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子供の日にエキスポランドのジェットコースターで女性の死亡事故がありました。事故状況は、あまりに凄惨すぎて、ネット報道された内容が削除・修正されたものもあったようです。(私は、削除されたと思える記事を読んでいて足が震えました・・・)

振り返ると、昨年6月のエレベータに挟まれて高校生が死亡した事故。7月の埼玉でのプール給水口への吸い込み事故。今年4月の六本木ヒルズのエレベータ火災など、保守・点検のいいかげんさが原因と思える事故が目立っている気がします。

単に点検がイイカゲンだったというだけでは、この事故多発はおかしいとネットで設備の保守契約書を検索してみました。すると予想したとおり、「異常があったときの点検経費・部品交換の費用は保守会社の負担とする」あるいは「○万円以下の補修費用は保守会社の負担とする」という条項などがあるエレベータの契約書を見つけました。
(事故例の契約書ではありません)
つまり、問題があるとわかっていても、経費が増えるとか補修費で赤字になるならば、業者は意図的に問題ある部品を補修しないケースが増えていると予想できます。
こういった保守契約は問題ないのでしょうか?あるいは改善されるような規制等はあるのでしょうか?なんか安心して遊具や設備を利用できなくなってしまいます。

A 回答 (4件)

何の回答にもなりませんが、思ったことを勝手ながら書かせていただきます。



今回のコースター脱線事故は悲惨でしたね。私自身、ああいう絶叫系のマシンが好きなので、ニュースで事件を知った時はゾッとし、また、胸が痛くなりました。

あれから今日まで、新聞を読む度に色々な事実が浮き彫りになってきています。
折れた車軸が実は内側だったとか、点検を遅らせたのはスペースがなかったからではなく、書き入れ時を逃さないためだったとか、部品が最初に落ちたのはコース序盤だったとか・・・

あるネットニュースには、点検の資格者が講習?に参加する割合もかなり低いと載っていました。
管理状態が個々の任意になっているようです。大手のアミューズメントパークに人が流れ、他の遊園地は客数の確保が難しくなっているために、集客力のある絶叫マシンの導入を増やしている会社が多いと聞きます。乗り物の数や種類が増えるほど、技術力も多く必要になります。それにも拘わらず、講習参加人数が底をつくような現状では管理体制が整わないはずです。JISの規定を知らなかったというのも頷けます。
エレベーター事故にしても、そのように各々の企業の判断に委ねるような規定があったのでは、やはり管理体制も甘くなり、そのような事故に発展する確率も上がるのでしょう。

企業は各官省庁に監査を委託していますが、各々の都道府県内のみでは財政状態によって管理状況(人件費等も含め)にムラが出てしまうと思います。今回のエキスポランドにしても、大阪府の財政低迷が原因のひとつになっていると思います。

この場で使ってしまっては語弊を招くコトワザかもしれませんが、‘損して得とれ’とあるように、企業の存続のためにも自分たちの出来る安全と安心を確保(点検管理など)はしっかりとするべきだと思いました。
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この回答へのお礼

>>エレベーター事故にしても、そのように各々の企業の判断に委ねるような規定があったのでは、やはり管理体制も甘くなり、そのような事故に発展する確率も上がるのでしょう。

きっちりした管理をするなら、コースタ等の遊具に熟知できる正社員を雇用して、訓練すると同時に、コースタの運行停止の管理権限を現場に持たせるとかやらないとダメですよね。もちろん人件費はかなり多くなると思われます。
SLの老機関士さんがSLを整備する風景を見ましたが、ハンマーで各部を軽く叩いて異常を検知すると同時に、各部を手で触って、その温度で稼動部の異常もチェックしていました。(オイル切れだと熱くなる)また、鉄鋼会社の社員さんは、鋼板圧延装置のローラの回転音を鉄棒を通して耳で聞いて、回転部磨耗で発生する鉄粉混入による微妙な音の変化を聞き分けて磨耗を検出されていました。
係員はたぶん、バイトや派遣と思いますが、正社員が係員であれば、事故前の異音を感じてもっと違った対応になったのでは?って思ったりしています。

>>今回のエキスポランドにしても、大阪府の財政低迷が原因のひとつになっていると思います。

私も最初はそう思ったりしました。でも、エキスポランドを統括している「日本万国博覧会記念機構」では、省庁、役所などから天下りした理事たちが、何もしないで毎月70万円以上の報酬を受け取っているそうです。もちろん数年で億単位の退職金ももらえるそうです。たぶん、理事1名、1月分の給与を払えば、超音波検査代くらいは工面できたのではないでしょうか?

