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The job of fixing the roof. --(1)
The job fixing the roof. --(2)

上記2文はどちらが正しいかと言うと,訳すると

(1) --> 屋根を直すことの仕事
(2) --> 屋根を直している仕事

で明らかに,(1)の文章かしか成立しないと思います。

では,もし:
A note of saying that … -- (3)
A note saying that … --(4)

上記の2文なら;

(3) --> That以下を言う注記
(4) --> That以下を言う注記

(3)と(4)の場合(1)と(2)の場合ほど明確な意味の差が出てきません。 ホームページの検索を行うと(4)の方が多いです。 (1)と(2)の意味的判断及び(2)と(4)はそれぞれjob,noteを修飾する現在分詞の用法と言うことより,(3)と(4)ならば(3)の使い方が正しいと思うのですが実際のところよく分かりません。

どちらの表現の仕方が正しいのか宜しくご教示お願いいたします。





 

A 回答 (3件)

正しいというより意味論でしょうね。


The job of fixing the roof. --(1)
The job fixing the roof. --(2)
では、(1)では、屋根を修理することに関する仕事、(2)は、屋根を
修理する仕事、の意味です。

A note of saying that … -- (3)
A note saying that … --(4)
では、通常は検索の結果にもあるようですが、(4)のほうが素直です。
というのは、that以下を直接説明する註記だからです。
(3)の方は、あえて訳せば、that以下に関して言及している註記という意味にとれます。
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この回答へのお礼

回答のご投稿ありがとうござました。 参考にさせて頂きます。 ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/01 09:30

こんにちは。

5/17のご質問では、ご出張でご多忙の中、ご丁寧なお返事をいただき有難うございました。

1.The job of fixing the roof.:

このofは同格のofでここでは「屋根を直すという仕事」ということになり、The job=fixing the roofという関係が成り立ちます。ここではfixingは動名詞で、名詞と名詞をつなぐ働きをしているのが、この同格のofとなります。

2.The job fixing the roof.:

この文は文法的に間違いです。理由は以下の通りです。

このfixingは一瞬、jobという名詞にかかる、限定用法の現在分詞のように見えますが、これは現在分詞ではありません。現在分詞であれば、名詞と現在分詞の関係が主語と補語の関係になければなりません。この文を主・述の関係文にしてみると

The job fixes the roof. 「仕事は、屋根を直す」
ここでのfixは目的語を取る他動詞で、人が主語でなければ屋根をfixすることはできません。Jobという「ことがら」を主語にはとれないのです。

この文を主述の関係を正しい文にすると
The job is fixing the roof. 「仕事は、屋根を直すことである」
となり、fixingは動名詞(=to fix)としてSVCの文になるわけです。

従って、job(名詞)+fixing(動名詞)という、2つの名詞は前置詞なしには並列できないのです。これが、文法的に間違っている理由になります。

3.A note of saying that.:

この文は不自然です。文法的に正しいとも間違っているとも言える文章です。その理由は以下のように説明できます。

1)文法的に正しい根拠:

このofは同格のofで、sayingは「~と言っていること」という動名詞になります。名詞+同格のof+動名詞の並びになり、文法的に正しい用法となります。ただ直訳すると「~と言っていること、という、注記」という意味になり、こじつけ的で複雑な訳が根底にあります。

2)文法的に間違っている根拠:

sayingを限定用法の現在分詞「~という(注記)」とみる場合です。この場合、A noteとsayingは主語+述語の関係となり、A note saysと文は成立し、sayingは形容詞的な現在分詞として名詞を修飾していると考えられます。その場合、ofという前置詞は不要となるわけです。不要なofがあるので間違いとなるわけです。

4.A note saying that:

これは最も一般的な表現です。このsayingはA noteを修飾する限定用法の現在分詞として、形容詞的に名詞を修飾しています。3でご説明した通り、A note saysという文が成り立ち、A noteが主語S、sayingが動詞Vという関係が成り立ち、文法的に正しい文章です。

ちなみに、sayingがなくてもA note that「~という注記」とすることができます。この場合のthatは同格の接続詞となりA note=thatという関係が成り立ちます。

以上ご参考になれば。
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この回答へのお礼

いつも回答のご投稿ありがとうございます。 お礼を申し上げます。

完璧な解釈を頂きました。 今まで,もやもやしていたことがスッキリしました。 教えて頂くと「なぁん~だ」と言うことで,手品の種明かしを見るようです。

でも,その種明かしが独学となると難しいのですね。 次回も宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/06/01 09:33

>で明らかに,(1)の文章かしか成立しないと思います。



そのとおりですね。(1)しか成立しません。

>どちらの表現の仕方が正しいのか宜しくご教示お願いいたします。

(4)は、sayの主語はa noteであることを示しています。つまり、(4)はthe baby sleeping on the bed(ベッドで寝ている赤ちゃん)などと同じです。(4)は、文字どおりには、「...と言っている注釈」です。

したがって、(3)はofが余分なので、正しくありません。

もしかしたら、(1)が正しいのだから、それと同じ形をした(3)も正しいはずだとお考えかもしれませんが、その考え方は正しくありません。正しくない理由は、(1)のofは「同格」を表すofであり、(1)は文字どおりには「屋根を直すという仕事」という意味なので、これを(3)に当てはめると(3)は「~と言っているという注釈」となりますが、これは意味にならないからです。「という」が余分だからです。
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この回答へのお礼

簡潔なご説明ありがとうござました。

明瞭に理解することが出来ました。 またのチャンスがありましたら,よろしくお願いします。

お礼日時:2007/06/01 09:34

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