結合もO-H…OのH…Oの部分は同じような静電気力です。
つまり極性の高い溶媒は水素結合を邪魔するということですね。
極性の低い溶媒はそのようなことがありませんから、水素結合は相対的に強くなるということです。
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