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It's three years since か It's been three years since かどちらが正しいんでしょうか?どちらも見ました。どちらかが英国英語ということはあるのでしょうか?

A 回答 (4件)

今ではどちらも正しいとされるようになっています。



以前は It is three years since の方が正しいとされてきました。それは

I have not seen him since he moved to Tokyo.
彼が東京へ引っ越してからずっと会っていない。

I have been reading since this morning.
今朝からずっと本を読んでいる。

これらは「会っていないこと」「本を読んでいること」が過去から「継続」しているため現在完了を必要としますが、

It is three years since he moved to Tokyo.
彼が東京に引っ越してから3年になる。

「3年」あるいは「3年になること」が継続するというのは本来変で、時間の流れそのものが継続するのは分かりますが、「始まりと終わりのある期間」である3年は、始まりである「彼が東京に引っ越したとき」と終わりである「今現在」の間に存在しているだけです。しかし「現在完了 since 」の形が他に多く見られることから論理よりもパターンの一つとして意識されるようになりもやは誤りとはされなくなったのです。あるいは「3年が継続する」のは変であっても気持ち的に「ずっと」という感じがあるので不自然な感じがなくなったのかもしれません。関連することととして

It has been three years since I have been here.
あるいは It is three years since I have been here.
ここに来て3年になる。

since の後に現在完了が来るのは文法違反と言われていました。since は基点を表す以上過去形なくてはいけないという理由です。しかし時間の継続以上に「自分がここにいる」ことの継続が強く感じられるために since の後ろにも現在完了が使われるようになり、誤りではないと見なすような動きも出てきました。実際これを過去形 I was here のすると今はここにいないことになり文意が分からなくなります。動詞を変えて I came here のようにする必要がありますが特に It is three years since I came here. の場合は継続する感じが弱くなります。
ただしこれは試験などで使う場合は注意が必要です。
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アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

学校文法が勝手にどっちが正しいかを決めている事すらおかしいという事を知ってください。

言葉の表現方法は学校文法ではないのです。 それを使っている人間が決める事なのです。

3年がたった・たってしまったと言うフィーリング(伝えたい感情)をどうやってit isで示す事ができるでしょう。 it has beenと言う文法で言う完了形と言う文章の形を使うと出てくる、という事をみんなが感じていると知っているから分かってくれるに違いないと判断して使うわけです。 It is じゃ分かってくれないだろうな、と言う判断があるからこそそのときは使わないのです。 学校文法が頭にあって使うわけではありません。

事実、日本人で英語を使いこなしている人が学校文法を元にすらすら「伝わる」英語を言っているのではないのですね。 学校へ行っていた時は学校文法に縛られていたのでそうしなくてはならないからしたのですね。 ですから、いまでは、仕方なく「試験であればこうしてください」と言うアドバイスが出てくるわけです。 学生にとっては非常に迷惑な学校文法なのです。

このカテでどれだけ、このペケ・バツになる表現を「仕方なく」しなくてはならない、と言う事実が書かれてきたことでしょう。 

日本語でも、~してから3年です。~してから3年たちます。と言う両方の表現方法がありますね。 それと同じなのです。 しかしアメリカでは(イギリスや他のところの事には疎い私ですので)3年たちました、と言うフィーリングを表現したいと言う事実があるわけです。 だから、it has been 3 yearsと言う表現をよく見るのです。 It's 3 yearsと言う表現が「間違っている」と言う事では決して無いのです。

It's been 3 yearsと言う表現は私がここに来る前から使われていた表現です。 使われているけど間違いだ、と言い続けてきた学校文法学者さんがやっと腰を上げたわけですね。trgovecさんがきれいにまとめてくれたと思います。

言葉を自分のものにするためにはフィーリングと言うものを決して無視する事はできないし、人間が使っているものなのだと言う事を認識しないで、数学の法廷式的にルールを作って言葉を理解していくには無理と言うものがあり、だからこそ何十年も一言もしゃべれない何億と言う犠牲者を作ってしまったわけです。

せっかく「完了形は継続、経験 (後なんでしたっけ)完了」を示すものと分類作業をさせるけど、完了形を使う事で、~年たつ、と言うフィーリングを出せる、とは教えてくれないのはやはり何かおかしいとしか私は考えられないのです。 

また、3年間継続しているのか、その状態を3年間経験しているのか、3年が完了したのか、みんな実は同じ事を示していると言う事がお分かりでしょうか。 ただ、日本語に直すとこの三つのフィーリングの違いを出したい「言語文化」というものが存在するのです。 ですから、日本語訳としてはできるだけその違いを出したいと思うわけです。 出さないと日本語としてはあまりよくないという事であり、日本語してのフィーリング表現にはならない、と言う事なのですね。

と言う事で、どんなフィーリングを出したいのかでこの二つの表現を使い分けるのですが、3年たった・3年たってしまった、と言うフィーリング表現の方がアメリカでは多い、と言う事になるのです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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>どちらが正しいんでしょうか?



どちらが正しいというよりも、厳密にはちがうことを
言っている文章です。
He is deadとHe has been deadの違いと同じです。
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 it is の方がイギリス英語で,it has been の方がアメリカ英語です。



 20年以上前の私の学生時代には,圧倒的に it is ~で扱われていました。
 今ではアメリカ英語主流のはずですが,入試問題や参考書を作っている人たちは,私の世代と同じか,それよりも古いということもあって,it is としているものも多く残っています。
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