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地球の歴史を一年間として換算すると、人類が出現した時間は12月31日の夜?時~というような話を聞いたことがあります。
実際のところ、どうなのでしょうか?

同じように、地球の歴史を一年にたとえて、どなたか教えていただけないでしょうか?人類出現に加えて、昆虫(節足動物)、植物(藻類なども含め)、できれば詳細に教えてください。

A 回答 (4件)

 


「人類」とは何かによって、答えが違ってきます。一番普通には、「種としての人類」を考えるのが自然ですから、ホモ・サピエンス homo sapiens ということになります。

ホモ・サピエンスは、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスと、ホモ・サピエンス・サピエンスの二つの代表的亜種があります。ホモ・サピエンス・サピエンスは、旧型と新型がありますが、古い方は、20万年ほど前まで遡ります。

新しい型のホモ・サピエンス・サピエンスも結構古いのです。ネアンデルタール人も、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスといっているように、「人類」のなかの亜種です。

ネアデルタール人の方が古いように思えますが、実際は、旧型のホモ・サピエンス・サピエンスの20万年前と同じぐらいです。

200万年前というと、ホモ・ハビリスか、アウストラロピテクスです。ホモ・エレクトゥスは、もう少し新しいようです(参考URLを参照)。

「種としての人類」は、ホモ・サピエンスであって、それはネアンデルタール型とサピエンス型が大きく存在し、前者は、滅亡したか、後者と混血で合流したと考えられます。いずれにしても、人類は、20万前までです。

それ以前のホモ・エレクトゥスやホモ・ハビリスなどは、「人類の祖先生物」で、種としての人類ではありません。ホモ・エレクトクスは、「原人」と言いますが、原人は人類ではないのです。「属」は同じホモ属ですが、種が違っています。

地球の歴史を46億年とすると、一日は、大体1260万年です。一時間は、大体、52.5万年です。一分は、8752年ぐらいです。

20万÷8752=22.852   この程度です。

60-22.85=37.15分=37分9秒

従って、うるう年でなければ、12月31日23時37分頃に、最初の人類(ホモ・サピエンス)が出現したことになります。

(「猿人-原人-旧人-新人」というのは、個々の霊長生物の違いや近似性を無視した、かなり乱暴な分け方です。

ネアンデルタール人が旧人だというなら、新人のはずの旧型サピエンスは、ネアンデルタール人と同じ時代に出現しており、ネアンデルタール人は、3万年か2万年前まで存在していましたから、新型のサピエンスともいっしょに生きて生きていたことになります。

ネアンデルタール人は、人類(ホモ・サピエンス)であって、より猿に近いとか、そんなことは言えないのです。

そして、ホモ・エレクトゥスやホモ・ハビリスは、人類の祖先生物か、祖先生物の系列生物であって、「人類ではない」のです)。

ラン藻類や単細胞、単純な構造の生物は、約30億年前ですし、節足動物は、カンブリア紀の始まる前6億年ぐらいにすでにいたでしょう。

46億年を大まかに12で割ると、約3.8億年になります。30÷3.8=7.9で、12から引くと、4.1です。つまり、4月のはじめ頃に、ラン藻類などは出現したということです。

色々な生物は、カンブリア紀に大躍進するので、カンブリア紀の5.9億年前を、計算すると、5.9÷0.126=46.8 つまり、11月半ばが、カンブリア紀の始まりです。大体、生物のヴァリエーションは、この頃以降になります。

とまれ、地球が誕生してから、早くも2,3ヶ月で生命が出現し、4月の春には、植物よりも原始的なラン藻類が生まれ、それから長い長い時間をかけて、生命は地球の環境を変えて行くのです。

地球の自転周期も、最初は一年400日を越えていたのが、段段遅くなってきて、現在の365日に近づきます。光合成を行う生物が出現し8月末頃、夏の終わり近くになって、ようやく地球に酸素を含む大気ができてきます。

9月10月と、秋は、単純な生物や、くらげのような生物が水に住んで、陸地は不毛な状態でした。まさに冬になり始めの11月半ばに、生物の種類や数が爆発的に増え、これが古生代カンブリア紀です。

11月の終わり頃には、脊椎動物が出現し、12月にかけて、魚類の全盛時代になります。魚類から両生類、爬虫類が分化し、陸地へと生物は向かいます。12月10日頃には、地球上は大森林に覆われ、石炭紀の森のなかで、多数の昆虫や、両生類や爬虫類などが生きています。

また海のなかでは、アンモナイトが大繁栄します。12月20日頃には、恐竜が全盛になり、始祖鳥や、哺乳類の祖先なども生まれていました。12月26日頃、クリスマスを祝って、その翌日の夜頃に、地球は小惑星天体と衝突し、生物の半数以上が滅亡し、恐竜も消えてしまうのです。

12月27日28日には、古い型の哺乳類が全盛になり、しかしそれも、新しい種類と交代して行き、やがて、30日頃には、馬や象がそれらしい姿を取って来ます。31日には、それまでねずみのような感じだった「猿」が、いかにも猿らしい姿になります。

猿が猿らしくなった頃、31日の朝ぐらいにか、人類の祖先生物と猿の祖先生物は分化します。午後には、最初の猿人などが現れ、夜の8時頃に、アウストラロピテクスだとかホモ・ハビリスが現れるのです。

紅白歌合戦を見ていると(昔の話ですが)、舞台にホモ・エレクトゥスなどが出現し、寒いと思っていると、氷河期になっているのです。一年もあと20分ほどという頃になって、ネアンデルタール人やサピエンス人が現れ、石器を作ったりしているのです。

一年もあと3分という頃、何か変だと思っていると、氷河が溶け出し、アメリカ大陸は大洪水になり、そこを、2分前、アジアからの移住民がわたって行くのです。あと30秒で一年は終わりという頃に、エジプトに最初のピラミッドができます。

終わりの14秒ほど前に、カエサルがルビコン川を渡り、1秒半前ぐらいに、フランス革命が起こり、アメリカが独立するのです。

約0.3秒前に、広島に原爆が落とされ、そして60分の1秒ほど前に、21世紀になったのです。もっとも、長寿の人でも、地球の時間で、0.8秒しか生きていないのです。

>人類の誕生
http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-1/se …
 

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-1/se …
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この回答へのお礼

詳細な解説ありがとうございました。
とくに人間の一生が0.8秒だなんて。地球から比べるとホントにちっぽけなものなのですね。

お礼日時:2002/07/06 13:32

これはどうですか?



参考URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/earthcalender.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2002/07/03 19:20

地球の歴史が46億年、人類の出現が200万年前ですから、12月31日23時57分くらいに相当します。



節足動物は11月中旬(古生代前期)、藻類(ラン藻)は6月中旬(先カンブリア紀)、恐竜は12月中旬~下旬(白亜紀、ジュラ紀)くらいでしょうね。
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この回答へのお礼

人類出現が思っていたよりも遅くてびっくりしました。
ありがとうございます。

お礼日時:2002/07/03 19:21

これでいかがでしょう?



参考URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/earthcalender.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。早速みてみますね。

お礼日時:2002/07/03 19:18

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