整備の報告がもっと厳しくなるというニュースを耳にしました。これ自体は良いことですが、整備財源の裏づけ無しでは限界があると思います。質問したような、法的問題の改善や、No.2さんの回答にあった、事故動作検証も必要でしょうが、売上財源がどのように使われていたか?保守管理や現場の人件費にどれだけ使われていたか?という財政面での検証も再発防止には必要ではないか?と思えてきました。

お礼日時:2007/05/10 22:49

施設警備会社が運営しています、労働規則(24時間労働)やその他の法律は、守らない会社で独自の規則の元で運営しているからではないでし

ょうか?
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反論を覚悟で書かせていただきます。


今回のジェットコースターでの事故ですが、マスコミ等でいろいろと原因究明がなされ一部では保守点検の遅れが原因のようにいわれています。
しかし保守点検をしてこの基準値ならばという基準値が本当にあるのでしょうか。(いろいろな事故がおきていますが第三者機関での事故動作検証(事故再現テスト)というものがなされていないため)に同じようなことが起こっていると思われます。
ここが、一番の問題だとおもいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>>しかし保守点検をしてこの基準値ならばという基準値が本当にあるのでしょうか。

TVニュースによると、製造元は「異常が無くても8年で交換」としていたとのことです。また、他の遊園地はいずれも4~7年程度で交換していたようです。

>>第三者機関での事故動作検証(事故再現テスト)というものがなされていないため)に同じようなことが起こっていると思われます。

スカパーを見ていますと、海外での航空機墜落やヨーロッパの高速鉄道事故、巨大クレーンの倒壊事故などの調査・破断再現テストなどをドキュメントとして放映していますね。
でも、今回の事故は、その手の番組に必要な「この大事故の原因は何だ?!不可解だ?!」って謎解きの要素が少ない気がします。単純に「コスト削減で点検の手抜き」って思えて、調査の意欲がちょっと減るかも?

でも、どの程度の加重と年月で金属疲労を起こして破断するか?って再現テストはあってもいいですね。当然純粋な再現じゃ無理で劣化加速してのテストになるでしょうけど。

P.S.
今回の事故は、エキスポランドの保守整備状況があまりに酷いので、他の遊園地はホッとしているのではないでしょうか?トカゲのしっぽ切りではないですが、「あそこは特別!うちは安全だよ」と言えそうですからね。でも、完全にそう言い切れるか疑問が残ります。

お礼日時:2007/05/08 00:33

こんばんわ


すべてがいい加減とは思いません。
まずは回答を
1.契約の「異常があったときの点検経費・部品交換の費用は保守会社の負担とする」というのは保守会社に言ってるわけですので”定期メンテナンスをちゃんとやりなさいよ、メンテナンスで見つけられなかったトラブルは保守会社もちですよ”と言うわけです。
基本的には定期メンテナンスで不具合が見つけられれば、その部品に対してお金がもらえるはずです。
2.「○万円以下の補修費用は保守会社の負担とする」というのも本来”1個あたりの単価が低いものはいちいち部品代を請求されると経理が面倒なので保守管理費用に含めるので請求しないでね”という事です。
契約自体に問題はないと思いますが歪んだ解釈や単なるコスト削減でこうなってしまったのでしょう。悲しい事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1.について

ちょっと調べてみましたが、エレベータの保守契約の例では、パーツ交換全て無償のフルサポートか、消耗品までのノーマルサポートか?分解点検が必要かどうか、の違いでメニューがいろいろあるようです。たぶん契約書の解釈レベルでは明確に「無償」「有償」の区別はできると思えます。

私も、以前、CEの方とペアを組んでPOSシステムのハード・ソフト保守の経験がありますので、そのような契約分類があるのは理解できますし、修理費用について、契約の有無で顧客とトラブル経験もあります。ですので、定期点検で発見できても、契約の種類で顧客に請求できないこともあると思います。(というか、定期点検で発見したかどうかで差がある契約は知りません。定期点検で無償なら、使用中に故障したときも無償交換、有償ならどっちも有償でした。)

2.について

一般的なネジなら、無償交換も可能だと思います。でも、ちょっとネジ部が長いとか材質がプールでも錆びにくいステンレス製が必要となると、保守メニューの関係で請求できない金額だけど、ちょっと出費がイヤな金額になることは多いと思います。で、コスト削減で「見なかったことにする」対応になるのでしょうね。

余談ですが、サブマシンガンのエジェクタという数センチのちいさなパーツがあります。これが壊れて交換したら、最近のパーツは材質が悪く、すぐ変形してしまい、射撃大会をリタイアしたという記事を目にしたことがあります。「少しでも安く作る」という結果なんでしょうけど、これが戦場なら戦死ですよね。

人件費削減で、正社員から派遣やバイトへの置き換えによるレベル低下は、「話が通じない、サービス悪い!」で済むことが多いですが、ハード保守のコスト削減は生命に関わる事態になりやすいですね。

海外旅行では、周囲に注意を払いスリや置き引きなどに注意して行動しますが、今後は、「この機械は安全か?」っていう方向で注意を払う必要がある気がしてきますね。

お礼日時:2007/05/06 16:48

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