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いままで法律はかなり独学で勉強してきました。最近法律を勉強していてもつまらないと感じることが多々あります。社会正義を実現したいなどという動機の部分がかけていることも原因かもしれません。
なんか、覚える価値の無いことばかりひたすら覚えていくような印象がかなりありつまらないです。確かに必須知識は難しいこともなくつまらないわけでもないんですが、試験で問われる法律のグレーゾーンは理解するよりひたすら判例見まくって覚えていく感じ味気なくつまらないと思います。
法律勉強している人はみな同様の気持ちで勉強しているんでしょうか。
高校のときは国語が苦手科目で理系で数学が得意でしたがなんの役に立つかわからないと思い、大学では社会に出たら役に立つだろうと思い法律勉強してきました。つまり面白いから法律を学ぶというより必要ぽいから、ほかに特にやりたいことも無いのも手伝い、消去法で法律を選び勉強したというのが本音です。どちらかというと今でも数学や数的処理の問題のほうが自分としては面白く、やりがいがあります。
理数系に戻るかどうか迷ってます。アドバイスお願いします。

A 回答 (5件)

 法律の勉強を「覚えるもの」と考えていることが間違っています。

法律を学ぶことの目的は,法律的なものの考え方を体得することにあります。この「ものの考え方」を修得しないのでは,いくら法律に関する知識があっても,まっとうな法律家(学者であっても,法律実務家であっても)になることはできません。

 現在の司法試験は,法科大学院が原則になりましたが,旧司法試験の時代には,半年くらい集中して勉強するだけで司法試験に合格したという強者が必ずいました。少し前に有名になった,井上薫という(元)裁判官がいましたが,彼は,理系の大学を出て,独学で短期間で司法試験に合格しているはずです。そのようなことができたということは,知識が少なくても,それをフルに活用する能力があれば,司法試験に合格することができるということなのです。

 法律の世界は,社会に生起する様々な事実に,基本的な法律の考え方を応用することを重ねて,紛争の解決を目指します。その思考方法は,文系というよりは,むしろ理系の発想に近いものがあります。考えようによれば,医者の世界の方が,よほど文系的です。

 グレーゾーンを判例で埋めるということですが,判例の勉強をすることも同じことで,裁判所は,また,裁判所にそのような判断をさせた弁護士は,そこに適用された法律を,どのように理解していたか,どう発想したのか,それを学ぶことなのです。

 法科大学院ができた背景に,司法試験予備校に対する嫌悪感があります。以下,聞きかじりの話ですが,司法試験予備校では,いわゆる「論点」といわれるものに,どう答えれば楽か,という発想で,楽に論じることのできる議論を覚えるように指導しました。その結果,「論点」が議論されている背景にある「ものの考え方」の違いに考えが及ばないまま,司法試験に合格する者が増えました。そのため,「論点」は論じられても,「論点」を外れた生の事実を解決する能力が低下したといわれています。

 ここからも分かるように,単純に「覚えること」は,法律の勉強の本質ではないのです。

 上手く説明することができませんが,複雑な生の事実を解きほぐしてゆくと,その紛争を解決するための,核となる事実が見えてきます。その見えてきた事実に,法律をどう適用していくか,法律実務家の世界は,そんなものです。それは,数学の問題解決とかなり似通ったものといえます。

 たしかに,私の経験からしても,法律とはものの考え方の問題なのだ,ということを体で理解するまでには,しんどい思いをしました。しかし,あるとき,何となく分かったな,という感じを抱いたことがあります。

 同じようなことになるかどうかは分かりませんが,ひとつ発想を変えて,覚えるのではなく,考え方を学ぶのだ,という発想で勉強をしてはどうでしょうか。すこし違った世界が見えてくると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。粘ってがんばってみます。今から別のことに挑戦しても年齢的に遅いものがありますし

お礼日時:2007/05/10 21:20

私も法律を勉強してますがそこまで好きではないです。

芸術とか工学やIT関連の方が興味があります。質問者様の気持ちはわかります。ですが、仕事だと思って割り切るのも一つの手ではないでしょうか?
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確かに、読み物としては法律はつまらないと思います。

私が面白いと思えるのは軽犯罪法だけです。(あれは面白いです。六法があると思うんで、読んでみて下さい。)憲法などは条文の数倍は判例があるし、学説が多くある。前文だけで一冊の本が出来る位、多彩な学説・論があります。民法は契約状態の前後で話が変わる、成立要件がこんがらがる。何の面白みもないです。判例などは逆に、そういう解釈するかい?って思う位ですね。後は、どうでも良い事を訴えてるな~って思うこともあります。無名な判例などは。

でも、私から言えば数学と物理などはもっとつまらないです。見ても『あ、そうなんだ』で終わり、そこでストップしてしまいます。私の性格からか、限りなく1に近い答えしか無いモノは嫌うってのがあるからかもしれません。一定の考えや、条規でも、状況に応じて答えが多彩にあった方が面白いと感じてしまうからかもしれません。こればっかりは人の好きずきですから、パンとご飯みたいなものです。絶対、朝はパンって人に、ご飯が良いよって言っても聞き入れられない。これと同じです。

教養程度で学習を止めて、理系に戻られる方が良いのかもしれませんよ。面白くもないモノを無理に勉強したって、苦痛だと思います。
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法律が制定されるには目的があって、国会の審議・議決を経て


施行されます。
法自体は面白いものではないと思います。
その法を現実の社会にどう活用するか、これは興味深い問題だと
思います。

例えば飲酒運転に対する規制が強化されました。
その適用により飲酒運転撲滅キャンペーンが行われ、
飲酒運転をした公務員が懲戒処分を受けることになりました。
黙認したバス会社が国土交通省から処分を受けました。

こうした実態面をみないで、改正条文をだけを覚えよう、理解し
ようとすると、条文には「突っ込みもボケもない」ので面白くなく
眠くなるということではないでしょうか。
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消去法で選んだ選択肢が楽しくないのは、別におかしいことではないかと思いますが…。



数学が何の役に立つか分からない、と言いますが数学が役に立たない事は全くありません。逆に、極めなければ役に立たないのは数学に限った話ではありません。
数学は全ての科学技術の基礎です。物理学然り、航空力学然り、電子工学然り。数学の進歩が無ければその他の科学の進歩も無いのです。

>試験で問われる法律のグレーゾーンは理解するよりひたすら判例見まくって覚えていく感じ味気なくつまらないと思います。

それはあなたが、試験の問題を解くために法律を勉強しているからです。
六法全書を丸暗記しさえすればパーフェクトな法律家だ、と言ってる人が居たら「何を馬鹿な事を」と思うと思いますが、それと同じです。
試験の問題を解くためではなく、「この法律は何故存在しているのか、何のために存在しているのか」を理解するために判例を見てください。
試験の問題を解くのはその後です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/09 18:20

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